dragonのアニメ語り(仮)

新作アニメを大体全部見ている人の振り返りブログです

プリキュアもライブも初心者な自分が「全プリキュア20Th Anniversary LIVE!」に行った話

9月某日

大学時代のサークルの先輩からこんなLINEが届く。

自分をライブに誘ってくれるだなんて!素晴らしい先輩!とても嬉しい!
しかし「それ、本当に自分で合ってますか…?プリキュア初心者ですけど大丈夫ですか…?」と内心不安でもあった。

しかし、せっかく誘ってくれたのだから、自分も全力で楽しまねば!という気持ちでライブに臨んだ。

 

基本スペック

そもそも「ライブ」なるものに行ったことがない。
経験としてはオーケストラやピアノの「コンサート」くらいなもので、声を出すとかは初体験になるだろうなと。
ペンライトとか振るのかな、プリキュアライブにもコールとかあるのかな、音量大丈夫かな、耳痛くならないかなとか、そんな感じ。

そして「プリキュア」。本当のビギナー。20年のうち、2+α年しか見ていない。
『デリシャスパーティー』から見始めて『ひろがるスカイ』を視聴中。
遡れば幼い記憶に『初代』『スプラッシュスター』『5』『5GoGo』がうっすらあるくらい。音楽とビジュアルは分かるくらい。

逆に言えばそれ以外のシリーズは分からない…
なんとなくタイトルは聞いたことあるとか、見たことあるような…?ネットで話題になったキャラくらいは分かるかな。そんなところ。

とりあえずOPを一巡聞いてみると、半分くらいは聞いたことがあった。なぜだ…?
プリキュアの名前は全く分からんが、音楽が分かるなら意外といけるかも…?

他の要素としては、声優さんは分かるので、そこは楽しめそうだなとは思っていた。

そんなスペック。

 

事前準備

・楽曲
先輩から、OP・EDがまとまった動画、出演声優&キャラ名まとめ、DAY1出演歌手声優から想定されるセットリストの対策問題集が送られてきた。

とりあえずタイトルとOPとEDが分からなければ話にならないということで、テレビサイズで周回数を上げるという作戦を立て、優先して聞き続けた。
(ライブ公式HPに20年分の主題歌をおとどけ!と書いてあったので、目標をここに定めたが、後から振り返ってもかなり正しい作戦だった。)

仕事の休憩時間1時間を「プリキュア楽曲聞きまくり時間」に設定し、散歩しながらOPとEDを聞いていた。23年12月の1か月間でも思っていたよりメロディと合いの手が分かるようになった。
合いの手をボソボソ入れながら散歩する不審者になっていた。

仕事に戻ってからも脳内ではプリキュア楽曲が流れ続けてダメだった。
特に『まほプリ』『プリアラ』の曲が頭から離れなかった。頭の中がキュアップ・ラパパでまぜまぜな感じになってた。

というわけでOPは完成度9割、EDは完成度7割くらいで臨んだ。

映画の楽曲、キャラソンはそこまで手が回らなかったが、最近の映画の楽曲だけは厚めに聞いた。完成度としては聞いたことがある程度。

 

・ダンス

LINEのやり取りの中で
「ガンバランスdeダンス」って踊れるようになった方が良いのかな?という話があがった。
「そこまでできる奴、そうそうおらん」とプリキュア有識者より。
まあそうだよなと。他のEDも含めたらきりがないし、そも踊れる広さか分からないし。

と思っていたら、ライブ1週間前、公式YouTubeから2本のダンス動画が投下される。

2024年1月20日(土)、21日(日)開催!「全プリキュア 20th Anniversary LIVE!」振り付けレクチャー動画第1弾「DANZEN!ふたりはプリキュア」 - YouTube

2024年1月20日(土)、21日(日)開催!「全プリキュア 20th Anniversary LIVE!」振り付けレクチャー動画第2弾「シェアして!プリキュア」 - YouTube

えぇ……マジで踊るんだ……
「DANZEN!ふたりはプリキュア」の方はまだわかる。振りも簡単だし。
しかし「シェアして!プリキュア」、こっちはヤバかった。なんかテンポが速くて難しい。これ1週間で習得するってこと…?

直前になんとなく詰め込んで対策終わり。ついでに「ガンバランスdeダンス」も一応なんとなく詰め込んだ。

 

・アニメ

アニメ好きの端くれとして、ここは押さえておかなければならぬ。
『オトナプリキュア』を見るために『5』と『5GoGo』を見て…
できれば続編の決まっている『まほプリ』と、DAY1キャストに入っている『トロプリ』にも目を通せるか…?

とかいうことを夢想していた。普通に無理だった。忙しかった。

というわけでアニメの追加履修はゼロ。ちょっと後悔している。

 

・その他座学

そもそもプリキュアの全体像を把握できていない。20年の歴史が重すぎる。
特に、『5GoGo』より後、小学校中学年~高校の時期のプリキュアがすっぽり抜けている。タイトルすら初見のものもいくつかあった。

というわけで見たのがこちら → FUJIWARA超合キーン - YouTube
FUJIWARA原西さんのプリキュア動画である。解説動画とクイズ動画を見て、なるほどこういうプリキュアがいるのかと知るところから始めた。

出演歌手、声優については直前にこんな感じ↓の表を作って対策。
どのシリーズの声優さんが出演するのか、歌手的にどの曲が歌われそうなのか、なんとなく考えていた。

・持ち物

ライブの持ち物ってなんだ…?
動きやすい服装、水分、タオルとかかけて場合によっては振り回したりアピールしたりすることもあるか。コンサートの経験からオペラグラスもあるとよさそう。

しかし何はともあれペンライト。持ってない!
公式グッズのハート形のペンライトを買う勇気はなかったので、普通に電気屋さんでスタンダードな奴を買った。

 

当日

あれだけ服装やライブそのものへの参加を不安視していたにも関わらず、
当日は休日出勤終わりで直接会場へ向かうことになり、ジャケットを羽織るという舐めた格好で参戦することに。
リュックにはPCが入っており何とも取り回しの悪い状態に…。重いし。

さらに、昼ごはんを食べそびれてはらペコっていたため、会場近くのコンビニで軽食を調達して食べた。
もそもそとパンを食みながら「お疲れ様ですー」と言って先輩と合流する羽目になった。すみませんでした。
しかしこれが好判断。ライブ最後まで走りぬくために必要な食事であった。

当日はあいにくの雨模様であった。入場時は雨が降っていなかったため、傘は持参せず。帰りの雨については諦めることにした。

席は2人×2か所に分かれることとなった。
どちらもアリーナ席(2階)のキャストが通る道の目の前!になった。スーパーラッキーである。実は当日オペラグラスを忘れたのだが、全く必要なかった。

『ひろがるスカイ』のキャラによる注意事項アナウンスが始まりドキドキ…
そして歴代プリキュアのタイトルでカウントダウンがスタート。粋なことするじゃん。(順番なんとなくしか分からんけど…)画面に映し出されるので安心してカウントダウンに参加できた。

そしていよいよ始まる…!

 

↓(※以下ライブのネタバレを含みます)

(※微妙に流れとか違ったらすみません。勢いで書いてます)

 

セットリスト【夜公演】Premium Night DAY1

01.ひろがるスカイ!プリキュア 〜Hero Girls~

本名陽子さん、ゆかなさん、関根明良さん、加隈亜衣さんが登場し口上を披露。
「闇の力の僕たちよ!「とっととおウチにかえりなさい!」 で聞いたことあるな―懐かしいなーといきなり感動。
というところで一発目はひろがるスカイで爽やかにスタート。最初からテンションマックス。

02.Cheers!デリシャスパーティ♡プリキュア

続いてデリシャスパーティーMachicoさん流石っす。
この流れで今日声優さんが出演する分のプリキュアのOPは全部回収するのかなと思うなど。

03.Viva! Spark!トロピカル〜ジュ!プリキュア

ご陽気に3曲目。元気が出てとても良い。
ここから全部未視聴作品だが、予習状況的に行けそうと実感。(歌詞も合いの手も全部スクリーンに映るので全く不安を感じなかった。これはいける!)

OPゾーンでは数曲ごとに小休止が入った。コーレスとかやるやつ。
確か序盤にデパプリとトロプリ声優さんだったような。流石に豪華な声優陣。盛り上げも完璧だった。

04.ヒーリングっど♥プリキュア Touch!!

05キラリ☆彡スター☆トゥインクルプリキュア

06.We can!!HUGっと!プリキュア
この辺りでキャストのいないシリーズのOPもしっかりやるんだと気づく。これは20年分楽しめそうだぞと。

07.SHINE!! キラキラ☆プリキュアアラモード

そして個人的お気に入りゾーンその1。頭から離れないOPことプリアラ

08.Dokkin♢魔法つかいプリキュア!Part2

そしてまほプリ。高橋李依さん登場。
声優さんが一緒に歌ってくれるのはやっぱり良いね。ここから怒涛のDAY1
キャスト登場ゾーン。

09.Miracle Go!プリンセスプリキュア

合いの手楽しい曲。「プリンセス!」の一体感が良かった。

10.ハピネスチャージプリキュア!WOW!

合いの手楽しい曲。「ハピネスチャージプリキュア!」からの前奏からの全力で「チャージ!」

11.Happy Go Lucky! ドキドキ!プリキュア

合いの手楽しい曲。ど頭から「Happy Go! Lucky Girls! プリキュア!」

12.Let's go! スマイルプリキュア!

合いの手個人的に一番好きな曲。サビ前の盛り上がりがとても好き。

この辺り予習の甲斐あってものすごく楽しんだ。そして体力が持つのか不安になってきた。

13.ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪〜∞UNLIMITED∞ ver.〜

14.Alright! ハートキャッチプリキュア!

合いの手一番多くて楽しい曲。

15.Let's!フレッシュプリキュア! 〜Hybrid ver.〜

この辺でOPゾーン最後の小休止があった気がする。
ひろプリ声優さんたちのコーレスだったような…?

村瀬歩さん、古賀葵さんはオタクの扱い方をよくわかっている。流石。
村瀬さん「やれんのかおまえらー」観客「うぉー!!!」みたいな。
古賀さん「エルー↑↑↑」観客「エルー↑↑↑」みたいな。ことをひとしきり。

次はプリキュア5!この辺りになると昔聞いていたゾーンになるので個人的にさらに盛り上がる。

16.プリキュア5、フル・スロットル GO GO!

17.プリキュア5、スマイル go go!

プリキュア5の曲はどちらもアツくてライブ向き。これのために来ていると言っても過言ではない。個人的序盤最注目ポイント。

この辺りで今更気付く。序盤にOPを消化しきってこの先大丈夫だろうか…?

18.まかせて★スプラッシュ☆スター★

「プリッキュア!」コールで盛り上がる。

ここでこれまでOPが披露されたシリーズを振り返る映像が挟まる。
初代への振りを溜めて溜めて…

19.DANZEN! ふたりはプリキュア

一緒に踊ろう!というアナウンスから初代OP。
(踊ってる人は少なかったが…)サビで腕を振るのは結構みんなやってた。

全員遍くわかる曲ということで合いの手も一番盛り上がるし、しっかりフルサイズだったので大満足。

20.シェアして!プリキュア

続けてダンス曲!(これも踊っている人は少なかったが…)
結局そんなに踊れなかったが、サビ冒頭だけなんとなくダンスしただけでも楽しかった。
それよりなにより、曲に聞き馴染んでおいたことの価値が高かった。

ここでいったん一休み。声優さんたちの朗読パート。
当然言及される「オトナプリキュア」と「まほプリ」2期。
「感謝祭って毎年あるんだよね!?」に対して「いや…やってないよ…」となる先輩プリキュアたち。
「1万と78人のプリキュア!」に対して「あと2週間くらいでまた2人プリキュア増えるらしいよ」に笑う会場。
メタいネタを挟んできて大変楽しかった。

21.キズナスペシャリテ

22.シャンティア~しあわせのくに~

23.FLY TOGETHER!!!!!

しばらく休憩できるなと思っていたら朗読の合間にここ3年のシリーズからしっかりキャラソンを挟んできた。
ここも先輩の対策問題集が完璧だった&知ってるシリーズだったため大変楽しめた。

最後には声優さんが全員集合しメッセージ的な。全員が並ぶと壮観。
それぞれのシリーズっぽい台詞なんだろうなーとちょい感動。

画面には「Fin」の文字が。ん?終わらないとは思うんだけど…どういう構成…?
なお、ここが最後の休憩タイミングになろうとはこの時の自分は全く思っていない。

24.All for one Forever
「F」の文字が画面に残り、「All for one Forever」の投影とともにぶちあがる会場。
「オールスターズF」のラストバトルの映像が流れながらの曲に感動した。

25.For "F"

そして流れでこの曲。
これもしっかり聞いておいて良かった。映画見に行って良かった。だいぶ回収できたかなーMachicoさんずっとすごいなーと思っていたら会場が暗転。

そして、光が戻ると会場にプリキュア全員登場。ただただすごいと思った。

26.ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!

プリキュア全員登場したところでEDゾーン突入!
プリキュア声優歌手全員登場でつながって歩いてて可愛かった。

観客側の盛り上がりも一瞬で最高潮で、合いの手にも力が入る。

27.ムリムリ?! ありあり!! INじゃぁな〜い?!

立て続けにMax Heart。これも大変盛り上がった。

28.ワンダー☆ウィンター☆ヤッター!!」

ゆかなさんの「ありがとう&愛してる」のコール&レスポンスの後は当然この曲。
傘を持ったプリキュアが登場して見栄えがした。

バックダンサーのプリキュアは曲ごと入れ替わるのだが、ここまで4曲ブラックとホワイトとシャイニールミナスだけは出ずっぱりだったためすごいと思った。
一番踊りにキレがあるブラック。やっぱ初代はフィジカルなのか(適当)。

29.CURE UP↑RA♡PAPA!〜ほほえみになる魔法〜

そして次は何とまほプリ!順番シャッフルしてくるのかい!すごい!
高橋李依さんが出てきて歌ってくれるのはやはりうれしい!

そして…ということは…来るぞ…という雰囲気の中…

30.魔法アラ・ドーモ!

「M.A.H.O MAHO GIRLS!」
DAY1に来る一番の意味。ヒャダインありがとう。これだけでDAY1の元が取れた気分。

31.トロピカ I・N・G

32.あこがれ Go My Way!!

出し切ったなと思ったら立て続けにトロプリ。盛り上げ方を分かってらっしゃる。

隣の席の先輩が「まほプリ」「トロプリ」好きなためめちゃ喜んでいた。
自分も便乗して盛り上がる。超楽しい。

33.この空の向こう

34.ラブリンク

続いてドキプリ。「L・O・V・E」の一体感が良かった。
この辺り予習不安視していたが全然いけた。

35.ドリーミング☆プリンセスプリキュア

36.夢は未来への道

そしてGoプリ。
北川理恵さんの歌唱力にため息が出た。「すげぇ」って周りからも聞こえてきた。
声の伸びと声量が圧倒的。聞いていてすごく気持ちが良かった。

37.キラキラしちゃってMy True Love!

38.手と手つないでハートもリンク!!

プリキュア5&5GoGo!から2曲。
手と手つないでハートもリンク!!は合いの手も良い。やっぱり5は微妙に世代なんだな。

次はハピネスチャージだそうで。「ガンバランスdeダンス」はMax Heartの守備範囲なのね。なるほどOK。

39.プリキュア・メモリ

40.パーティ ハズカム

ハピネスチャージは合いの手楽しくて良いね。
この辺りまでで相当使い切っているのだが…

41.DELICIOUS HAPPY DAYS

キター!待ってた。
踊りもなんとなくわかるしとても楽しんだ。「Woo↑↑↑」ってのがいいよね。

42.ココロデリシャス

そして歌メイン曲。聞き馴染みがある曲ってこんなにうれしいものなんだな。

43.「笑うが勝ち!」でGO!

いったん落ち着いてからMax Heart突入。
冒頭の歌詞から一瞬で盛り上がり!

44.ガンバランスdeダンス

会場が再び盛り上がったところで、みんなも一緒に踊ってねー!からついに来た!
踊りを直前に詰め込んでおいて良かった。超楽しい。

声も一番出したし会場全体で楽しんでいる感が本当に良かった。
いやーやり切った。楽しかったー。と思ったら…

45.ガンバランスdeダンス〜夢見る奇跡たち〜

会場のどよめきから、こっちもやるのかい!というわけで2周目。
「1・2・3・4・5!」から合いの手が倍増するのでさっきよりも盛り上がる!

今度こそやり切った!けどパターン違いもしっかりやるってことなら…

46.ガンバランスdeダンス〜希望のリレー〜

魂の3連投。会場の盛り上がりは最高潮。
このセトリ作った人天才だよ…

踊っているプリキュアたちがちゃんとパターンの微妙な違いに対応していてすごいと思った。

47.Dear Shine Sky

EDゾーン最後はこの曲。

48.わんだふるぷりきゅあ!evolution!!

49.FUN☆FUN☆わんだふるDAYS!

いったん落ち着いたなと言うところでサプライズ的にわんだふるからキュアワンダフルとキュアフレンディが登場。

歌手的にあり得るかなとは思っていたが、出てきてうれしかった。
曲の一部がYouTubeにあがっていたが、一通り聞くのは初。

「FUN☆FUN☆わんだふるDAYS!」の方は可愛くポップに楽しい良曲だった。これは好きになると思う。

50.雫のプリキュア

オトナプリキュアも当然回収。
予習の時から思っていたが歌詞が刺さること…感動モードに。

51.プリキュアモードに SWITCH ON!

歌手が全員登場でフィナーレに向かう。
予習範囲外…だったが00年代プリキュアのタイトルが挟まっていてかっこ良かった。

52.キラキラkawaiiプリキュア大集合♪

これは聞いたことあるやつ!
これもタイトルが挟まっている。最後は合唱っぽくなって大団円!

53.ヒロガリズム

今度は声優さんたちが全員出てきて歌唱。
ひろがるスカイで始まりひろがるスカイで終わる。素晴らしいまとまりだった。

出し切ったな…久しぶりに座った…
会場から「プリキュア」コール。アンコールはそういうシステムなのね。

アンコール

54.Come on!プリキュアオールスターズ

(これも予習範囲外だった…)空からハートが降ってくる演出で感動的に。

そしてプリキュア全員集合で輪になってのご挨拶。

盛り上がったとはいえ最後に知らない曲いくつか来ちゃったな…という後悔もありつつ、まあよかったかなと振りかえる。
「永遠のともだち」が来るのかと思ってたなー(それしか知らないだけ)。この後それやって終わりかなー。などと考えていると

「最後はこの曲!」

55.DANZEN! ふたりはプリキュア (Ver.Max Heart)

Max Heart!」
やってなかったねぇ!こういうことね!

