dragonのアニメ語り(仮)

新作アニメを大体全部見ている人の振り返りブログです

2023冬アニメ振り返り

【本記事は、2023冬アニメを大体全部見ている人が、冬アニメを振り返る記事です】

こんにちは。dragonです。

最近はてなブログのシステムからメールが送られてきまして、「ここ数年でこの時期に書かれた『○○アニメ振り返り』を振り返って記事にしませんか?」という内容でした。
振り返りの振り返りをしようとは、なんとも。いや、一括システムで送ってるのは分かるんですがね。面白かった出来事です。

というか、本来ならば振り返り記事は3月末か4月に入ると同時に出すべきだと思っています。でも毎期1週間ずつくらい遅れてしまっているのが現状。
新生活の忙しさを言い訳にせず、サクッと記事を書けるようになりたいものです。

前置きはこのくらいにして、2023冬アニメ振り返り行ってみよう!

今期の振り返り

今期はありえんくらい異世界系が多かったです。数をいくつか削るくらいには多かったですね。

それから、放送が延期になってしまう作品も多かったです。まあこれはもう少し長く楽しめるということで、ポジティブにとらえています。
噂によると、2023夏に延期になったり、続編が放送されたりする作品が多いらしいです。これは来期以降続くアニメの方でも見ていきたいと思います。

さて。私事ですがリアルが忙しいためそれぞれ短めの振り返りにはなりますが、今期も見たやつ全部にコメントしたいと思うので、よろしくお願いします。

今回も、dragonのオススメには○