全力で踊って全力で叫んで最後に最高の盛り上がり。なんか救われた感じ。

 

最後には出演者の皆さんのご挨拶&写真撮影タイム!
写真撮影タイムのBGMが「永遠のともだち」で聞きたい曲はすべて聞けた!

 

感想

思ったよりもはしゃいでしまった。ものすごく楽しかった!

全体的に初心者に優しい作りになっていた。曲目もOP、EDがメインでメジャーなものばかりだったし、歌詞が常に画面に出ていたり、安心要素が多かった。
客層的にも同年代の人が多い&男女比半々くらい&子連れもいるため優しい世界が広がっていたと思う。

 

帰り際に「次の似たようなのは25thだけど来れるか分からんな」という会話になった。

確かに。仕事もプライベートも今よりもっと忙しくなるかもしれない。
パートナーや、なんなら子供と一緒に来るみたいなことすらあり得る。5年という歳月は十分すぎるほど長い。

だからこそ今回この20thという唯一のタイミングで、プリキュア初心者の自分を誘って一緒に行ってくれた皆さんに感謝してもしきれない。

ちょっと好きだったプリキュアがすごく好きになった、そんな1日だった。

 

 

 

 

そして…

お土産にもらった入浴剤を使って体をよく休め、1/20(土)はぐっすり。
そして1/21(日)はゆっくり過ごすのだーと、昼頃起きて連絡をチェックすると…

DAY1にご一緒した方々とは別の友人からこんな連絡が…

 

 

………………!?

 

 

 

▷TO BE CONTINUED

2023夏アニメ振り返り

【本記事は、2023夏アニメをたくさん見ている人が、夏アニメを振り返る記事です】

皆さんこんにちは。dragonです。

今更な振り返りですが、やっていくぞ!
まだ夏アニメが終わっておらず夏にとらわれている今日この頃。1か月遅れなのでサクッと振り返ります。

 

今期の振り返り

11/18 シュガーアップル・フェアリーテイルについて追記しました!

NieR:Automata Ver1.1a

今期作画No.1!
途中放送休止もあったので今期かは怪しいが、一応今期がメインだったということで。
何より最後まで放送しきってよかった。

原作を知らないまま見たが、映像美にただただ圧倒された。
機械の無慈悲さと無感情さ、そして圧倒的な物量に対して、2Bと9Sが暴れまわる爽快感が良かった。

何より太刀がかっこいい。男の子はみんな好きだと思う。

ストーリーはと言うと、機械生命体がはびこる終末世界で奮闘する人間のレジスタンスと、ヨルハ部隊が戦う話。「孤軍奮闘」という表現がピッタリであろう。

最初は単に機械っぽい敵が多いが、意志や感情(と言うべきようなもの)を持った特殊個体たちが表れ、戦いは新たなステージへ。
単に人間の台詞やシチュエーションをなぞるだけの全く人間らしくない機械に紛れて、人間らしさを獲得した特殊個体の異質さが際立っていた。

一応一段落したが、世界観はまだまだこれから。これも見進めればわかるのだろうか。
ゲームとの位置づけがどうなっているのかも少し気になる。
第2クール制作決定!ということで続きに期待したい。

 

青のオーケストラ

前期からの続き。NHKのオーケストラアニメ。

今期は定期演奏会に向けての展開がメイン。
そして青野と佐伯の関係がしっかりと語られる。これはかなり重い話だったが、青春劇に落とし込んでいてよくやり切ったなと思った。

途中先輩たちの爽やかな話もはさみながら、青野の「ユーモレスク」での覚醒、定演での「新世界より」の流れが素晴らしかった。

題材がドヴォルザークだったのが個人的にはぶっ刺さり。新世界より」は好きだっただけにとても嬉しいチョイスだった。

そして最終2話。これはアニメ史に残ると言ってもいいのではないだろうか。
オーケストラの演奏に、ナレーションがのっているだけ。この構成でやろうという覚悟がすごい。
これまでの22話を振り返りつつ、各々が定期演奏会に向ける思いが乗っかる構成になっていた。素直に感動した。

 

もののがたり 第二章

2期もなかなか面白かった。ぼたんに話の方向が向いてきて、やっと兵馬との掘り下げのバランスが取れてきた。

京都の付喪神と塞眼の戦闘がバリエーション豊かで楽しかった。門守代表とか本気出すと強いキャラが活躍しててよい。

やっと最終目的たる唐笠と、ぼたんにまつわる話が提示された。
なんとなく何に向かっているか分からなかった前期とは違って、今期以降はもっと面白くなるのでは、とひそかに期待している。

感動的になりそうな話だし、続きがあるなら見たい。

推しは鏡。一番女の子らしいキャラ。硯も好き。どちらもちゃんとしてるって感じ。
婚礼調度は戦い方が面白いのも高評価。

 

トニカクカワイイ 女子高編

短編だったが満足度高い。順当な続き。

女子高編ということで、星空君が学校の先生になる話。なかなか唐突だが、この急展開感が何ともトニカワらしい。

女子高メインで話が展開するかと思いきや、いつもの司ちゃんとの日常と女子高とで半々くらい。司の星空への嫉妬が垣間見えて、日常の中でも新しい扉が開かれたシリーズだった。

有栖川姉妹の狂った様子は相変わらずで、またいつものやるんだ、という安心感もあった。

女子高生たちもいいキャラが揃っていたと思うので、もっと掘り下げが見たかった気もする。
中でも白金と蛍が好きだった。白金は話の本線に絡んでくるし、嬉しかった。
司と星空以外の恋路も描いていて偉い。学生絡みの話にするならそこは外せないところである。
星空君も18歳で似たような年齢ではあるのだが、結婚生活を営んでいる一人前の大人という印象が強すぎる。フレッシュな女子高生が出てくるとそのあたりアクセントになってとても良い。

続きは緩く希望。

 

EDENS ZERO 第2期

葵大戦を前に一段落!話が着々と進んでいる印象。

第2期全クールはドラッケンとの戦いだったが、今クールはジギーの暴走から葵宇宙編に突入。
途中小話もはさみつつ、冒険して仲間を増やしていくという王道展開。こういう王道も最近は少ないので、こういうのを着実にやってくれるのは高評価。

1つの惑星の滞在時間が短いからサクサク進んでいる印象を受ける。

推しはハーミット。関連の深堀もありつつ、トラウマを克服して強いハーミットちゃんになったのが良かった。また一段覚悟が決まった感じ。
クリーネも救われてよかった。狙っている可愛さ。しかし刺さる。
あとモスコが癖になってきた。ギャグ枠だけど微妙に強くね?モスコイ。

ふつうに続きがありそうなので期待。

 

スパイ教室 2nd season

極上なアニメ。正直1期時点では苦手寄り作品だったが、2期は結構面白かったと思う。

今期は個別のキャラフォーカスを挟みつつアネットとティアが中心。
アネットの本性については、語るべき部分を語らない叙述トリックのわざとらしさが抜けていたというか、底抜けの恐ろしさがあってよかったと思う。最もしたたかで能力が高いのはアネットなのではと思わされることもある。

紫蟻との決戦は、焔についての開示(=灯のルーツ)、伏線の回収、これまで微妙?枠だったティアの活躍と集大成としてふさわしかったと思う。極上(適当)。

今期の推しはモニカ。冷めた世界の見方に少し共感できた。
そしてちょっと心に刺さったモニカの台詞をご紹介。

残り物なんだよ。
人はね できそうなものとできないものを選り分けて 残った一番上等なものを 夢と呼び 大切にしているだけ。

(第17話「File《氷刃》のモニカ」)

この種の諦めの上に「でもまあやったるか」という気持ちが芽生えて、話を通して一番変わったのはこのキャラかもと思ったりした。

普通に続きあるだろうなと思っている。来たら見るでしょう。

 

ホリミヤ -piece-

あー。よかった。元気が出ないときに見て、青春に目を焼かれながらちょっとほっこりできるアニメ。

前期で1まとまりだったのでどうするのかなと思ったら、季節ごとのエピソードを抜き出してきて、サブキャラの掘り下げをしていく構成だった。
各話ごと単発で見られるので本当に気楽だった。

井浦と柳の掘り下げがあったのが意外だった。
彼らにもいろいろあるのね。そして彼ら目線から見る堀と宮村のおもしろさ。恐れと憧れと、友情と、なんかいろいろ混ざってでも友達だよね、みたいな。恐れってなんだよ

振り切ったド陽キャがあまり出てこないので(桜とかもそんなにキャピキャピしているようには見えないし)そのほどほど感がいい所。

堀家のぐだーっとした感じが結構な頻度で出てきたところも今期のポイント。そしてもう完全に一員になっている宮村。

推しは仙石。なんかいつも不遇だけど、頑張ってるよ…!と応援してあげたくなる。

続き、というかこんなんエピソードなんぼあってもいいですからね。OVAとか作りそうだな―感。

 

彼女、お借りします 第3期

普通に続き。今期は自主映画製作がメインのお話になった。
千鶴との進展がこのお話の本筋だと思うので、ここが進んできたのはなかなか良かった。

途中結構重苦しい展開もあったが、コメディ多めの描写もあり、全体として明るい雰囲気のこの作品らしさがバランスをとっていたと思う。
画やセリフだけでなく、画面上のコメントも面白いものが多く、くすっと笑えた。「雨宮天みたいな可愛い声」というコメントには笑わせてもらった。

八重森ちゃんが今期から登場。また話がややこしくなるのか、と思ったが、あくまで千鶴との仲を応援する(やり方はなかなか激しいが)元気に振り切ったキャラだったので安心。

さて、まだまだ続きがありそう。子機は麻美ちゃんに言及していなかったし。
和也にぐずぐずしてんなよ…と思い続けながらもきっと見ると思う。

 

フェ~レンザイ -神さまの日常-

中国発アニメ。面白い。
ショートアニメをつなげて配信しているので、テンポがいい

画が筆タッチであり、崩れがなくて好印象。今期作画部門ノミネート。
そんな作画で描かれるキュウゲツはじめ動物系の神様たちがモフモフしていて可愛いこと!絵画っぽさもありつつも、アニメの可愛さにもハマっていて新感覚だった。

キャストもなかなか豪華で意見ごたえがあった。
いまは名前が出しづらい事務所の男性アイドルも声優として起用されている。このアイドルたちが日本配信版のOP、ED歌ってるということなのだが…
この起用が意外といい味を出している。
コウテンのどこまで行っても馬鹿っぽい印象と、ナタの良い意味での棒読み感(なんか全体的に無関心な感じ)が際立っていて、キャラとしてキャストまで含めてうまく成立していたと思う。

日本のミームや最近の流行りも出てくるので親しみやすい。
一方、中国の神話やあるあるが出てくる(というかキャラが全部神様なので)そちらはかなり背後まで読み取るのが難しい。

「教えてハクタク先生」というコーナー*1があり、神話の解説もはさむが、それを読んでもなお分からないことが多い。
そのあたり知らない、分からないのは諦めて、楽しむのが良いかもしれない。知ってたらもちろんもっと楽しいとは思うので、このあたり、詳しい人が見てどう思ったかは知りたいところ。

推しはたまちゃん。月餅の話でキレ散らかしてたのが面白かった。

 

聖者無双~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

ラノベ原作。転生成り上がりものだが…?ギャグとして面白い。

治癒士という受け身な役職で転生したルシエル

激ヤバプロテイン的なドーピング飲み物「物体X」を飲んで、ムキムキになるという何とも脳筋な方法で強くなっていく。
魔法とか、戦闘スキルとかではなく、ただ単純に時間の暴力で鍛錬していくという姿勢が面白かった。ついたあだ名は「ドMゾンビ」。主人公の別名とは思えない*2

思考が堅実で、派手なことはしない。自分が非力なジョブであることをしっかり認識し、死なないことを目標に鍛錬を進める。

治癒士として尊敬されるというのもあるが、親しみやすいドMゾンビとして冒険者になじんでいく様子が良かった。

最初はただひたすら訓練パートが続いたが、後半聖都に移ってからはダンジョンを単独でガリガリ進んでいって、「無双」感が出ていた。しっかり聖属性魔法も使っていたし。一応タイトル回収はできているので高評価。

 

英雄教室

元勇者のブレイドが素性を隠して学園で第二の人生を送る話。
ファンタジー+学園もの+若干コメディな感じ。

話が目標に向かって進むというよりは、キャラ盛りだくさんでワイワイしたエピソード群を見るアニメ。それをファンタジー世界でドンパチやりながらやるのが新感覚。
基本はどんな問題も最後はブレイドが頑張って何とかなる、という安心感があった。

いろんな女の子キャラが出てくるので、それを見るのも楽しい。
正ヒロイン枠のアーネストがだんだんふざけたキャラになっていくのとかが個人的には好きだった。

魔剣制御のためにものすごく食べなければいけないという設定まではわかるが、ぽっちゃりアーネストが出てくるのはくすっと笑えた。
意外と飯テロアニメだったりする。食堂でみんなが集まって何か食べてるシーンが印象的。

推しはイェシカ。ビジュアルが好き。元気な女の子枠。茶々を入れるタイプのキャラで、出てくるといつも楽しくなれる。

 

悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。

悪役令嬢転生もの。(これももうフォーマット化したな。)

乙女ゲーム世界に転生するわけだが、元のキャラとしての悪役令嬢の悪役っぷりが半端じゃない。非人道的すぎる。
それに罪悪感を感じて、悪行のフラッシュバックに耐えながらも、良き王女(まだ女王になる前なので王女)であろうとするプライドの話。

乙女ゲー世界なら結構えぐい展開になる話を、どうにかこうにか頑張るみたいな。ある種タイムリープものによくある、世界にあらがっている感が強く出ていただ作品だと思った。

それぞれのキャラを救いながら掘り下げをし、仲間を増やしていく&男キャラを落としていく構成は乙女ゲーらしかった。本来の攻略方法とは全然違うんだろうけど。どちらかと言えばヒロインとしてではなく、窮地から救ったヒーローとして相手を落としてたな。

ヴァルの話を伏線にして、最後のエピソードをまとめ切ったのは良かった。大団円で好みの終わり方。

推しはロデリック。なんかありがちなのにロデリックのエピソードで若干感動したので悔しい。

 

おかしな転生

なろう原作。ゆるい転生もの。こういう他愛もないのが好き。

お菓子職人が、お菓子作りコンクールの最中に倒れてきた砂糖菓子に押しつぶされて転生というフォーマット通りの転生の仕方からスタート。

お菓子要素はそこそこだったが、そこにかける情熱、要所要所でのお菓子の意味合いが練られていてよかった。

政治や領地経営が絡む話は個人的に好みなので、その点もよかった。
貴族や王族同士 大人のあれこれに子供らしくない子供としてズバズバ切り込むところが見どころ。毎回レーテシュが痛い目に遭うのがおもしろい。

特別なスキルは転写、という名の何でもありのコピー能力。お菓子あんまり関係なくないか?と思いつつ、転写だけでなんとかするわけでもないところが良かったかな。

ゆるい転生ものはいくらあってもいいですね。

 

自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う

ラノベ原作。こちらも転生ものだが、

自販機オタクが、輸送中の自販機に押しつぶされて転生というフォーマット通りの転生の仕方からスタート。ん?聞いたことあるぞ。

しかし、転生先は自販機そのもの。この圧倒的ビジュアルの出オチ感がすべてのアニメ。
自販機の心情語りがメインで話が進む。でも外界とは「いらっしゃいませ」をはじめとする自販機の発する音声でしかコミュニケーションがとれないという鬼仕様。

でもラッミスとは「いらっしゃいませ」=Yes 「残念」=Noとして意思の疎通ができてしまうという。これに関してはラッミスが天才。後から出てくるヒュールミも適応力と理解度が半端ない。そのうちもっとコミュニケーションとれるようになるんじゃないのか…?

いろんな自販機を駆使しして戦いをサポートするのが面白い所。飲み物だけでなく食品は大抵揃うし、ドライアイスも風船も自販機があるし、高圧洗浄機も確かに自販機だ。自分の形状が変わることを活かしていくのも微妙に考えられている。

そして自販機をパワーだけで担いで運ぶラッミス。ちょいちょい笑いを挟むのも面白い所。というか絵面がずっと自販機だからずっとシュールではある。

推しはヒュールミとシュイ。どちらも頼れる。この二人が好きだっただけに、ラストはヒヤッとした。

なんと2期制作決定。このまま走り続けてほしい。絶対見る。

 

Lv1魔王とワンルーム勇者

日常コメディ+ちょいバトル?

世界を救った後に、スキャンダルを起こして自堕落ダメおじさんになってしまった勇者マックスと、勇者に倒されたあとちっこい姿で転生した魔王の日常ドタバタ劇。

勇者マックスのダメさ加減が面白い。
日々のだらしない恰好から、生配信に挑戦した時のたどたどしい喋り方まで、何から何までダメ。
でも、これが魔王を倒した後社会から必要とされなくなった勇者の悲しい姿なわけで…哀愁すら感じるところ。

そして時々見せるマックスの勇者らしさが、ギャップがあってかっこいい。
後半にかけて日常→非日常に巻き込まれていく。元仲間のフレッドとレオとの戦闘がしっかり描かれているのが高評価。

そこにツッコミとしての魔王(CV:大空直美さん)がアクセントを加えている。
魔王自身もなんとなくポンコツ感はあるが、実はしっかりしているため、こちらもギャップを感じて面白いキャラになっている。

 

実は俺、最強でした?

なろう原作。転生もの。

転生して魔力レベルが数字上最弱と判定されたけど、実は上の方の桁が見えてないだけで、実際は最強でした、ってなかんじ。

目指すべきところはスローライフ、なのだがフレイヤ妹のシャルに振り回されたり、政治に巻き込まれたりして勧善懲悪やったり学校に行ったりする羽目になる。
ダークヒーローとしての姿が完全に『コー〇ギアス』のそれで笑ってしまった。

妹のシャルがひたすら可愛い。あざとさマックス。
だんだんとアニメオタクになり、厨二をこじらせ、となっていくが実はめちゃくちゃ優秀な妹。EDのエビフライ着ぐるみのもっちりイラストも可愛い。

OPが爽やかで個人的には好き。アニソンらしいがポップで元気がでる。

何かしれっと終わったので続きやる気があるのかもしれない?

 

てんぷる

正統派エロコメエロコメに正統派とかあるのか?
でもエロコメっていう時点で見ない選択肢はない。

煩悩に悩まされる赤神君が出家した先が尼寺で、煩悩まみれのハーレム生活を送りながら修行することになりました、という何ともバカな設定。

ハプニングの連続で、ツッコミ不在でゴリゴリ勢いで進んでいくのが面白い。
強いて言うならツッコミは赤神自身だが、いつも煩悩と戦って死にかけている。

で、他のキャラも割とみんなトんでいるので、絡みも面白い。
正統派で影での努力量は半端ないがバカがにじみている結月、元気でまともそうだがやっぱりバカがにじみでている月夜、姉二人ほどではないが無自覚でぶっこんでくる海月の三姉妹。そこにキャラが徐々に崩壊していくミア、腹の中に色々抱えているものの手段がやりすぎなカグラ、というイカれた5人組。

赤神君が純粋に頑張ってなんか感動的になってしまうところも含めて笑いの詰まったアニメだった。

 

デキる猫は今日も憂鬱

今期癒され度No.1!

今期GoHands制作の1枠目。とにかく癒された。うちにも諭吉みたいな猫がいたらなー!

まずはやっぱりアニメーションがすごい。ヌルヌル動くし、ふとした風景描写とかが日常感を増していて素敵。光と影とかもちゃんとしている。

台詞表示合わせて諭吉の語りがいい味出している。
できる猫の「○○なのだ!」という言い切りが、自慢げでほっこりする。

さくさんは基本ダメな人間だけど、外ではしっかりしているし、常に良い人感がにじみ出ている。諭吉が世話をしてあげたくなるのも分かる気がする。
というか、さくさん結構やり手OLだぞ。ペットも飼ってるしかなりいいとこ住んでるぞ。

推しは優芽ちゃん。諭吉と2人(1人と1匹)で映っているカットが可愛すぎる。
「UMYU-Sea」のガチオタクなところもいい。(←ウミウシ系アイドルだって。このアイドルの名前もいいよね)

 

好きな子がめがねを忘れた

今期GoHands制作の2枠目。こちらも癒され系。

天然キャラの三重さんがいつもめがねを忘れる。というアニメ。そのまんま。
その可愛さにやられつつも、自分を戒める小村君の語りが面白い。いかにも中学生らしいところ。

三重さんが目をぎゅっと細める顔が癖になる。そしてたまにめがねを忘れなかった回の普通な三重さんとのギャップも良い。

画がヌルヌル動く。
ふとした校舎や風景のカットが挟まる。日常感の演出に一役買っていたと思う。これがGoHandsらしさなのか。

EDはオーイシ&キャラソン
めがねのアニメなんだったら、オーイシマサヨシを持ってくるのは当然のチョイス。
キャラの合いの手がとても可愛い曲。サビ前のFooo!というのが元気が出る。

Twitterマンガ原作だったらしい。そちらは知らなかった。

 

アンデッドガール・マーダーファルス

今期dragon好き度No.1!

久々に見たちゃんとしたミステリー。こういうのこそミステリーと称するべき。
ものすごくお勧めしたい。個人的好みが詰まりまくった作品。

「不死」の鴉夜と鬼の血交じりの真打津軽、メイドの静句の<鳥籠使い>一行が、鴉夜の体を取り戻すために謎解きの旅をする。

話はファンタジーだが、しっかりとミステリーとして成立している。謎のトリックはファンタジー叙述トリックに頼ったりしない正統派の純ミステリーと言うべきもの。ここが本当に好印象。

そして出てくるキャラたちは、吸血鬼、人狼と言った古今の怪物たちから、シャーロック・ホームズ&ワトソン、アルセーヌ・ルパン、切り裂きジャックオペラ座の怪人アレイスター・クロウリーまで。
しっかりレストレードやガニマールも出て来るなんてとても凝っている!

「M」と書かれた杖を持った黒幕。当然この「M」、ここまで来たら一人しかいない。
舞台がイギリスに移って惜しみなく出てくる実在・架空の有名人たち。鳥肌が立った。
それぞれの勢力が互いの手柄と目的のために入り乱れてのアクションシーン。ロマンたっぷりで本当に好きだった。

鴉夜と真打津軽のキャラが全く負けていないどころか、主役としてしっかり際立っているもまたすごい。津軽の落語調の台詞、洒落を吐いて「バカなことを言うな」と鴉夜が返す。会話のテンポも心地よい。

OPはなんとK-POP。CLASS:yの「Crack-Crack-Crackle」。歌詞は日本語。
アップテンポながらダークな雰囲気もある。映像もかっこよくまとまっていて、文句なく今期OP部門ノミネート
EDは映像が面白い。ひとつながりになっているような映像で、白黒の街並みとキャラが印象的。歌も素敵だから一見の価値あり。

続きが見た過ぎる。というか、同じ雰囲気の作品がもっと見たい。憂国のモリアーティ』とかが好きな人は絶対に好き。

 

七つの魔剣が支配する

今期OP部門、dragon好き度部門ノミネート。

しっかりファンタジー。ダークな世界観。
魔法学園で生徒たちが成長しながらも、学園の闇の部分が日常を蝕む。やってることはまるで「ハリー・ポッター」。

オリバーは復讐という芯を持ちながらも、仲間との関係に重きを置いている好印象な主人公。

様々な出自、特性のキャラが登場するのが面白い。
当然それぞれの出自故のごたごたがあり、衝突がある。ここをしっかり描いてキャラを掘り下げていくのが、現実味があってよいと思う。

音楽がかなり凝っている。オーケストラBGMがかっこいい。
OPの「剣花」は6拍子で荘厳な雰囲気。映像もきれいでベストマッチだった。OP、ED、劇伴全編通して夢見クジラさんという方が担当されている。好きになったので引き続きウォッチしたい作曲家さんである。

推しはミシェーラ。お嬢様で常識人。戦えばかっこいい。
オリバーとナナオについていける唯一の存在。2人についていくことになる展開が、分かってるなって感じ。

15話構成でたっぷりしていたので満足感は高いが、ぜひ続きが見たい!
これはさすがに続き作るんじゃないの…?

 

夢見る男子は現実主義者

ラノベ原作。ちょっと不思議なラブコメ

ヒロインの夏川にご執心だった佐城が、少し(というかだいぶ)距離をとるところから始まる。「出会って別れてまた出会う」構成の最初の「出会って」が省かれているような感じ。

意外と淡白に進んでいく印象。この辺り原作勢によると、原作だと佐城のモノローグが多いので心情→行動が分かりやすいが、アニメだと心情表現が少ないため唐突に感じるらしい。

確かに唐突な行動が多いような気がするが、それ主人公から見たヒロイン達も同じこと。
佐城姉とかいきなり厳しいことを言ってくる、なかなか激しいキャラに見えた。台風みたいなキャラ。
一ノ瀬さんも何を考えているのかが分からない、奥深いキャラだった。そこに歩み寄っていく佐城の優しさも際立っていたし、一歩引いたキャラの見せ方としてこれはこれでありだと思った。

浜松市が舞台とのこと。言われてみれば浜名湖っぽい景色も多かった。

OPの構成がオマージュ?(パクリ?)だったらしい。ラブコメらしい画面だと思っていたら、結構がっつり似ていたので比較動画を見て驚いた。

推しは…と言うほど感情移入しやすいアニメでもなかったけど、芦田で。スポーツ元気少女に悪い子はいない。

 

AIの遺電子

ヒューマノイド版のブラックジャックみたいな感じ。
治療に来たヒューマノイドを治したり治してあげなかったりする。

単発のエピソード×2で毎話構成される。
話としてはヒューマノイドがありふれた世界で、まあありそうな論点を提示していくという感じ。人格のバックアップを取るのは違法だとか、人間は成長するけどヒューマノイドはしないのかとか。

そして考えさせるだけ考えさせて話の結論を出さないことが多いのが特徴。
考えさせるって言うのが主題なのか…?とも思うが、メッセージが解釈できないものが多かった。消化しきれていないので、意見を求む。

あなたの心に刺さるエピソードが1つでもあればいいですね、という勧め方になるのかな。

 

うちの会社の小さい先輩の話

原作漫画を見たことがあるので、アニメ化が嬉しかった作品。

まあわざとらしく可愛い先輩を愛でるアニメ。そこがいい所。もう可愛いねーってだけで押してくるのもいい。

原作の良さをそのままに、親しみやすくなっていた気がする。
主任や姉のしれっとぐいぐい来る感じとか、ネコ耳先輩姿とか、モチモチしたキャラ描写とか。見た瞬間に可愛いね、となる感じ。

これは主任目線でにやにやとみるのがいい作品。感情移入するという作品でもない。

推しは早川さん。まじめツッコミ枠。コスプレエピソードはじめ、メインで出番も多くていいキャラ。主任はあんな感じだけど、頑張れ早川さん。

引き続き原作はちょこちょこ読んでいきたい。

 

ライアー・ライアー

頭脳戦。いや、頭脳戦コメディと評そう。バカアニメの類としてゲラゲラ笑いながら見ていた。

頭脳戦で星を奪い合う学園で、固有の星の効果で星の数をごまかして、学園トップに君臨することになる…みたいな話。

ノーゲーム・ノーライフ』的だが似て非なるものである。
まずもってゲームルールが複雑。勝利条件もフワフワしているし、果てはその勝利条件すらも後出しで書き変わる。究極の後出しじゃんけん。いやいやそんなのありかよと。
頭脳戦の皮を被ったバカアニメである。

そしてこの大げさなことを大真面目にやっていることがまたシュール。

OPはアニソンらしくて良かった。

 

わたしの幸せな結婚

高クオリティ!小説原作アニメ。

線の細い絵で最近のアニメって感じ。

美世本人の内面を描きつつ、周りのごたごたに巻き込まれていく話。前半は美世のうじうじした感情を魅せ、後半は異能バトルっぽくなる。

ハラハラ展開を時折混ぜつつ、美世の過去に迫っていくという構成。静的な画が多いながらも展開は割と急なので、飽きは来なかった。

何しろこのアニメは顔がいい。久堂清霞というキャラが完成されている。かっこいいツンデレ。ゆり江さんとのやりとりがいつもほっこりする。

EDのアニメーションもなかなか良かった。

 

ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~

今期OPNo.1!

ストーリー良し。音楽良し。ゲーム原作の中ではかなり成功の部類だと思う。

ストーリーはライザの成長を描く。
一見陽気で向こう見ずに見えるライザだが、しっかり頭を使って一人前を目指す、無謀に見えるが無謀ではない姿が高評価だった。

変身バンクならぬ錬金術バンクが入ることで、あまり動きのない話にも華があった。
とはいえ結構バトル描写もあり、良く盛り込んだなと言う印象。

途中に必ず太もものカットが入る。『勇者が死んだ!』的な太もも押し。なんか全体的にむっちり太ももの印象しかない。

OP「ゴールデンレイ」は今期OPの中でも良曲。元気が出る踊りだしたくなるような、口ずさみたくなるような曲。
世界観にも合っていたと思う。

アトリエシリーズはゲームも触ってみたい気もするな。

 

シュガーアップル・フェアリーテイル

1クール目はなかなか苦しい話が多かったが、2クール目は落ち着いて砂糖菓子を作れるのかな…?

見終えたので振り返り。
画はめちゃくちゃ好きだし、話の雰囲気も好き!

1クール目はアンが銀砂糖師になるまでのあれこれ。
ジョナスがひどいやつ過ぎてなかなか苦しい展開だった。
短編が連続する旅形式の展開が多かったが、今思えばキャラを出し切るというのが第1クールの目的だったのかなと。

そして第2クール。ペイジ工房派の職人頭として工房の立て直しと、シャルを取り戻すという目的のため働く。
ここはペイジ工房のところが一貫していてよかったかなと思う。グラディス関連の話はきつかったけれども…
グラディスの何を考えているか分からない様子からの変わり身、気持ち悪い怖さが引き立っていた。そしてあんなにつんけんしていたシャルがアンにべったりでグラディスにしっかり立ち向かう。1クール目のツンツンぶりから、2クール目で壮大にデレるという大きなフリだった。

最後の砂糖菓子のスケールでうまくまとめた感が出ていた。
そしてこれからだエンド。

何よりこのアニメは顔が良い。キャラデザインが美しいので、そこだけでも癒された作品だった。

推しはナディール。ペイジ工房の砂糖菓子職人はあまり掘り下げがなかった印象だが、心強い仲間として場を盛り上げていたと思う。
他にはエリオットとオーランドが印象的だった。この辺りは活躍するしキャラもたっていた。

続きって感じでもないか。これはこれで。

 

視聴途中のアニメ

あやかしトライアングル

放送再開!(まだ再開してから手を付けられてなくて悲しい…見たいとは思っているのです。)

原作が最近完結したらしい!アニメの面白さ次第では読みたいところ。

 

境界戦機 極鋼ノ装鬼

(見てる判定だが、途中で止まっている。切る…かもしれない。境界戦機を一応見てただけに、見ておきたいとは思っている。)

 

 

来期以降続くアニメ

Helck

「続く」に入れているが微妙に追いつけていない。フェードアウトしそう…
話はあまり見たことがないタイプ。現時点ではファンタジーでもあるが、謎も多く不穏な感じに見えている。

 

ダークギャザリング

見た目はカジュアルだけど、結構ホラーだったのでギャップに驚いた。
怖いというか、ぞわっとする気持ち悪さが表現としては近いだろうか。

これから悪霊を集めて強敵に立ち向かうらしい。なんか急に少年漫画っぽくなったな…?悪霊との友情、努力、勝利ってことで(適当)。

ありがちだが、詠子が一番怖いかもしれない。やっぱり一番怖いのは人間だよね、というメッセージがホラーにはつきもの。

 

ひろがるスカイ!プリキュア

キュアマジェスティ!エルちゃんとの変わり身が急すぎてあまり入ってこないが、まあプリキュアになるよねって感じ。

『映画プリキュアオールスターズF』も見てきたのでこの場を借りて。大半分からなくても感動するんだから、歴代プリキュア分かる人は本当にすごいだろうなと。本当に全部出すんだと感動。

ちびっこたちはバトルシーンとか目の前のお話に単に興奮していたという感じだが、周りのママさんたちが号泣してんの。背後にある20年に泣かされてるって感じ。

プリキュアは世代が2周目に入ったコンテンツ。この先もずっと続いてほしい。

 

逃走中 グレートミッション

一応見続けている。異能バトルものっぽくなってきたがこの先どうなるんだろうか。
毎回逃走中参戦キャラが微妙に変わっているのがすごい。

毎回思うけど信楽たぬき男は何者なんだよ。「謎の逃走者」とか他に出てきたけど、たぬきの方がよっぽど謎だよ。ぜひこのままマスコットでいてほしい。

 

ポケットモンスター (2023)

ガラルファイヤーとか、どんどん伝説のポケモンが出てきてそんなペースでいいんですか?って感じ。
これまでのアニポケとは全く違う何か。

リコは自己言及が多いけど、ロイはまだ外しか見えてない印象なので、掘り下げに期待。

 

呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変

今期覇権!
というか、今期覇権にしておかないと、来期には枠がないのである。(「来期の話」で後述)

懐玉・玉折編のクオリティがとても高かった。
原作再現度も高かったし、爽やかな青春から、玉折への急転直下。夏油の闇落ちの描かれ方が、アニメで破壊力が増していた。

信者の拍手と雨音のリンク、九十九から告げられる呪いのない世界の構築方法、最高で最強だった夏の終わり、急に暗くなる雰囲気が、アニメらしかったと思う。

さて、続く渋谷事変は戦闘の連続。見ごたえのあるアクションシーンを期待している。

 

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~

素晴らしいクオリティのまま走り抜けた。ありがたい。

学園編で動きがすくないところが多かったが、そこは序盤の泥沼編でフォローが効いていた。学園編は動きじゃなくて、出会いや交流で魅せるところだからね。

これからもっとキャラとの絡みは増えていく!楽しみ。

推しはザノバ。まだまだ学園のキャラにはいろいろあるので楽しみ。
そしてロキシー…!

 

ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~

今期アツさNo.1!

さすがにここまでの社畜にはなりたくないなーと思う今日この頃。

OPも元気が出る感じだし、画も鮮やかで明るい。話の展開も前向きだから、まさに疲れた大人向けの励ましアニメって感じ。

ゾンビランドサガ』とコラボしたのはナイス!「ゾンビィ」クレジットににっこり。

 

魔王学院の不適合者Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

なんとなくまだ追いついていない。中断もあったがこのまま走りきってほしい。

圧倒的パワーでなんとかする話が面白かったところだと思うが、今回はその前振りが長い。まだ見ていないオチの部分に期待したい。

 

おわりに:夏アニメのまとめと秋アニメの話

重厚な原作でぶん殴ってきた期待通りの『呪術廻戦』『無職転生』。『ホリミヤ』『スパイ教室』もなかなか良かった。

個人的には『アンデッドガール・マーダーファルス』『七つの魔剣が支配する』『デキる猫は今日も憂鬱』が好きだった。ハイライトはこんなところでしょうか。

今期、『白聖女と黒牧師』『レベル1だけどユニークスキルで最強です』『贄姫と獣の王』は途中で切りました…何がダメと言うわけでもないので単純に時間不足…
諦めるのを罪のように感じるのも良くないとおもいつつ、見られるものは全部見る精神にも限界を感じる今日この頃。

他には、『死神坊ちゃんと黒メイド(第2期)』独占配信だったものが配信解禁されたので見たいが気持ちある。優先度低いけど、せっかく1期見てたから見たいんだよなー。こういう2期に備えてここまでやってきたわけよ。

政宗君のリベンジR』は手を付けられず…1期追いきるのもまた難しく…
バンドリ、ラブライブ関連もあったが触れなかった。アイドルものを1個見といてもよかったな…

 

と言っていても仕方がないので、すでに始まっている秋アニメの話を。
すでに見てはいるがラインナップがやばくないか?怪獣大決戦って感じ。

『葬送のフリーレン』『薬屋のひとりごと』は言わずもがな。

そこに『SPY×FAMILY Season2』『ウマ娘 プリティーダービーSeason3』『Dr.Stone NEW WORLD 第2クール』『東京リベンジャーズ第2クール』など覇権級続編が多数。ってか『呪術廻戦』も普通に年末まで続く。

盾の勇者の成り上がり Season3』『陰の実力者になりたくて! 2nd season』『聖女の魔力は万能です Season2』と、KADOKAWA勢も仕掛けてきた。

たぶん自分は前期を追い切ってからでないと見ないけど『進撃の巨人』『ゴブリンスレイヤー』『魔法使いの嫁』もある。

『アンデッドアンラック』『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』といった集英社新規(これらもそんなさらっと片付けていい作品でもない)に、久々にきららの『星屑テレパス』。

すこし外した続編だと『アークナイツ【冬隠帰路/PERISH IN FROST】』『『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima +』。個人的には『最果てのパラディン 鉄錆の山の王』。どれも1期を見ただけに見ておきたい。

流石に『キボウノチカラ~オトナプリキュア ‘23~』も逃せないか…

 

なにこれ。やりすぎです。ここに挙げてないけど新規もまだまだ見たいのあるよ…追いつかぬ…
はい。できる限り見ます。追い切れるか不安だが、こんなに楽しいことは無い。

 

今期何を見ているかとか、教えてくださると嬉しいです!優先して見ます。
ぜひコメントおねがいします。

 

皆さんのアニメライフがより良いものになりますように。
それでは、また。

 

*1:たとえばこのコーナー自体も、ハクタクが「古今の魑魅魍魎に詳しい存在である」という前提あってのもの。「白沢」「白澤」「ハクタク」って聞いたことはあったけど、それが何なのかは全然知らなかったもんな…

*2:(『無職転生』の「泥沼」的なね。)

2023春アニメ振り返り

【本記事は、2023春アニメをたくさん見ている人が、春アニメを振り返る記事です】

皆さんこんにちは。dragonです。

新たな生活環境になって、早くも3ヶ月。自分の最近のエンタメライフはというと、まとまった時間が取れないゆえにゲームからは足が遠のいています。
代わりに、通勤時や朝と夜の隙間時間にアニメを見て栄養補給しています。

前にも述べましたが、忙しさを言い訳にせず、エンタメには触れていきたいところです。

さて、この度アニメレビュー同人誌「Fani通2022下半期」にアニメレビューの評者として参加いたします!コミケとか出るとのことですので、ご興味あればぜひお手に取ってみてください。ちょこっと宣伝でした。

まーた若干遅れ気味だけども気にしない!ということで2023春アニメ振り返り行ってみよう!

 

今期の振り返り

今期はやけにラブコメが多かった気がする。
ギャグ寄りものから、青春に全振りしたものまで、幅が広かったと思う。

やっぱりシーズンによって偏りがあるものだ。
新作も原作ものも、ジャンルも何もかもベストバランスなシーズンってなかなか難しい。

dragonのオススメには○○No.1!と赤字で書き加えています。赤字のある項目を見るとオススメを押さえることができます。
気になったら是非見てみてください!

8/6 『異世界ワンターンキル姉さん ~姉同伴の異世界生活はじめました~』『勇者が死んだ!』について追記しました!

 

ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP

ウマ娘の配信限定アニメーションついに来た!今期アツさ部門No.1!

まずは全体の構成について。クラッシック3冠に寄せた素晴らしいまとまりだった。これ以上は間延びするし、そこで切ったのは素晴らしい。
トプロの心の落ち込みから、最後はみんなに応援されて、振り切れて菊花賞へという王道構成だった。
構成はアニメ2期と似ているな、という印象。まあ、ピッタリな史実を引っ張ってきたことをほめるべきだと思う。競馬って奥が深いね。

結構印象的だったのは、テイエムオペラオーが脇役的ポジションに徹していたこと。初期からいたキャラだっただけに、オペラオー押しがあっても良いかなと思ったが、あくまでトプロとベガの話なんですよ、というのが好印象だった。

展開の仕方に胆力を感じた。配信サイトで配信はしつつも、普通にYouTubeで配信していて、本気で話題形成しに来ているんだなと。

アニメ外の話だと、ガチャにトプロを出せ!と盛り上がっていたが、いつか出せばいいのよ、そんなものは。出たら自分も含めどうせみんな引くんだから。

推しは3人の中だとナリタトップロードで。以前からオペラオー割と好きだったけど、これ見せられて委員長のことを好きにならん人はおらん(過言)。

 

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

期待通り、圧巻の映像。今期作画No.1!

この映画並みの映像をテレビシリーズでやるってのは、テレビアニメの概念を破壊しに来てると思う。普通に上弦集結の部分は映画で放映したわけだし。

全体構成はあっさりしていた印象。というか、これまでの無限列車編と遊郭編の絶望感がすごすぎたとも言えるし、柱2人が流石に強すぎたとも言える。
痣が発現してからの圧倒的な力や、時透君と甘露寺さんのそもそもの力が際立っていたと思う。

半天狗が分裂した後のキャストはなかなか豪華で興奮した。特に、憎珀天(CV:山寺宏一さん)は恐ろしさと冷たさが際立つ名演だったと思う。流石ベテラン、演技の幅が広い。

玉壺も絶妙に気持ちの悪い感じが出ていて良かった。
玉壺と半天狗のコンビはこれまでの鬼より異形感が増していて、同情の余地なく真に滅殺されるべき対象として分かりやすかった。

今期の推しは玄弥。炭治郎が化物の域に達しているなか、玄弥の苦労が際立っていたと思う。というか炭治郎は療養も兼ねて刀鍛冶の里に来ているはずなのよ。本調子じゃなくてあれだからね。ちょっと玄弥に同情。

柱稽古編制作決定!これまで登場機会の少なかった柱が出てくるので楽しみ。
その先の無限城編はもっと楽しみ。作画の暴力が見てみたい。3-5年以内には見られるかな。

 

BIRDIE WING -Golf Girls' Story- Season 2

激アツゴルフアニメ完結!かなり好きだし面白い!

1期自体にまとまりがあったわけではなく、普通に2期が始まるという構成だった。

序盤、イヴと葵がバディで戦っている時が一番平和だったし、夢のある世界だった。「一緒にゴルフをする」が共闘という形で一つ叶い、それだけでもアツい。そしてそこからやっぱり戦わなきゃね、という流れになる。

その後は、イヴと葵の出自に絡めてショットが進化するというなかなか練られた構成だった。亜室との関係とか、なんとなくわかっていても、いざ描写があると驚くものである。

そして終わりの描写!上乗せにさらに上乗せしてきたそのアツい構成に脱帽。終わり方はしっかり救いがあって、個人的には大満足。
終盤にはこれまで登場してきた盛り上がるBGMが全部登場して、なかなか気分が高まった。

そしてやはり最後はOPの『Venus Line』で締めくくられる。1期から引き続いてだったが、爽やかさ抜群でハマっていた。
2期EDもしんみり終わる、EDらしい曲だった。楽曲はかなり良かったのではなかろうか。

時々露骨に入るバンナム要素にクスっとしてしまった。
このアニメは割と成功寄りなんじゃなかろうか。アニオリの難しさを感じさせない良いアニメだった。

推しはイチナイヴのことを葵の次に理解しているのは間違いなくイチナイチナなくしてイヴの成功はない。
ヨーロッパにイチナを呼びつける話は、イヴがあまり見せない人への信頼を表していてとてもよかった。

 

王様ランキング 勇気の宝箱

王様ランキングの新作。

新規アニメオリジナル。1期の補完に当たるようなエピソード+続きが少しという内容だった。小話集だったので、各回気持ちを新たに見ることができた。

キャラが多いだけに1期だけではどうしても掘り下げ不足になりがちだったが、それが今回補われた形。
個人的には四天王の掘り下げが嬉しかった。第7話がお気に入り。
ベビンもデスパーに師事していたとは知らなかった。まあ紹介状を書いていたくらいだからよく考えればそうなんだけれども。
そして、四天王が協力する話もよかった。互いに互いを認め合うライバル的立ち位置。強いおじさんたちがかっこいいアニメだよね、これ。

そして、デスハー&デスパー&オウケンの話がメインとなっていた。
この兄弟の過去とオウケンの闇落ちの背景が明かされた。一番知りたかったところだったので満足。デスハー王はやっぱり強いね。
これに絡めて王様ランキングの謎にも踏み込んで、映画につなげるという内容だった。

勇気の物語であったかは微妙だが、心温まる話が多い本作の特徴はそのままだった。
映画も話として盛り上がるといいなと思う。

 

東京ミュウミュウ にゅ~♡ 第2期

令和のミュウミュウの第2期。

1期はいちごと青山君がくっつくまでだったが、その続きとして普通に始まった。
いちごと青山君がべったりしているのがほほえましい。

一応各キャラに言及する構成だった。赤坂と白金についても過去が語られたのは良かったポイント。
中でも、れたす→白金の恋路もちゃんと描き切っていてすごいと思った。今期の中ではこの話が一番よかった。
そして、れたすをフォローするざくろパイセンの立ち位置がかっこよすぎる。

それぞれのキャラの注目回には、キャラソンも登場。歌も含め、棒読みっぽかった台詞が改善されたりと新人声優さんたちの成長が見られたのが良かった。

そして終盤は青の騎士の話。いきなり登場して誰だって感じだったけど、究極の戦いとしてまとめ切ってよかった。
終盤のいちごの絶望的な顔が印象的だった。瞳孔ガン開きの呆然とした表情はかなり心に来た。

推しはざくろ。大人キャラだし周りがよく見えている。ざくろ回ふくめ、能力の高さが際立っていた。
キッシュも好きなキャラだったなー。いちごへの執着が気持ち悪くもかっこよかった。
パイは終盤にキャラに似合わず激情しててドキッとした。

話としてきっちり終わってしまっただけに、もう続きはないんだろうな。ちょっと残念。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2

この話終われるのか?と思ったらちゃんとまとめてきてすごかった。流石ガンダム

スレッタを軸にしつつも、それぞれ主役級の深さを持ったキャラを集結させた、オールスターアニメのような、オムニバスのようなものに感じた。

まずはグエル。話の中では一番キツイ目に遭っている。しかしそれを乗り越えて舞い戻ってきたのにはなかなか感動。ミオリネとのお互いに通じ合った感じがまた良かった。

今期の黒幕シャディク。語られていないが、話の外でキツイ目に遭っていたのはこいつかもしれない。女子を侍らせている感じとか、悪者っぽくて良かった。

エランも面白いキャラだった。1人ではなくてそれぞれに個性はありつつも、なんか一歩引いた感じというか、どうでもよくね、という気持ちは一貫していた。
それでもちゃっかり最後にもっていく感じが、冷静なキャラ感が出ていてよかった。

まだまだ語りたいけど、最後にミオリネとスレッタ。
ミオリネから見捨てられたスレッタと、地球で策にはめられたミオリネ、それぞれ絶望している様子がなかなかきつかった。1期では2人べったり一緒にいることが多かっただけに、対比もかなり効いていたと思う。

最後は共依存的なところから脱して、個として最終局面に向かい、最終的にまた元の関係に戻る(出会って別れてまた出会う)定番構成になっていてかなり盛り上がったと思う。

人生初のガンダム体験はかなりいいものだったと思う。
そのうち他のシリーズも触ることになりそう。ファーストくらいは見ときたい。

 

くまクマ熊ベアーぱーんち!

ゆる転生アニメの続編!かなり好き。

5月頭の徳島マチアソビのステージで制作裏話を聞くことができ、期待を高めて見ることができた。制作サイドのオススメ話数とかを聞けて、その話が楽しみになったりした。

とにかく可愛い押しの映像で、今期もゆるさ全開だった。
今期はユナがあちこち飛び回っているのが印象的だった。あちこちで前期登場したキャラが出てきて、問題に巻き込まれたり、くまファンの好き好き攻めに遭ったり。

全編通してくすっと笑える描写が差し込まれている。ユナがメタっぽいことを低い声でボソっと言うのが効いている。

今期は食べ物ネタも多かった。前期のプリンに続いて、くまさんパンケーキ、ショートケーキ、最後の展開も料理がカギになる話だったし、見ていてお腹が空いた。
特にくまさんパンケーキが食べたい。

推しはミサことミサーナ。ノアやフローラのようなコッテリとしたくま好きというわけではなく、控えめな感じが好き。
付け加えると、このキャラごとの静と動が作品のメリハリを作っているなと思う。主人公のユナが静側なのも珍しい。

続きがあっても全然いけると思う。1シーズンに1本欲しいタイプのアニメ。

 

トニカクカワイイ 第2期

第1期の続き。結構好きだったやつ。

キャラクターが増えて賑やかになりつつ、イチャイチャは一歩踏み込んだ(というかエッチな)妄想に支配された描写が多かったので、ニヤニヤしながら見ていた。

温泉回かーと思ったら混浴とか言い出すし。

今期は時子が登場し、司の謎部分にもしっかり言及していた。直接的ではないけれども、みんななんとなくわかっているよね、というような謎の開示の仕方だった。
原作における続きではもっと直接的な言及になっていくのかな。

この辺、小出しにするやり方が上手くて、OPの描写もほのめかし満載だった。

そして星空もある程度承知の上で結婚生活を送っているという。ここが感動ポイントだった。ポンコツっぽいところもあるけど、結婚観念については本当に誠実だと思う。良いね。

推しは要。なかなか厳しいちょっかいをかけてくるが、要なくして2人の仲は深まらない。良いおせっかい焼きポジ。

なんと女子高編が配信決定!いきなり7月から全4回とのこと。楽しみ。

 

久保さんは僕を許さない

中断していたが再開!無事放送されてよかった。

恋柱と霞柱の恋路、、、じゃなかった。久保さん(CV:花澤香菜さん)と白石君(CV:河西健吾さん)の恋路を描く。
(放送的に鬼滅と同時期の放送は避けたかったはずだよなー。声に引っ張られるのよ、どうしても。)

キャラクターの溶けてる顔が頻繁に出てきて可愛かった。ポップさに振れているラブコメと言う印象。

白石君が周りから気づかれないという設定はファンタジー気味でもあるのだが、そんな中で唯一気付いてくれる久保さんの特異さが際立っていた。

個人的には久保さんの取り巻きズが好き。葉月と玉緒っていうんだ。名前はあまり出てこなかったか。白石君のことを座敷童か何かだと思っている。

普通に続きやってほしい作品。

 

【推しの子】

流石に今期覇権!

まずは第1話90分の仕掛けから。
映画館でも放映されていた本作、話題形成がばっちりだった。

原作を読んだことがなく、事前情報なしで挑んだのでそんな話なのか!という驚きがあり、とても引き込まれた。アニメで鳥肌が立ったのは久々である。
第0話的な立ち位置というか、本筋の前の話だったが、アイのレジェンド性がすごくよく伝わっていたし、強いフックになっていた。

鬱々とした話が多いが、それを解決させたときのキメの爽快感がすごかった。
瞳の星が映り込むカットがやはり印象的。

あかねの話は見ていてかなり辛かった。芸能界とか現代社会の闇が出ていて、視聴者がついてこれてるのかと少し心配になったり。
でもそれ以上にアツい展開があってよかった。本編に被ってくるED『メフィスト』のイントロがワクワク感を増していたと思う。

音楽について述べると、OP『アイドル』はものすごく話に寄せて作られたんだろうなと感心した。
『アイドル』も歌うには難しい曲だが、ED『メフィスト』は人の領域を超えている。1.5オクターブ跳ぶメロディには自分の耳を疑った。

推しはあかねで。表には見せないがとてつもない才能の塊。味方として強すぎる。

当然の2期制作決定。もう2期の先すら決まっているかもしれない。

 

僕の心のヤバイやつ

見ていて叫びたくなるラブコメ。なかなかgoodなアニメ。

思春期全開。そして厨二全開。
山田への好意に素直になれない市川だけど、本当にこれで良いのだろうか、という本心が見え隠れするところがリアルである。

はじめは山田への理解が一方的で、から回ることが多いが、直接的なやり取りが少しずつ増えて行って、現実が見えるようになってくる。

自分を客観視できるようになった描写の最たるものがイマジナリー市川である。最初は笑ったが、なかなかうまい描写だなとも思った。
総じて心情変化の描写が巧みである。

クラスのかわいい子にひっそりあこがれる冴えない男子、までは結構世の中に存在すると思うので、共感もしやすかったと思う。かく言う自分もである。
山田からの好意は、まあ現実にはそんなに起こらないかもだけど。

推しは小林。ちっこくて可愛い。そしてチョロい。
あと、関根は見た目に反してかなりいろいろ考えてしっかりしている。惚れた。

さて、24年1月より第2期放送決定!とても期待している。

 

地獄楽

こちらも話題作。当然のMAPPAクオリティ。

処刑人と罪人のペアでのバトルロワイヤルかと思っていたら、神仙郷が異常すぎて共闘へというお話。だんだん人が集まってくるのがアツい。

世界観が絶妙に気持ち悪く、緊張感がある。仙汰も言っていたが、世界観や宗教観がごちゃ混ぜで、異様なものを混ぜてもっと異様なものができちゃったという不思議な世界だった。
そこに侍や忍など日本の見慣れたものが際立っている。

映像について。鬼滅然り、日本刀はやっぱり映える。血しぶきが結構出てくるので泥臭いけどスカッとする戦闘描写が多い。
氣(タオ)とか表現が難しい(概念もよく分からないが)勝ったと思うが、気を纏っているイメージで表現していて頑張っているなと思った。

やっと神仙郷について分かってきたと思ったら、今度は画眉丸謎めいてくるという。佐切とのダブル主人公形式だと思うが、片割れの画眉丸が急に不穏になったので、スッと佐切の方に視点移動できた。
この辺り、佐切と画眉丸の視点切り替え&感情移入しやすさがすごいと思ったり。

推しはヌルガイ。成長のスピードが著しすぎる。というかキャラ全員成長度合いと環境への適応が半端ない。

当然の2期制作決定!まあやるよなって感じ。

 

スキップとローファー

漫画原作。なかなか良かった。
周りに見ている人、高評価の人が多かった印象。

美津未のニュートラルさが一貫していた都会らしいしがらみを一切気にせず(内心気にしてはいるが周りの人にはそう見えない)、一貫して純粋にものを言っているのがなかなか刺さった。

内面を語る描写が多かった気がする。ぐるぐる悩んで、最後はえいや!で行動できる美津未が素直にすごい。

それのおかげか、女子4人組の描写がなかなか尊い。腹の中では冷めていたミカも、最後には居場所として受け入れたのが良かった。

サブキャラもなかなか凝っていた。兼近先輩とか、風上会長とか、理想的に見える人でも裏ではいろいろあったんだなと考えさせられた。
まさに志摩君とかもそうだもんね。

各話タイトルがオノマトペで可愛かった。各話の雰囲気にもあっていたし。
全体的に無理せず可愛くまとまっていたのが好印象。

推しはミカ。最初はちょい冷めた立場だったけど、馴染めてよかった。
おしゃれとか、人付き合いとか頑張っているのにあまりうまくいかないのってキツイよなーとか思った。

 

山田くんとLv999の恋をする

漫画原作。

あんまり見たことない類のラブコメかも。ドラマみたいな設定。結構好き!

主人公の茜が賑やかで全体を通して楽し気。落ち込むときはめっちゃ落ち込むし、八茶けるときははっちゃける。
それに振り回されるのが山田君。なわけだけど、なんだかんだ付き合ってくれて、無表情だけどいい人感がにじみ出ている。顔も声もイケてるが、内面もかなりレベル高い。

構成もなかなかうまくて、しっかり着地してくれたのは好印象。
溜めて溜めて、最後に山田の笑顔がズドン!という展開は鳥肌ものだった。

キャラクターだけでなく、演出も小ネタが効いている。
パートの切り替わりのSEとの音ハメだったり、Cパートがしっとり系だったり面白系だったり。
後はお話のコンセプトであるゲーム内の描写と現実の描写の切り替わりでメリハリが生まれていたと思う。

推しは桃子。よく茜のことを見ている。報われてほしいポジション。
瑠璃姫こと瑛太君と茜応援体制になるところはなかなかアツかった。

良くまとまっているし、続きはあってもなくても。

 

江戸前エルフ

今期癒され度No.1!

日常コメディ。引きこもりエルフのエルダ(こんなのでもご神体)と巫女の小糸との日常を描く。

下町月島ののんびりとした雰囲気に終始癒される。
コメディっぽさも少しあり、デフォルメされたキャラのもっちり感や、エルフ達のダメさ加減にくすっと笑える。

大阪のエルフのヨルデは褐色ロリババアエルフ(CV:釘宮理恵という何とも刺しに来ている属性盛りまくりのキャラ。
金沢のエルフのハイラはギャンブル厨。CVは能登麻美子さん。巫女のいすずのCVは市ノ瀬加那さん。このペアなんかで見たことあるぞ。某水星の親子に結構引っ張られた。

どのキャラも賑やかになる要素ばかりで楽しげであった。
そんな中、引きこもりのエルダは割とパッシブかと思われるが、自己主張が強く、問題も起こしがちなので、全くキャラ負けしていなかった。

時々挟まれる江戸時代の知識は結構ためになるので、ちょっと豆知識も増やせる、そんな点も面白かった。

このアニメ、ご飯が美味しそうである。小柚子ちゃんの作る料理やもんじゃが美味しそうで!個人的な話だが、月島に遊びに行ってしまった。

OP『奇縁ロマンス』は和風で元気の出る曲。今期OP良かった部門ノミネート。

推しはコマちゃん。イケメン。
しっかり締めるところを締めてくれるツッコミ役。小糸もたまにボケに回るからね。

こういうアニメがたくさんあるといいな!続き全然あってもいいよ。

 

マイホームヒーロー

漫画を少し読んだことがある気がする。ちょっと期待していた作品。

最初のハラハラ部分が割とピーク。延人殺しをどうやって隠し通していくのか、どう筋を通していくのかがこの話の全てともいえる。

奥さんとともに修羅場に慣れすぎちゃいないか、と思うがそこは突っ込んではいけない。
普通だったはずの家族が、だんだん普通でなくなっていくが、それでも普通を装い続けるという異質さが面白かった。サスペンスというより、ホラーに近い。
そして一番存在がホラーなのは冴えないおじさんだったはずの鳥栖哲雄その人である。

アニメのまとまりとしては、そんなまとめ方!?と驚いた。なかなかえげつない。
漫画の方は多少展開が違うそうなので、アニオリだったのかな。

推しとかはないと思うが、恭一はおいしいキャラだった。演技もなかなか迫真だった。

続き知るとしても漫画でいいかな。

 

おとなりに銀河

ほのぼの日常ラブコメ。ちょっとファンタジー

ファンタジー的に付き合う必要があることになっちゃった二人のお話。
ファンタジー周りの設定はふわっとしているが、それを置いても二人がトニカクカワイイ(それ別タイトルや)

漫画家としての仕事や、家族とのしがらみでなんとなく大変そうなのに、それを見せない一郎と五色さんはとても大人だなあと思う。
でも楽しい時は本当に楽しいといった感じで、なんかいいなとほっこりできるアニメだった。

お隣さんとか、親戚、元アシさんとの関係も良好で、家族の関係だけに集中して見られたのも良かった。

一番の好きポイントはまちちゃん。推し。
一番大人だし、一番我慢しているのにそれを見せなかった。我慢しているのを見せない、押し殺した様子をうまいこと表現している名演だったと思う。素晴らしい。
最後にはちゃんと本心を打ち明けることができて、みんなハッピーで追われたのが本当によかった。これを最後に持ってくる構成力にも拍手。

あと、ふみおもいいキャラしてたぞ。

 

転生貴族の異世界冒険録 ~自重を知らない神々の使徒

ラノベ原作。コミック版を読んだことがあったので期待していた作品。

ゆるくてクオリティまあまあな異世界アニメで個人的に好み。今期だと『くまクマ熊ベア―』とかもその類。

全体的に、可愛らしくワイワイとした感じでまとまっていた。やりすぎ転生系なので、「やりすぎちゃった、テヘッ!」っていうのに対して、周囲から「さすがにやりすぎ!」と怒られるのがワンセット。この学ばない感じが、面白い所。

ステータスでぶん殴る系の話なので、成りあがるというよりは日常を過ごしながら進んでいく。
日常とはいえ、王女や令嬢を侍らせるし、学園に通いながら冒険者活動もするし。そして大人に詰られる。

最後はキャラを盛りまくって終結。最後ほんの少ししか出てこなかったが、魔王と魔王の家臣たちのキャストが豪華だった。魔王(CV:前野智昭さん)と魔王の妻(CV:小松未可子さん)のキャストが狙ってて笑ってしまった。

普通に続きがあっても堪えそう。

 

魔法少女マジカルデストロイヤーズ

アニオリ枠。割と問題作だと思う。面白い。

そう、面白いんだけど、どうしようこれ。とても言語化しにくい。
奇を衒ったアニメであることは間違いない。

ジャンルに疎いが、サイケデリック?全開のアニメ。OPとかがまさにって感じ。不思議な描写に驚いて引き込まれた。

話の筋としては、迫害されるオタクたちが魔法少女と戦うという話。
魔法少女たちがなかなか個性的なうえ、割としっかり変身+戦闘もあるので、バトルものとしての見方もできるっちゃできるか。

ファンタジー要素もあり、死なないマスコットとか、所々あれ?という違和感が散りばめられている。
次回予告が絵コンテなのは結構しゃれてるな、と思っていたら重大な役割があったり。
些細なところが侮れない類のアニメ。

意味解釈は考察記事に委ねるがちょっとだけ。
これってオタクを揶揄してんのか、オタク嫌いを揶揄してんのか、どっちなんだろう。と、いろいろ考えた末、どちらも小さい世界に閉じこもってんじゃないよ、というメッセージがあるような気がした。
それを一人求めたのがSHOBONだし、小さいオタクコミュニティに求めたのがオタクたちってことなのかな。とかいう浅い理解。

キーワードとして出てくる「好きなものを好きなだけ好きでいられる世界」が、理想的にも、空虚にも聞こえてしまった。

総合不思議な作品。OP、EDだけでも世界観が伝わると思うので気になったら見てみてほしい。

 

君は放課後インソムニア

漫画原作。今期dragon好き度No.1!

インソムニア(英語で不眠症)の中見と曲が、眠れないという秘密を共有しながら過ごす、青春ラブストーリー。

画も話もきれいで息をのんでしまう。見た後にため息を吐いてしまうタイプのアニメ。

画は何といっても満天の星空。石川県の田舎ののんびりした雰囲気と、街並みに星空がよく合っている。遮るものが何もなく、空気も澄んでいて星が輝いているんだろうという空気感まで伝わってくる。

ストーリーはしっかり進展していくラブコメという点で高評価。
天文部としての発足、秘密の共有から、夏祭りや観測会などのイベントを挟んで、最後に合宿を持ってきての着地。全体構成が完璧で感動した。

中見も曲も唯一の理解者に出会えて気持ちが外に向いてくるのがほほえましい。
周りの人も同じで、この二人のためなら、と協力的になってくる。バトルものではないが、周りのキャラが協力してくれるオールスター感も楽しめるアニメ。

落ち着いたOPが印象的だった。まあ元気いっぱいって感じのアニメでもないし、よく合っていたと思う。

推しは穴水ちゃん。一番男気がある。かっこよくてかわいくてちゃんとしてる。
ボーイッシュな女の子キャラ好きがち。

実写映画も最近やっていたらしいが全く知らなった。ちょっと悔しい。
何にせよアニメの完成度がとても高いので、ひとまずこっち見たらいいんじゃなかろうか。

 

女神のカフェテラス

女の子と共同生活する昔ながらのラブコメ

各ヒロインの特徴と、グダグダ言いながらもヒロインを観察している隼の様子を楽しむとよいアニメ。

まず流星(りほ)。社交性マックス女子。ツンデレ系で分かりやすく可愛い。

白菊。大人キャラでしっかりしている。が、アルコールにあまりに弱すぎる。一番ヤバいこと言ってるし、一番絵面がひどくなる。

秋水(あみ)。アホ女子。最初のPC破壊により、喫茶店経営がいきなりピンチに陥る。ヒロインになっている様子が全く想像できないが、これは今後かな。

桜花。服飾できる。隼とぶつかりがちだが、意外と奥手。

そして推しは紅葉(あかね)。クールなお姉さんキャラだが一番積極的。最終盤は紅葉を中心に恋が展開していく。

全体通して爽やかな印象でまとまっている。OPの『運命共同体!』も振り付けも込みで元気な曲。

秋水以外の好意が明かされる&隼側も好意をなんとなく自覚してここからが面白い所。
第2期制作決定ということで、楽しみな作品。

 

神無き世界のカミサマ活動

漫画原作。

異世界転生して神という概念のない世界で宗教を創始しちゃう話。
話・ビジュアル・その他ツッコミどころに事欠かない、ギャグファンタジーと言えるだろう。なかなか面白い。

基本はミタマちゃんを信仰する宗教ということになるが、主人公のミタマへの扱いがひどい。神の力に散々頼って搾り取っておいて、自分は信者にはならないという鬼畜振り。
他の神クラスの存在も出てきて、だんだんミタマの扱いがぞんざいになっていく。

画はなんじゃこりゃ。
モンスターだけCGで浮いてるし、現代文明の機械類(コンバイン)が登場した時には、キャラの顔を合成してまるでコラ画像のようになっていた。そしておそらくこれはわざとやってネタにしている。
平常時は普通にちょい劇画チックなアニメ画なだけに、あんなコラ画像味のするもの見せられたら笑うよそりゃ。

そして絵面。結構直接的に変態描写が出てくるし、色欲を操る存在も出てくるので、まあひどくなる。
それに合わせてキャスト陣もなかなかはっちゃけている。アルラルとか最初は良かったのに、終盤エロ漫画見て騒いでるだけになってたし。

OP、EDは各回の内容が盛り込まれた映像になっていた。EDのドット絵とか好き。

推しはベルトラン(女)。最初の威厳はどこへやら、どんどん女々しくなっていく様子が面白かった。

そんな感じで話はあまり入って来てないけど(ダメじゃん)、話としてはまだまだこれから。ギャグとして面白いので続きがあったら見たい。

 

カワイスギクライシス

設定出オチワンパターンギャグアニメ。
でも地味にバリエーションを感じて、最後まで楽しく見られた。個人的にはおもしろくて好き。

地球にやってきた宇宙帝国「アザトス」の面々が、地球の動物の可愛さに悶絶して死にかける。新たな動物に出会う度、新たなメンバーが地球に降り立つ度、毎回死にかける。そんな話。

可愛い動物たちを前に我を失う宇宙人たちと、自分の愛する動物を頑として譲らない地球人、それに冷静に突っ込んでいく華澄やリザ、この変わらないパターンが面白い。
当初はリザは狂う側だったのに、いつの間にか冷静に突っ込む側に回っているのがまた良い。後半もたまに壊れるけど。

出てくる動物は犬と猫に加えてウサギ、ハムスター、ハリネズミなどなど。時には動物園に行ったりする。
伊豆シャボテン公園アドベンチャーワールドが登場した。どちらも行ったことがあるので、登場して嬉しかった。やっぱりカピバラやパンダを出すならここである。

宇宙の動物たちの可愛さレベルが低いため、地球の動物の可愛さに耐えきれないという大前提がある。宇宙の動物たちは絶妙に気持ち悪い。キモカワの部類。

推しはラスタ。動物アレルギーで比喩とかじゃなく本当に死にかけているにもかかわらず、動物に向かって行く。そこまで好きなんだな、と若干引きつつ思った。

 

彼女が公爵邸に行った理由

とうとう韓国小説からのWEBTOON*1発でのアニメの流れが来たよ。

小説の世界の令嬢に転生してしまうという、ありがちな設定ではある。
特徴は、甘々ラブコメではなく、偽装婚約というバチバチな関係からお互いに意識していくというところ(まあこれもありがちではあるか)。

ノアは何を考えているか分からないし、ムカつく言動ばかり。確実にレリアナを困らせに行っている。その上顔が良いのでなおムカつく。
この辺り、レリアナの内面が良く語られて、ムカつく!ってなっているところが可愛げだと思うし、感情移入しやすい。
皮肉の一つでも言ってやろうと画策するレリアナと、余裕綽々のノアの対比が楽しい。

小説における死の運命から逃れようというのが本筋ではあるが、そのあたりがきっちり語られることは少ない気がする。『はめフラ』とかと比べて、既定のストーリーやイベントがふわっとしていて、より日常的な描写に寄っている印象。
ただし、この小説の世界とは微妙に違うような、レリアナにとっての「現状の分からなさ」が緊張感を生んでいるのも事実。自分がした行動が世界にどういう影響を与えているのか全く分からないというのもまた怖い。

推しはキース。ちゃんとした大人。

 

THE MARGINAL SERVICE

アメリカンなノリを意識した作品。アニオリ枠。
ちゃんとしたSFではあるが、全体の設定が笑ってくれと言っている。コメディと思って見るのもまた良い。

各話冒頭は、ブライアン(CV:宮野真守)の皮肉やジョークたっぷりな英語らしい台詞まわしの1人語りから始まる。

地球人では敵わないエイリアンに唯一対抗可能な謎の生物「境界人」を管理する機関のお話。基本は悪さをしている境界人たちを取り締まるという流れ。

そして毎回そんな落ちかよ!というのが多くて面白い。爆発落ちとかね。
全体構成としての落ちも、えぇ...って感じだった。なかなか笑わせてもらった。

アメコミらしい?と言うのか、爽やかにまとめようとしてるんだけど、なんかドンパチやることになるし、男臭い展開になる。
バトル時の恰好も、敵の様子も、なんとなくダサい。それがいいんだけど。

推しはサイラス。幸が薄いキャラではあるが、能力が高い。ライラとうまくいってほしい。

 

マッシュル-MASHLE-

最近原作が完結した、ジャンプ作品。
正統派?ギャグバトルもの。

魔法学校に魔法が使えないマッシュが筋肉で入学するという、力こそパワーな設定。
絶対に何とかなっていないのに筋肉でなんとかするところと、周りが「そうはならんやろ...」と引きつつ突っ込むところが面白い。

それでいてしっかりバトルは成立している。マッシュが本気を出してからが圧巻で、見ごたえがある。マッシュ以外は普通に魔法で戦っているので、変化もある。

マッシュの絶妙なポンコツ感と、たまにいいことを言うことのギャップがまた良い。『ワンパンマン』とかを彷彿とさせる。

一応魔法が使えないことは隠している設定なので、「ハムストリングス魔法」とかいうパワー(文字通りのパワー)ワードともに技を繰り出す。
面白がらせるノリではなくて、シリアスなバトル中に自然に出してくるので、雰囲気とのギャップで爆笑した。

推しはドット。一番うるさい。一番感情が表に出る。おもろい。

2期制作決定!どんどんやってほしい作品。完結したなら原作通読してもいいかなとも思っている。

 

異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する ~レベルアップは人生を変えた~

ラノベ原作。

ラノベらしい世界観と、きれい系の画が特徴的。

ストーリーは割と欲張り。
異世界で修業&ありがちなイベントを回収しつつ女キャラを侍らせる。
現実世界に異世界のレベル概念を持ち込んでめちゃくちゃやってこっちでも侍らせる。学校生活を送りつつラブコメ風も一応やるという、なかなか盛りだくさんな設定。

話が異世界に来たり現実世界にきたりでコロコロ切り替わる。これが独特のテンポの良さを生んでいて心地よい。異世界での進展→現実世界での進展→また異世界にといった感じ。
現実世界での用事の合間に異世界に顔を出したり、その逆もあり、でなかなか忙しい。それだけイベントが詰まっているということでもあるので、飽きは来ない。

一応異世界ものなので、戦闘とか盛り上がりについて言及。滑らかな動きよりむしろ線の細いキレのある画で押してくるという印象。

OPかっこよさ部門ノミネート。『逆転劇』はアニソンらしい盛り上がりのある曲。オタク大好きなサビの転調がかっこいい。

推しは神崎さん。露骨に好意を見せている他のキャラと違って、冷静な感じ。
女キャラの中では一番まともだと思う。

話が異世界と現実世界の2軸なだけに描写不足感は否めない。どっちも掘りきってほしいので何らかの形で続きは知りたいところ。

 

僕とロボコ

今期面白さNo.1!

前期に続き大変笑った作品。

ジャンプは本当にネタに困らない。パロディをできる限り詰め込みつつも、キャラに個性がありすぎてパロディ頼りな構成になっていないのが高評価。

個人的に好きだったのはアイドル回からのくだり。微妙に伏線になっていてアンミカが出てきたりして、そんなとこで筋通さなくてもいいのに、とニヤリ。

次は30分アニメ化...をかっ飛ばして劇場版制作決定!いいぞ、このままいってくれ!

 

ワールドダイスター

メディアミックスプロジェクト。演劇のアニメ。
骨があって結構すごい。好き。

まずは普通に舞台で世界のトップ「ワールドダイスター」を目指す女の子が集まるところから始まる。

主人公のここなは静香と一緒に劇団に向かうわけだが、入団するのも演じるのもここなだけ。静香はただ居るだけという感じ。ここで、自分を含めたオタクの皆さんはなるほど?イマジナリーフレンドか、ここなにしか見えていない存在、もしかして亡くなっていたり?、といったんは思うわけだが。
しかし、普通に会話するし、周囲の人に存在も認知されている。この静香という存在は一体何なのか。
ここで、このアニメは集中して見ないといけないとギアを入れ直した。

舞台の上での特殊能力的なもの「センス」をそれぞれのキャラが持っており、舞台上でのキャラごとの特性の違いをうまく出していたと思う。
この辺り上手いのは、しっかりここなと静香に絡めて話を深めていく要素になっているところや、字義通りの演劇の「センス」論、才能論みたいなところにつなげていくところ。結構練られた構成だと思う。

映像は鮮やかめなキャラの配色が目を引く。
そしてなんといっても演劇のシーン。ここだけ作画がヌルヌル動く。力が入っていて見ごたえがある。
そこに声優さんたちの本気の演技が入って必見。「アニメのキャラ」が役を演じるというよりは、「舞台の役」の方に力点を置いたガチの演技に感じた。(自分は演劇素人なのであくまで感覚として。)

推しはカトリナ。よくできたツンデレキャラ。配役に恵まれず不遇だが、終盤のオーディション前のエピソードのインパクトがものすごい。
CV:天城サリーさんは最近注目の声優さん。他には『トモちゃんは女の子』のキャロルとか。今回は割とシリアス目なシーンも多かったので、振り幅が大きくてすごいと思った。

 

異世界ワンターンキル姉さん ~姉同伴の異世界生活はじめました~

漫画原作。ギャグ寄りアニメ。

ブラコン最強姉さんが、なよなよしている朝陽を助ける。そんでベタベタする。基本はこれの繰り返し。

第2の姉さんキャラのキルマリアに、無邪気&落ち着きのギャップのソフィ、明るいターニャ、ツンデレお嬢様のグローリア。
最後はなんとなくバトルとか、ドタバタにもっていって盛り上がる。明るく見られるアニメ。

OPが前半と後半で変わる。前触れなく急に変わったので驚いた。意外と動きのあるOP
EDの謎ダンスにも毎回見入ってしまった。謎の力がある。

推しはクオン。戦えるメイド。「霹靂一閃」みたいなことしてた。

 

勇者が死んだ!

漫画原作。
ギャグ寄りかと思いきや、しっかりまとめてきた。尻上がりに面白くなっていった作品。

偶然勇者を殺せちゃったトウカが、勇者の体に精神を移して旅することになるという話。
最初は変に"ふともも”を押してくるエロコメかなと思っていた。大根に黒ニーソを履かせて喜んでるのとか、狂ってて良い。EDのアニメーションもなかなか意味が分からなくて好き。
話を戻す。序盤は(トウカが体を乗っ取る前の)勇者ゆかりの人物を訪ねていく。
旅して終わりかなと思えば、終盤はしっかりハートフルなバトル展開に突入。
思ったよりキャラの掘り下げもしっかりしていて、トウカとアンリの関係もこじれたところから少しは良くなったな、と思えた。

ギャグは最後まで残しつつ(ふとももとかおっぱいとか連呼させてたし)、ストーリーはハッピーにまとめ切った。

オーイシの「SHINDA~」という歌詞から始まるOPは、インパクトがあり頭から離れない系の曲。映像もちゃんとかっこよく、ダークにまとまっていてよかった。
EDの大根押しとの対比でOPとEDのシリアス&ギャグバランスもとれていたなと思った。

 

来期以降続くアニメ

Dr.STONE NEW WORLD

とうとう海へ!

リアルではまあ無理かもだけど、設定上は一応筋が通ってるからいけるかもしれないな、と思わせてくれるワクワク感がこの作品のいい所。

Dr.STONEは見ていると毎回ウルっと来てしまうのは自分だけだろうか。アツい展開に人類の歴史が乗っかっているという壮大さに毎回感動してしまう。

人類石化の謎が目前まで来ているという急展開。この先も期待したい。

今期の推しは羽京。海に出てソナーマンの本気が発揮された。

 

ポケットモンスター (2023)

ポケモンを題材にした全く新しいアニメという感じ。新しいチャレンジを感じる。

ダブル主人公かと思ったが、まだリコの視点が多い。
リコは割と自分語りが多い内向的タイプなので、しっかり口に出してバンバン行動できるサトシとは対照的。

ニャオハの可愛さが狙ってる。なんかツンツンしてたのに急にリコになじんでるし、肩に乗ったり抱えられたり、いつのまにか結構馴染んでるな?と少し面白い。
EDの合いの手で「ニャオハー!」って入ってるのに毎回笑ってしまう。

推しはモリー。頼りがいがありすぎる。
ライジンボルテッカーズの掘り下げがもっと見たいので今後に期待。

 

ひろがるスカイ!プリキュア

プリキュア4人そろい踏み!
男の子プリキュアとか、大人プリキュアとか話題になったが全く違和感がない。
そもそもスカイランドと現実風世界を行き来するというファンタジー要素が強めな世界観なだけに、受け入れやすかったのかなと思う。

遠距離攻撃や空中での動きがあって戦闘も見ごたえあり。

プリキュアパーティのバランスが取れていて隙がない。
メイン近接火力のスカイ、遠距離火力のプリズム、遊撃のウィング、盾+バッファー/デバッファーのバタフライ。負けるところが想像できん。

 

逃走中 グレートミッション

逃走中をアニメにしようというアイデアがまずすごい。

そして、割とアニメとして面白くなっているのもすごい。流石にアツいし。
話としては1回の逃走中が7話で終わって、次なる逃走中に入っているところ。こんなのステージと登場キャラ変えて無限にできますからね。今後も楽しみ。

推しはルナ。ラッキーガール。

ちゃんと実況の声が入ってて、当然だよなぁ!と嬉しくなった。

 

EDENS ZERO 第2期

第1期で四煌星がそろい踏み。
今期はドラッケン・ジョーとの戦いがメインだった。

ドラッケンの恐ろしさが凄まじく、絶望感のあるストーリー。そこからの展開も、この話のキモというか、全体の世界観が見えてきて面白くなってきた。

盛り上がりポイントは、四煌星のバトルシーンとシキの覚醒。
四煌星のバトルドレス姿はかっこよかった。めちゃくちゃ強いし。

推しはハーミット。可愛い。がっつり戦っていたのでよかった。

 

デッドマウント・デスプレイ

異世界から現世に転生した

異世界の手がかりが現代にちらちら出てきて、一気にミステリアスかつ激しい異能バトルものになっているのが面白い所。

これから世界観がもっとわかってくるところなので、10月クールからに期待。

推しはソリティア。急に出てきた割に、活躍どころが多いし、コメディ枠を一手に引き受けていてすごいキャラ。

 

青のオーケストラ

淡々と青春ものをやってくれるのは嬉しい。
しっかり話も盛り上がる。楽し気ある描写もあるし、テンポも悪くない。流石のNHKクオリティ。

演奏中の3Dモデルはもっと良くなってくるといいね。『BLUE GIANT』然り。
とはいえ、地味に動きの多い演奏の部分をしっかりアニメーションにしてやろうという気概はほめたいところ。オーケストラは特に人数多いし。

EDはカノンのアレンジで、粗品の編曲。ギャンブルはともかく、天才であることは間違いない。

推しは立花さん。キツイけど美形。熱心な様子がかっこよい。

 

贄姫と獣の王

ほとんど追いつけていないので追いつきたい。

2クール放送であることに驚き。動きの少ないアニメだが、盛り上がりはあるのだろうか。

推しはヨルムンガンド

 

おわりに:今期のまとめと来期の話

今期はとにかくラブコメが多かったですね。
その中でも『君は放課後インソムニア』『山田くんとLv999の恋をする』『女神のカフェテラス』あたりは好きでした。

OPかっこよさNo1!は今回は該当なしかなーと思います。良かったOPは多かったです。強いて挙げるなら『【推しの子】』の『アイドル』になるのかな。

大きい人気コンテンツは、しっかり続いていくことを望みます。『Dr.STONE』も『鬼滅の刃』もここからよ。

今期切ってしまった作品だと『絆のアリル』『事情を知らない転校生がグイグイくる。』『Re:STARS』ですね。ちょっと追いかけきれなかった。
『Re:STARS』は吹き替えという新感覚でしたが、無理して見る程度ではないかなと思ってしまった。映画やるらしいし、気にはなるんですけどね...
『絆のアリル』は歌が良かったんだけど...足が遠のきました。
この辺り、見たよ!という方がいたらぜひ感想を教えていただけると助かります。

 

さて、来期夏アニメ(と言ってももう第2週に入っていますが)は大きめタイトルの続編に注目ですね。『呪術廻戦』『無職転生』は2トップとして、『ホリミヤ』『スパイ教室』『彼女、お借りします』あたり。

個人的には無職とホリミヤが嬉しいです。
呪術廻戦だけ先に見たのですが、映像がとんでもない。すごいよあれは。いろんなアニメを思わせる描写を集結させた、最強のアニメーションって感じ。

続編系で言えばはたらく魔王さま!』『政宗くんのリベンジ』とかもあるかな。自分は1期を見ていないので、のんびり見て追いつくいい機会です。
最近の作品の続編&放送再開は『もののがたり』『シュガーアップル・フェアリーテイル*2死神坊ちゃんと黒メイド』『あやかしトライアングル』『NieR:Automata Ver1.1a』とかですね。ぜひ最後まで走り抜けてほしい!

個別には『ゾン100』『ダークギャザリング』とかが話題ですかね。楽しみです。
タイトル落ちしている『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』とか、こういうバカアニメあるのは嬉しいねー。

他にも皆さんのオススメがあったら教えてください!

 

記事は以上です!
この記事を読んで、このアニメここが良かった!とか、このアニメ見たよ!とか教えてもらえると励みになるので、ぜひツイッター*3やコメントなどで反応ください!
オススメアニメもぜひ教えてください!

 

皆さんのアニメライフがより良いものになりますように。
それでは、また。

 

 

 

 

 

*1:縦読み漫画。フルカラー、縦に流れる画、セリフ少な目というスマホ縦読みに最適化された体験。従来の漫画とは似て非なるものである。「漫画」というより「WEBTOON」という新しい何かだと思った方が良いかもしれない。というのは、WEBTOONに詳しい知り合いからの受け売りなんですけど...自分はあまりWEBTOONに触れてこなかったが、新しい何かがとっくに始まっていたんだな、とちょい反省。

*2:今思いましたが、シュガーアップルとホリミヤはキャラデザが同じ方なので、雰囲気バッティングしてるかもな。全然違う話なので大丈夫だと思うけど。

*3:ちょっとツイッター以外のSNSも考えないとな。避難先作るかもです。

2023冬アニメ振り返り

【本記事は、2023冬アニメを大体全部見ている人が、冬アニメを振り返る記事です】

こんにちは。dragonです。

最近はてなブログのシステムからメールが送られてきまして、「ここ数年でこの時期に書かれた『○○アニメ振り返り』を振り返って記事にしませんか?」という内容でした。
振り返りの振り返りをしようとは、なんとも。いや、一括システムで送ってるのは分かるんですがね。面白かった出来事です。

というか、本来ならば振り返り記事は3月末か4月に入ると同時に出すべきだと思っています。でも毎期1週間ずつくらい遅れてしまっているのが現状。
新生活の忙しさを言い訳にせず、サクッと記事を書けるようになりたいものです。

前置きはこのくらいにして、2023冬アニメ振り返り行ってみよう!

今期の振り返り

今期はありえんくらい異世界系が多かったです。数をいくつか削るくらいには多かったですね。

それから、放送が延期になってしまう作品も多かったです。まあこれはもう少し長く楽しめるということで、ポジティブにとらえています。
噂によると、2023夏に延期になったり、続編が放送されたりする作品が多いらしいです。これは来期以降続くアニメの方でも見ていきたいと思います。

さて。私事ですがリアルが忙しいためそれぞれ短めの振り返りにはなりますが、今期も見たやつ全部にコメントしたいと思うので、よろしくお願いします。

今回も、dragonのオススメには○○No.1!と赤字で書き加えています。赤字のある項目を見るとオススメを押さえることができます。
気になったら是非見てみてください!

異世界おじさん

延期続きで3クール、やっと最終話放送。
まずは無事に放送しきってよかった。

待っただけのことはあり、後半部分の戦闘描写はしっかりしていたように思う。場面に登場しているキャラが増えたので、最終決戦感が出ていた。

キャラが増えたで言えば、エルフ・メイベル・アリシア3人がそれぞれデレたり妬いたりするのが面白かったと思う。ただし決してラブコメではない。

コメディとしては、たかふみのオタク的視点が常に光っていた。
そういえば異世界に対して現実からあれこれ言うっていう構造は今期『ツンリゼ』で珍しいと感じたけど、『異世界おじさん』も一緒だったな。

推しはエルフ。正妻こそ至高。

 

デリシャスパーティ♡プリキュア

これもここで一応振り返り。
記憶にある限り、初代以来初めて!シーズンを通して見たプリキュアになった。

ラストのまとめ方がかなりしっくり来ている。
情報を小出しにしておいて、ラスト3話でググっと締める。こんな終わり方なんだなーと素直に関心。

「ご飯は笑顔」喜びであるというメッセージが一貫しており、最後はブンドル団にも伝わるというきれいな構成だった。
ナルシストルーやセクレトルーの改心パートが結構よかった。

こうしたメッセージやごはん関連の各種設定の一貫性に終始感動させられた1年間だった。

推しはブラぺ。ピンチにさっと現れるおいしいポジションだったと思う。
あまねに「品田ァ」って言われている二次創作とかも好き。

続けてひろがるスカイも見たいと思う。

 

魔道祖師 完結編

いよいよ完結。完結編を待っていたので見られてよかった。

と言っても、言葉や設定が難しくてストーリーは体感7割くらいしかわかっていない。書籍や解説などでフォローしたいところ。

今期はちりばめられた伏線の回収編に当たる。カギとなるキャラの変貌具合が面白かった。
魏無羨と藍忘機の信頼関係がどんどん深くなっていくのは結構感動した。BL要素としては薄いかもだけど、オタクの皆さんが喜べるくらいの深みはあったと思う。

相変わらず絵への力の入り具合がものすごい。特に、暗めな雰囲気を演出する超細かい背景と、ド派手なアクション。動と静それぞれが細かくてチカチカするくらいだった。

日本語吹き替えが自然な感じになっていたのも特筆すべきポイント。
1期は中国語の口に合わせて、日本語の難しい言葉でとぎれとぎれに台詞が入っているのが気になったが、今期はかなり自然になっていて違和感をほとんど感じなかった。

推しは温寧。鬼将軍としての活躍が素晴らしかった。

 

うる星やつら (2022)

第2クールになってもどんどんキャラが増えていった。
既存のキャラを惜しみなくバンバン投入していけるのも旧作リメイクの強みだと思う。

各話単発なので気楽に見られた。
あたるや面堂が痛い目見て終わりみたいなパターン化された盛り上がりではあるが、キャラが増えてバリエーションが増したと思う。このリメイクで追加されたオリジナルストーリーとかあるのかはちょっと気になる。

今期登場キャラで登場回数が多かったのは竜之介。面堂がダメイケメンであるがゆえに、イケメンキャラとしての立ち位置を確立していた。ただし女である。
というか登場する男キャラがみんな女々しい。サクラとか弁天とかに全部男らしさを持っていかれている。

推しは竜之介。ボーイッシュで刺さりまくり。

なんと続きをやるらしい。うる星やつら(2024)も期待している。

 

不滅のあなたへ Season2

レンリル戦でたっぷりと1クール使った余裕のある構成。

今期はボンの悩みが一番の注目どころだったと思う。
戦いは限界を超えているし(だって何度も蘇生使ってるくらいだし)、それぞれの戦う理由がなんとなく切ないし、終始重苦しかった。

そしてフシの能力が判明。最後はオールスターになって豪華になった。
一方で取返していない器もあって緊迫感があった。

推しはレンリル兵のユイスとセラ。救いがあってよかった。

ずっとこのまま続いていくと思っていたが、フシが世界を手に入れた後時代を飛ばして現代編に突入するらしい。なんという原作。面白そうなので見たい!
と思っていたら3期制作決定!めでたい!

 

陰の実力者になりたくて!

全20話で終了という珍しい構成。

厨二をこじらせた主人公が知らない間に祭り上げられて組織のボスになっちゃう、みたいな話。
かといって本人も困るわけではなく、まんざらでもない様子で厨二続行。これがストーリーとして特異で面白い部分。

普通にシリアスな話ではあるが、急にギャグっぽい描写を突っ込んでくる。
ギャグの餌食になるのは大体アレクシア。シドと風呂で遭遇するとことかわけわかんなかった。シドにもベータにも振り回されている。

戦闘作画もしっかりしているし、総じて高クオリティという印象のアニメ。
EDを歌うキャラが変わるなど、ありがちだけど力入ってます感が伝わってきた。

OPは今期オーイシ枠その1。今期OPかっこよさ部門ノミネート。

推しはニュー。仕事できる感が伝わってきて良い。

この先どうなっちゃうんだと言うところで終わったけど、2期を作るらしい!

 

アイドリッシュセブン Third BEAT! 第2クール

いったん休止を挟んだ後の反転攻勢!

Re:valeのバックにTRIGGERってのもなかなか豪華だったけど、やっぱりIDOLiSH7がTRIGGERの楽曲を歌うのもすごかった。

今期の明確な違いは、敵となる存在がいてグループ内が(ある程度)結束していたこと。内部でごちゃごちゃみたいなことは少なかった。

と思っていたら、今度はナギ君のターンだそうで。第4部もアニメ化してほしい所。

OPの作曲はAyaseさん。ポップで元気さもありつつも、落ち着きがある不思議な楽曲。らしいメロディラインと、これまでのOPにはなかった夜の映像がマッチしていた。

今期の推しは十 龍之介。これ好きにならない人いる?

 

ポケットモンスター めざせポケモンマスター

サトシ今まで本当にありがとう。というわけでいったんのサトシ編完結。

と言っても見てないシーズンがあったり、見飛ばしている話はあるけれども。それでも自分の人生より長い旅を続けてきたサトシを全力リスペクト。

今期に限った話で言えば、原点回帰いつものパターンを丁寧に描写していてしみじみした。特にロケット団はずっと相変わらずで、ぐっと来た人も多かったと思う。

ファンサービスも感じられた。
『タケシのパラダイス』『前向きロケット団!』などの楽曲から、ラティアス→水の都の流れとか!たまらない描写が多かった。

個人的にすごいと思ったのがエンドクレジットのポケモンの声を当てている声優さんたち。歴代登場するポケモンを振り返ってみるとすごいラインナップ。
過去の映像から引っ張ってきた音声なんだろうけど、それでもすごい。
EDも含め石塚運昇さんの声とかだとしみじみした。

最後にはサトシのポケモンマスター像が語られて終了。
でも、すでにサトシはみんなが認めるポケモンマスターだと思うよ。

冒険は新しい時代、新しい地方へ。これからもポケモン見ていくぜ。

 

ブルーロック

今期アツさNo.1!

今期は2次セレクションがメイン。

潔・凪・馬狼の3人チームに千切が加わって、という形。
個人的には千切が加入してくれてうれしかった。蟻流とのマッチアップでは、スピード対リーチの対決もさることながら、ロングヘア"オシャ"同士の争いであったことも面白かった。

潔の覚醒は思考やアイデアの世界なので青天井。これがブルーロックのアツさのカギだと思う。
その思考の外から来る他のキャラたちの覚醒もアクセントを加えている。馬狼のダーク感そのままの正統進化とかはすごかった。

画面は基本的にずっとサッカーしているだけだし、背景もブルーロックの中だけあってほとんど変わらないにもかかわらず、これだけの変化と面白さが出ているのが本当にすごいと思う。

推しは引き続き千切。さすがにかっこいい。

第2期&劇場版制作決定!
劇場版は凪の話になるらしいけど、どんなだろうか。またアツいのを期待している。

 

吸血鬼すぐ死ぬ2

今期おもしろさNo.1!

今期新しく増えたキャラと言えばミカヅキとサンズくらいで、後は吸血鬼が増えたくらいだった。
その代わり、これまで出てきたキャラが入れ代わり立ち代わり出てきて、いつもオールスター感があった。そして全力でふざける。

割とヤバい相手が多かったため、敵も味方も入り乱れて一丸となって戦うことが多かった。裏新横浜とかアンチエイジングとかノースディンは能力的には相当ヤバいと思う。なんか絶妙にみんなだめだったけど。

OP『NEW DRAMA PARADISE』は空耳が結構ある、ギミックの効いた歌詞だった。
例えば「Sing!You!Call!」は「新横ー」って絶対言ってる。

推しは相変わらずのジョン。「おしり」って言わされてたのがかわいかった。

普通に続きあっても普通に見るから作ってほしい。

 

神達に拾われた男2

2020秋の続き。
1期のままのテンションで、普通に続いた普通の作品という感じ。

今期はエリアリアと別れて、リョウマ側の話がメインだった。主に店舗経営や事業拡大の話だったので、新しい街だったり従業員だったりでキャラも増えた。

キャラ?ではないが、使役しているスライムの種類も増えた。血だったり金属だったり、空を飛んだり何でもありだな。顔とかがあるわけではないけど、プルプルしてて可愛い。

あまり物騒な話がなく、出会いと日常が大事にされているアニメだと思う。

推しはカルラ&カルム。前期に引き続いて双子キャラなので好き。
片方は2号店担当になったため、一緒に出てくることが減って残念。

 

イジらないで、長瀞さん 2nd Attack

2021春の続き。凶悪褐色黒髪ロング八重歯ギャルが返ってきた。

今期はセンパイとの仲が進展?と思いきやそんなに進んでもいない。センパイの男らしさが本当に少しずつ上昇していくので、そこが見どころではある。

1期と変わらず、キャラクターの表情を楽しむのが良いアニメ。先輩と対照的に長瀞のデレも増えた気がする。

イベントごとは結構多くて、病気・クリスマス・正月などポイントは抑えていた。
長瀞の巫女姿は結構凶悪だったので必見。

そして柔道大会。長瀞のルーツは柔道だったんだと驚き。
『もういっぽん!』と併せて柔道やってるアニメが2つあるという珍しいクールでもあった。

今期の推しはガモちゃん。二人の仲をよくわかっているキーマン。

続きはまあどっちでもだけど、ラブコメはゴールとその後が好きなオタクなので見たい気持ちもある。

 

虚構推理 Season2

期待の虚構推理第2シーズン。2020冬の続き。

1期ほどの緊張感はなかったが、各地に出向いて謎に向き合うというパターンで安定していた。

個人的に好きなのは雪女のエピソード。
怪異が人に悪いことをしているわけではなく、人に寄り添おうとするが故の事件だった。
話自体が温かいし、最終的に最も恐ろしいのは人間なのかもね、という通底するメッセージが一番伝わる話だったと思う。

虚構によって謎を解き明かしていくというコンセプトは今期もまあまあうまいこと言ってたと思う。叙述トリックとは違うんだなこれが。表現しにくいけど、唯一無二であることは間違いない。

それで終わっていいんかみたいな最終話だった。
さもない1エピソードで終わったのは、今後も変わらぬスタイルで続きますよ!という意志の表れだったのかもしれない。
真ん中のエピソード3つ(雪女・ピノッキオ・謎解き会議)がメインになっていて、それを楽しむ構成だったのかなと思う。

 

東京リベンジャーズ 聖夜決戦編

2021春の続き。期待通りの面白さ!
配信が少なかったので、月末にYoutubeでまとめて無料配信されるのを見てた。

今期はマイキー君のカリスマ性みたいなものがかなり控えめになって、武道と千冬がメインの話になっていたと思う。この構成事態も後々回収されるという面白い構成。
で、一丸となって黒龍"ブラックドラゴン"と戦う。

聖夜決戦編の前置きと、天竺編へのつながりもしっかりと組み込まれており、シリーズのつなぎとしても期待が高まる構成になっていたと思う。

余談だが、最近友人に「タイムリープもののアニメ見たことある?」と聞いてみた。シュタゲ、ひぐらし、最近ならサマータイムレンダとかかな?と期待していたら、「東京リベンジャーズとか?」と言われた。確かにタイムリープものだわ。そういう目で見てなかった。

今期の推しは柚葉。かっこよすぎるよ、、、

天竺編にも期待!

 

お兄ちゃんはおしまい!

今期覇権!

今期作画部門にもノミネート!
キャラも物体もヌルヌル動く。一見の価値あり。

TS日常もので、かなりフェチが詰まった作品に思う。ロリアニメでもあるし百合っぽさもある。百合についてはみよちゃんがニヤニヤしているのがメタくて面白い。
ただの日常系だからと思って、1回普通に家族の前で見て後悔した。

なんといってもキャラの動きがすごい。歩いたり、ゲームしてるだけでも、細かいところに気を遣っているのがよくわかる。
衣装・髪の毛・の動きにどうも目が行ってしまう。

OP『アイデン貞貞メルトダウン』は頭から離れない系。曲冒頭の「ウッ!」からのスピード感が好き。
ED『ひめごと*クライシスターズ』はキャラソンこれは映像がすごい。本編とは違うヌルヌル感。

原作はネットで公開されているらしいし、ぜひ読みたいところ。
普通に続き作ってくれてもいいのよ。

 

スパイ教室

ラノベ原作。

落ちこぼれたスパイの卵たちが一つのチームになって奮闘する。

情報の出し方が本当に上手なアニメ。
ストーリー的にもそうだし、公式の情報の出し方もうまかったと思う。アニメから入る人に対する配慮がしっかりなされていた。

原作を読んだことないということを免罪符にあまり言ってはいけないことを言ってしまうと、この話は叙述トリックなんだと思う。
それをアニメーションにしようという根性がまず評価できる。
パターンが分かった後は注意して見るわけだけど、それでもなるほどと思えるくらいの展開が用意されているのですごいと思った。これは原作・脚本の力だろう。

ほっこりとした日常を描きつつキャラにフォーカスするエピソードを挟む。そしてミッションの際にはシリアスに全力、というメリハリがついていた。
日常描写はそれ単体で小さなギミックがありつつ温かくもなるという、これまたすごい試みを実現している。

推しはジビア。武闘派。ボーイッシュ。はい、好き。

7月から第2シーズン!まあフォーカスしきれてないキャラがいるから作るかなとは思ってたけど、思ったより早かった。楽しみにしている。

 

お隣の天使様いつの間にか駄目人間にされていた件

ラノベ原作。今期癒され度No.1!

こういうのが見たいんだよ!というラブコメ。dragon好き度部門にもノミネートで。

動きが少なめでセリフ回しが多め。基本的に家の中でのやり取りがメインになる。
何気ない会話から少しずつ進展していく様子にニヤニヤが止まらない。

そして動きが少ないところからのカット転換、周と真昼の恥ずかしがっている顔のアップというギャップ!これの破壊力が凄まじい。
その後の真昼の照れ隠しとかももう可愛くて。

OPは今期オーイシ枠その2。
そしてEDは!真昼(CV:石見舞菜香さん)の『小さな恋のうた』。最初に聞いたときは鳥肌立った。こういうひと昔前の曲チョイスするの流行ってるよね。もっとやれ。

推し、とかあんまりないアニメだろうけど、天使様は可愛いです。好きになっちゃう男子の1人だと思う。
女子だったら周のことも普通に好きになり得ると思う。陰でもかっこいいし。

この話はこれで満足。着地したラブコメ*1だった。その後はあったら見たい。

 

とんでもスキルで異世界放浪メシ

なろう原作。異世界系。

異世界での通貨を支払えば「ネットスーパー」で買い物できるという前代未聞のスキルを持って転生する。そんでもって異世界の魔物と現実世界の調味料とかでうまいこと料理する話。

広告宣伝しまくり、食品企業の全力サポート付きなところが面白い。ネットスーパーはイオンだし、エバラの焼き肉のタレ、カゴメのソース類、サントリーの飲料、ロッテのお菓子とか、ガンガン出てくる。こういうアニメの有り方もたまにはあっていい。

料理を食べるのはフェンリルのフェルとスライムのスイ。フェルはすごい強いけど、飼いならされて結局スイと一緒に可愛いポジに収まってて面白かった。
神様も餌付けされてるし、全体的にふんわりとした世界観でまとまっている。

推しはニンリル様。お菓子大好きなダメ女神。もうちょっと威厳持ってほしい。でも可愛いからOK。
ちなみに主人公のムコーダとニンリルのCVは内田姉弟

 

トモちゃんは女の子!

4コマ漫画原作。

男勝りな智(トモ)が女らしくなりたいと頑張る話。
まずは淳一郎との関係が素敵。恥ずかしくなると、どうしても拳が出てしまうという、ある意味ものすごく近い関係の中、地味に関係が進展していく。

このアニメの面白い所は周りの人物の見守り方。
特に親友のみすずが面白い!真にトモのことを考えているんだけど、なんか冷めているというか悟っている。余計な一言をぼそっと言ったり、淳一郎とバトったりするのが笑える。
そしてなんといってもキャロル。各場面を天然パワーで必ず”破壊”してくる。でもどこで天然なのかが本当に読めない。キャロルに注目したパートは中盤の盛り上がりポイントなので必見。

推しはみすず。普通に美形だと思う。

着地したラブコメ。ちょっと追加ストーリーがあってうれしかった。

 

ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん

ラノベ原作。通称『ツンリゼ』。

タイトル長め作品。乙女ゲー世界の住人に声を届けられる能力を手に入れちゃった遠藤くんと小林さんの話。

まず乙女ゲーの中の話をすると、リーゼロッテのツンデレがやりすぎなくらいに強調されている。そしてツンデレはツンギレへと進化するっ!ツンギレって何。
それくらいにジークへの愛が溢れていることが伝わってくるし、周りもそれは分かっていて「あーこれがツンデレね」とツンデレ概念がない世界でもその概念を理解させてしまう。

そして現実世界の話。まあこれは普通にラブコメ。こちらのウエイトはあまり高くない。

で、肝心の実況と解説はどうかというと、結構新感覚。オーディオコメンタリーを見ているみたいな感じ。現実の描写をする回もあれば、ほとんど乙女ゲー世界の描写+実況だけで終わる回もある。
乙女ゲー世界のキャラに「小林様、遠藤様」と認識されているのが面白い。

OP『イビツナコトバ』もさわやかなな感じでお話に合ってて好き。

推しはバルドゥール。不器用だけどいい人感がにじみ出ている。フィーネとの仲もちゃんと描いてて、すごいバランスの構成だと思った。

終わり方は結構好き。ラブコメとするなら着地したラブコメ
まあこれは続きとかはなさそうだなー。

 

便利屋斎藤さん、異世界に行く

漫画原作。

いくつかの小エピソードがまとまって1話になっているという形式で、サクサクと進行する良作品。
小エピソードごとは分離しているわけではなく、つながりがある。ちょっとキャラにフォーカスしたり、過去編になったりしながら、大まかな流れに沿って進んでいく。

油断しているとすぐ死ぬ世界観なので、モーロックさんの物忘れとか、サイトウのミストとかで普通にパーティが崩壊する。
そんな中にあって、ラエルザやラファの心強さが際立っている。

盛り上がりポイントが中盤に用意されている構成だった。
そこからさらに一歩踏み込んでラエルザ、モーロックの話を深ぼっていくという面白い構成だった。

推しはフランリル&ニニア。2人の関係性が好き。
登場キャラが出そろった後はそんなに増えないので、いつものメンバーを安心して見ていることができる。

クオリティの高い作品なので、普通に続きが見たい。

 

老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます

ラノベ原作。設定ゆるゆるな異世界転生もの。なんかタイトルは聞いたことある。

異世界と現実を事由に行き来可能とかいうぶっ壊れな能力を持って転生したミツハが、異世界で商売してぼろ儲けしようとする話。

なかなか設定がゆるゆる。
現実世界の物品を異世界で売りさばいて商売しようというところから、貴族に目を付けられ、王女に気に入られ、と展開していく。

一応異世界の文明を壊さないように少しずつ物品を仕入れて行っているのが面白い。そんなこと考えず儲けるだけ儲けて現実世界に引きこもればいいのにとかは言ってはいけない
でも、終盤は割とライン越えの世界間移動とかもする。ちゃんと理由あってのこととは言え、そこでの全力の出し方、はじけ方が面白いので見どころ。

コメディ寄りの描写が多い。脳内のお兄ちゃんが結構渋いネタを出してくる。
この辺のネタがわかればもっと面白いんだと思う。

これもあんまり推しとかないけど、強いて言うならサビーネ。普通に1人で店に来てるけど、普通に王女。

 

英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~

なろう原作。

英雄王(おじいさん)が美少女に転生して無双する話。
美少女って言うところがポイント。ほんとに美少女と自覚しているので、割とそのへん中のおじいさんが理解していて武器にしてたりする。

主人公のイングリスは大食い戦闘狂。いつも強い人との対戦のことか食事のことしか考えてない。けど魔法については前世の知識があるので無茶苦茶強い。

魔法といったものの、マナとかエーテルとか紋章とかあって、設定がふわっとしてる気がする。まあそう言ったもの全部ひっくるめて魔法。
ストーリーはいろんな勢力入り乱れてドンパチやってるってことだけ抑えればいいかな。

全体的にキャラの顔がいい。美少女と自称するだけのことはある。
たまに顔の描き込みが増えて表情がぐっと引き締まることがあり、メリハリもある。あまり見たことないタッチの作画だった。

 

異世界のんびり農家

なろう原作。今期dragon好き度No.1!

こういう異世界日常系が見たかったんだ!という作品。
自分の中では歴史に残ると思う。

ストーリーは異世界の森をひたすら開拓して大樹の村という村を経営していくみたいな話。どんどん移住者が増えて(ほとんど異種族かつ女性)、文明ももたらされて行くという感じ。生活がどんどん向上していく様子が心地よい。

サクサク進行でテンポもよい。次から次へと移住者が増えて行くのでキャラは渋滞するが、その分どんどん盛り上がっていくし、スローライフと言いつつもストーリーの進行自体は速い。

画もきれい!野菜とかが美味しそうで素晴らしかった。
ちびキャラで描かれる描写とかもあり、かわいらしい雰囲気も帯びていた。
アイキャッチは村の地図が更新されて表示されるようになっていて、分かりやすさも担保されていた。

音楽は高梨康治さんとヨハネス・ニルソンさん。ケルトっぽい音楽がとてもよくあっていた。ヨハネス・ニルソンさんは北欧出身らしい。
劇中歌『葡萄踏みの唄』は元気が出る曲で本当に良い!

推しはハイエルフの皆さん。ハイエルフが成した仕事はかなり大きい。家建ててますからねこのエルフたち。

本当に続きが見たい!ここまで好きな作品は珍しいかもしれない!

 

最強陰陽師異世界転生記

なろう原作。設定が面白い。ちょっと好き。

古い日本?の陰陽師異世界に転生する話。
魔法の世界に陰陽術を持ち込んで無双する。魔法の理外にあるとんでもねぇ力を簡単に持ち込んで、普通に式神とか使役してぼこぼこにするのだめだと思うの。その無慈悲さが面白いアニメ。

とはいえ、主人公のセイカが世界に大きく干渉していくわけではない。
むしろその逆で、人から恨まれないように、失敗しないように、勇者であるアミュを立てて進行していく。
アミュを圧倒的な力で守りつつ、うまく立ち回っていく。まあそれがラストの振りになっていたりして、といった感じ。

推しはメイベル。セイカが認めるくらい強い。クールキャラ。

最後に急展開だったので、そんな話になるんだと驚いたところ。少し続きが気になる。

 

解雇された暗黒兵士 (30代) のスローなセカンドライフ

なろう原作。

魔族として育てられてしまったハイスペック人間のダリエルが追放されてスローライフを営む話。日常系という言うよりは追放系か。

ダリエルがいろんな頼まれごとをこなしながら進行していく。はじめは真にスローだけど、魔族の元仲間が出てきたり、人間側の勇者が出てきたりで結構不穏な空気に。
ラストは家族とは何かみたいなメッセージ性ある良い話になるという、かなりまとまった素晴らしい構成。

ダリエルがお世話になっているマリーカさんがヒロインポジ。もちろん可愛さもあるが、とんでもない圧力と、時に芯の強さをあわせ持つ、強い女性。マリーカがいてのスローライフ

推しはミスリル工房のサカイ。ネガティブになるところが本当に面白い。チャラい感じだけど師匠のスミスの凄技を受け継いでいる。そんなところも好き。

良いまとまり方だったので続きとかは望まない。あったら見るけど。

 

氷属性男子とクールな同僚女子

漫画原作。dragon好き度部門ノミネート!

お互いに控えめな冬月さんと氷室君が控えめに距離を近づけていく様子が尊い
冬月さんの照れはあまり見えないけど、氷室君の照れは前面に出ているので、それを楽しむとよい。テンパると雪を降らせたり、関西弁になったりするので分かりやすい。

顔のアップの描写で、目がちらちらと動くのが珍しい。視線の一定しなさが、人間らしさを演出しており、ちょっと照れてるんだなとか、目線合わせるの気まずいんだなとか、細かい雰囲気が醸し出されたいる。

各回の終わり方が大げさなくらいに次の振りになっているので、続きどうなるんだろうと単純に気になる構成になっている。
ブコメや日常系はパンチに欠けるだけに、これくらいやってもいいと思う。

推しは狐森さん。冴島君といい感じになってほしい。
後はチビ氷室くんも激可愛くて好き。

 

もののがたり

漫画原作。

ものに憑いた霊である付喪神と戦ったり共存したりする話。

王道のバトルものでありつつ、少しのハートフル描写を混ぜ込んだ話。
主人公の兵馬もヒロインのぼたんも、それぞれ付喪神に対するあれこれを抱えて対峙している。付喪神に対する考え方は違えど、互いを理解しようとする様子が温かい。

バトルはそれぞれが憑いている「もの」に合った戦いになっていて幅がある。
簪の結とか、なんでも結い上げる能力だったりして、単に肉弾戦っぽくならないのがちょっとだけ考えられてるなと思う。

京都が舞台だったのも個人的には嬉しかったポイント。明確にここだっていうスポットは少なかったけど、京都らしい町並みや雰囲気がいい味出してた。やっぱ呪術的なものと言えば京都よ。

EDはぼたんの嫁入りがテーマ。婚礼調度たちの本来の用途が描写されている。
結構不穏なことを言うと、人身御供の描写なんじゃ?と思ったけど、最後に兵馬が出てくるあたりそうじゃないっぽい。このへん含め続きは気になる。

推しは硯と鏡。常識人枠。二人ともこじんまりしていて可愛いキャラ。

7月から第2期放送決定!これは兵馬とぼたんのその後をしっかり描き切ることを意図していると思うので、やりきってほしい作品。

 

人間不信の冒険者たちが世界を救うようです

ラノベ原作。

人間不信に陥った冒険者たちが、サバイバーズというパーティを組んで戦う話。今期だけでは「世界を救う」までは行ってない。

このアニメはストーリー重視。人間不信に陥った経緯、そこからまた人を多少なりとも信用できるようになるためのあれこれ、他人との会話での気づき、こうしたことが大切にされている。

最初は、「お互い信用できるものが何もない」ということを担保に互いを信用しあうわけだが、そのうち情も生まれてきて、古代兵器を使った合わせ技とかにつながっていくという流れがエモい。

トンデモ設定が多いので、それも面白いポイント。
冒険者同士の決闘は「算数ベアナックル」というチェスボクシング的なわけわからん競技で決着をつけるし、古代兵器が結構ご都合主義だったりする。まあそのへんは面白いと思って気楽に流すのが良い。

推しはティアーナ。あの見た目でギャンブル好き。サバイバーズの不干渉の掟に一番適合してるのはティアーナな気がする。

 

ノケモノたちの夜

漫画原作。結構好き。

世間から見放された者たちが、悪魔と契約してなんやかんやという話。
悪魔と契約した経緯とか、物悲しいものが多くて全体的にダークな雰囲気を帯びている。

マルバスとウィスが旅に出会って、最初に出会ったハリエットという少女の回が、この話の根本・本質であり短いながらも一番良い回だったと思う。
本来あってはいけないはずの悪魔との関係だけど、それはノケモノたちの唯一のつながりでもあるんだよ、、、

そんな中にあって、主人公のウィステリアの外の世界への渇望、マルバスや兄へのブレない信頼が際立っていた。純粋でまっすぐな心に、悪魔であってもほだされたというわけで。

舞台は近代イギリス。終盤はロンドンへ。シャーロックホームズとかが出てきてちょっと嬉しい。CV:古川慎さんなので『憂国のモリアーティ』にちょっと引っ張られる。

推しはダイアナ。ウィステリアとは違った方面で筋が通っている、強い女性。

 

もういっぽん!

漫画原作。

dragon好き度部門ノミネート!普通のスポコン青春もの。オススメ。
こういう普通の部活もの、安定したアツさとエモさがあって軽く見られる作品は貴重なので、どんどん作ってほしい所。

こっちは本気の柔道アニメ。
むさくるしさや熱血感はほどほどで、爽やかにそれでいて展開はアツくなっているという結構すごい作品。
日常描写は女子高生っぽさが出ていて元気が出る。

姫野先輩のCV:永瀬アンナさんについても語っておく必要あるかな。
サマータイムレンダ』の潮、『ユーレイデコ』のハックなど、最近来ている声優さん。2022年度声優アワード新人賞だし。今回のような落ち着いた声も少年的なはっちゃけた声もある、幅の広い声優さんだなと思う。『呪術廻戦』の天内理子役らしいので、今後も注目。

OPが結構すごい。音楽もテンポが速くていい感じだし、何より音ハメが気持ち良い。話が進むにつれてマイナーチェンジしていたりもするし、細かいところに気を配っているなと思う。

キャラがなかなか活躍しないところで終わってしまったので、普通に続きが見たい!

 

大雪海のカイナ

アニオリ枠。アマプラで見た。

雪で埋め尽くされた世界に、大樹の上からカイナが下りてくると言うところからスタート。雪海で細々と人が暮らしている、終末的世界観。

今期はバルギアという国がアトランドという国に攻めてくるからどうにかしようと、カイナとリリハが頑張る話がメインだった。

このアニメでやりたいことは3Dファンタジーなのかなと思う。人物に限らずオブジェクトが3DCG駆使されているとは思う。

古代文明の遺産や日本語っぽい文字、看板が登場する。これは世界観のほのめかしだが、まだまだ先は分からない。

世界観と話にどう決着をつけるのかなと思ったら、なんと映画を作るらしい。バルギアと協力することになったりするのかな。風呂敷を大きく広げた作品なので、いかにまとまるか期待したいところ。

 

TRIGUN STAMPEDE

トライガン』という漫画の古いアニメのリメイク。だが、話としては独立していて完全なオリジナル。今期作画No.1!

3D作画の質が圧倒的。
ガンアクションに動きが伴っていて、見ごたえのある映像になっている。

話としてはSF。スターウォーズ』の最初に近い世界観。
ヴァッシュの出自が知れていくにつれて、世界観が少しずつ分かってきて、決着に向かう。

主人公はヴァッシュなんだけど、ヴァッシュのことがよく分からないままスタートするので視聴者の視点はメリルの方が近い。メリルには感情移入しやすいと思う。

最後の方はファンタジーっぽさ全開だったけど、納得感のある終結全体通して素晴らしかった。

推しはメリルで。ロベルトとの関係性がとても良い。

旧アニメとの違いというか、話としてどこまで同じなのかは知りたいところ。

 

Buddy Daddies

クオリティが高い!アニオリ枠。

ある日女の子を育てることになってしまった殺し屋バディの話。

話は子育ての大変さにフォーカスしているところが多い。日常だけど、そんな日常自体が本来はおかしい非日常であるという倒錯がテーマになっている気はする。

殺し屋という素性を隠して家族を演じるのは『SPY×FAMILY』的だけど、バディものとしての要素があるので結構別物で新感覚。

メッセージ性強め。そもそも2人お父さんという構成だったり、娘を放棄したりみたいな社会への裏テーマもはらんでいる気がする。
裏社会のあれこれとか暗い話も多いけど、家庭に戻れば偽物だけど娘がいるという安心感があって、全体としては明るい印象でまとまっている。
画のカラーリングがはっきりしていて発色がいいってのもあると思う。

それもこれも、ミリちゃんの底抜けの純粋さ可愛さがあってこそ。露骨すぎて自分にはちょっときつい面もあったが、振り回される親のフラストレーションや時に守ってあげなきゃと思う心を表現するのにはちょうどいいくらいだったと思う。

推しは久ちゃん。なんだかんだ言って2人をサポートしてくれるのが優しい。

 

アルスの巨獣

アニオリ枠。

ナギモリがカンナギの力を借りて各地に現れる巨獣を倒して世界を守っているという世界観。
クウミが研究所から抜け出してジイロと出会うところからスタート。

各地へ冒険しながら情報収集しつつ、巨獣と戦いつつで話が進行していく。
目的や世界観が分からないまま進行する。最終的にはクウミが同胞と世界を救うためというお題目が提示されて最終決戦みたいな流れ。

見どころはー、、、各種族独自の巨獣との戦い方かな。
すぐに異種族を許容して、共闘していくところが気持ち良い。

推しはミャア。可愛げがあるけど、最後まで謎に満ちたキャラだった。
ヤマビトたちも好き。ババンの奥さんとか可愛い。

打ち切りエンド的になってしまったのが残念。
これからが本当の闘いと言うところだったので、もう少し続きがあると嬉しいな。

 

REVENGER

アニオリ枠。今期ストーリーNo.1!

歴史ロマンあふれる良作!こういう作品を本気でやるのも珍しくてうれしい!
個人的にはめちゃくちゃ好きな作品。オススメ!

時は幕末長崎。長崎で「利便事」を生業とする者たちが、長崎に持ち込まれたアヘンの謎を追う。

アヘンというんだから登場勢力は、日本のお武家に長崎の商会、花街、スラム、清国、イギリス、教会まで盛沢山。こういう歴史ロマンあふれる作品が好きな方には本当にオススメ。

リベンジを請け負っての戦闘描写のクオリティが高い!
雷蔵一刀流の他、花札、金箔、大弓、タコ糸などが武器として出てきて、戦闘バリエーションが豊富で見ごたえがある。

OPはレトベア。映像も合わせてダークでかっこいい。OPかっこよさ部門にもノミネート!。

推しは鳰。けだるげな世界観を体現したかのようなキャラクターだった。

 

齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定

ショートアニメ枠。なろう原作。
中国主導でアニメ化されたのかな?ちょい珍しい作品。

設定もそうだが、全体的に可愛くまとまっている。
時々レーコが本気を出すシーンは迫力あるので、メリハリがある。やっぱり中国が絡むとクオリティが高くなるなとは思う。

 

 

にじよん あにめーしょん

虹ヶ咲のショートアニメ。

キャラがまるっとしていて可愛い。目が大きくて表情の変化も楽しかった作品。
本編ではキャラが増えた分キャラ同士の絡みがユニット中心になっていたが、今回のにじよんでは意外な組み合わせがあってうれしかった。

個人的に好きなのは瑠奈ちゃん制作ゲーム回。ラブライブって絶対ゲーマーがいるのかな。

 

うまゆる

前期に引き続いてのウマ娘ショート。

ネタも適当だし、まとめ方も適当だし、笑わせてもらった。
絶妙な緩さがたまらない。

好きな回は柵ぶち壊し回。柵をもっとよこせって、そうじゃないだろ。

 

クールドジ男子

dragon好き度部門ノミネート!まとまりがあって、かなり見やすい。オススメ。

前期までの各キャラフォーカスやカップリングとは違い、今期はみんなで何かする、みたいな話が多かった。
その中で誰かが(もしくはみんなが)ドジ役になりつつ、互いにドジを許容しながら、そんなこともあるよねと流していく、優しい世界が広がっていた。

推しは変わらず蒼真君。話の着地点に蒼真君を持ってきたのには感動した。

 

犬になったら好きな人に拾われた。

馬鹿エロアニメ。犬の視点からエッチなことになっちゃう。なんだこれ。

気付いたら犬になってしまっていた、みたいなところからスタート。
人間だったときの主人公が行方不明になっている事実が普通に受け止められている世界観に心の中で突っ込んだ。

が、そんなのお構いないしに、事故的にエロに突入する。
最初は事故感があるものの、次第に犬であることを受け入れ始めて、自らの意志でエロに向かって行くのが、訳が分からなくて面白い。

推しは猫谷。犬が苦手なのに、散々やられてる。

 

痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2

貫禄すらある期待の続編。

1期でもそうだったが、どんどん絵面がおかしくなっていく様子が面白い。
カメ、メカ、怪物、幽霊、触手、天使、ほんとに何でもあり。

テンポが良いのもこの作品の良い所。音楽とともに流されるダイジェスト描写を挟みつつ、ポイントを押さえているのがいい。

今期は他ギルドとの絡みが多かった。日常回でなんとなく一緒になったりしてたのが伏線になっていて、終盤のイベントに向かって行く。
最後は個人的に大好きな全員集合展開で、結構アツかった。

今期の推しはカスミ。ちっこくなるところが可愛い!

最後には新キャラも登場させて、いかにも続き作りそうな感じ。
3期もまったく変わらない抜群の安定感で作ってくれることを期待している。

 

 

転生王女と天才令嬢の魔法革命

最後まで楽しみにとっておいた作品。通称『転天』。
今期覇権争いはこの作品!

全体的にきれいな映像で整っているなという印象。
明るい魔法ファンタジー世界にまとまっていたと思う。話は結構重いけど。

話の山場となるアルガルドとのやり取りは、結構切なく感じた。最終的に悪い人は誰だったんだと考えさせられた。
個人的にはアルガルドの怒りと改心の演技が素晴らしかったと思う。心に刺さる名演だった。

そして外せないのが百合描写。もうガッツリとしたやつ。
それまでのあれこれは盛大な振りだったということだと理解している。

EDについても一言。
画面が半々で切り替わる描写があって、正直チカチカして見にくいな、と思っていたら途中から映像が変更になった。
変更前も後も、どっちも表現としては素敵だとは思う。皆さんはどっちが好みでしたか?

推しはグランツ。かっこいいお父さん。

 

BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS

サスケ烈伝から、再度殻の残党編に突入。
サスケ烈伝は繋ぎの役割としてはいい話だったと思う。

最近はクオリティが戻ってきたので期待。

と思っていたら、第1部完。半年後に第2部スタートということで休みを挟むらしい。

話が本編に戻って、結構緊張感のある話になってきた。
ナルト世代の戦力が急に失われたところで、割ととんでもない敵が出てきた。

コードのやってることはミナトの避雷針とオビトの異空間忍術のハイブリッドみたいなことだし、デルタのやってることは範囲のめっちゃ広い白眼みたいなことだし、結構ダメ寄りだと思う。

ナルト世代の戦力も落ちてきているし、この先心配になる。
ボルトとカワキ以外のボルト世代の活躍が待たれるところ。

 

UniteUp!

クオリティ高目のアイドルアニメ。メディアミックス。
話としても各キャラの掘り下げが丁度よかったり、バランスの良い作品。

着地点をどう持ってくるのか次第だと思うので、ラストスパートに期待。

と期待していたら、かなり良いまとめ方だった。
なんとなくほんわかとPROTOSTARの3人がライブして終わり!かと思っていたら、そうでもない。ちゃんと溜めがあってのラストだった。

メインとなる3人はしっかりと掘り下げつつ、他チームの掘り下げも話を展開させながら盛り込んでいて、練られた構成だなと感心した。

推しは五十鈴川。常識人枠でありながら、芸能の血を引き継いだすごい家の子でもある。

爽やか男性アイドルアニメって、1クールに1本くらいあってもいいと思う。
女の子アイドルだと、どうしてもあざとくなる部分があって、こう爽やかに行かない面もあるし、こういうアニメからしか摂取できない何かがあると思う。

 

来期以降続くアニメ

終わらなそうなので、来期以降続くアニメは本当に一言だけ!
延期になったのも多いけど、楽しそうなのが多く残っていてちょっと嬉しいです。

 

ひろがるスカイ!プリキュア

プリキュア20周年作品。

最初に「ヒーローガール」なんだと気づいた時の驚きたるや。こういうところがすごいよねプリキュアは。

普通にキュアスカイが推し。

 

 

HIGH CARD

メディアミックス。今期OPかっこよさNo.1!

エクスプレイングカードというトランプを手にした人たちが特殊能力を手に入れるという異能バトルもの。

トランプの枚数分や、その組み合わせ(ポーカーの役?)分だけ異能力を容易できるのでまだまだ拡張性がある。2クール分できるだけのキャラの十分な掘り下げもあって結構骨太。

OPの映像がかっこよくて素敵。
EDもハイカードのメンバーが社内に楽し気にしている様子、各キャラの描写、曲の紹介までおしゃれに、テンポよく描かれているので必見。映像に落ちもあるしまとまりがすごい。

 

シュガーアップル・フェアリーテイル

ラノベ原作。

なんか見たことあるキャラデザだなと思ったら、『ホリミヤ』と同じ方だった。
とにかく映像美が素晴らしい作品。
割と見やすい話だと思うのでオススメ。

 

あやかしトライアングル

漫画原作。

破廉恥アニメ。一応バトルものではあると思うが、破廉恥がメインでもある。TSものだし。といってもそこまではじけてるわけでもなく。今後はもっと盛り上がるのかな。

この作品はバックミュージックがすごいと思う。ぐっと盛り上がるところでの和風音楽のキレが良い。

 

久保さんは僕を許さない

漫画原作。dragonが好きなこういうラブコメ見たいんだよシリーズ。

できれば最後まで行ってくれたらそれほど嬉しいことはない。
キャストも河西健吾さんとか好きなので注目してる作品。

あまり出てこないが渚咲の親友キャラ2人が好きだったりする。白石君のことをご利益のある神かなんかだと思ってる。

 

NieR:Automata Ver1.1a

言わずとしたゲーム原作。

ゲームやってない勢としては、ゲームに対してどのような位置づけなのかが気になるところ。
作画が圧倒的。メカメカ描写も含めて力が入っている。

 

 

魔王学院の不適合者Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ part1

タイトル長い続編。

キャスト変更もあったがそんなに違和感なく受け入れている。
よくわからん展開?になってきたが、そこは暴虐の魔王の力で何もかも吹き飛ばすんだろう。

 

僕とロボコ

今期面白さ部門ノミネート!

面白さの勢いが半端じゃない。勢いだけのアニメ。

 

おわりに:今期のまとめと来期の話

今期はさすがに数が多かったですね。
新生活準備で忙しかったのもあって、振り返りも遅れてしまいました。

と言ってもこれでもいくつか切ってるんですよね、、、
『冰剣の魔術師が世界を統べる』『真・進化の実』『テクノロイド オーバーマインド』とかは優先度下げてそのままずるずる見なくなってしまいました。本当は見たかった。
『文スト』も追い付きたいですね。こっちはいつか見るだろうけど。

でも数があるとその分良作も多い!
『ブルーロック』『おにまい』『転天』あたりはクオリティ高かったです。
個人的に刺さっていた『天使様』『不滅のあなたへ』『異世界のんびり農家』『RVENGER』あたりに出会えたのは嬉しかったです。

 

さて、春アニメですが(と言ってももう4月も半ばですが)、『推しの子』『私の百合はお仕事です!』『スキップとローファー』『青のオーケストラ』『僕の心のヤバいやつ』『地獄楽』など、原作が有名で自分でも聞いたことある作品が多いので期待しています。

他に続編だと『Dr.STONE』『トニカクカワイイ』『EDENS ZERO』『東京ミュウミュウ』『BIRDIE WING』あたり自分が好きな作品なので、楽しみです。

他にも皆さんのオススメがあったら教えてください!

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オススメアニメもぜひ教えてください!

 

皆さんのアニメライフがより良いものになりますように。
それでは、また。

 

*1:ブコメは、着地しないラブコメ・着地するラブコメ・着地してからのラブコメの3つに分けられると思う。付き合うまでのもどかしさとか苦難とかがメインになっているものと、付き合うに至るまでの接近を描いて結ばれることをゴールとするラブコメと、結ばれてからも描いてくれるラブコメの3つ。個人的には結ばれてからのイチャイチャを見て幸せになりたいので、着地してその後までやってくれると嬉しかったりする。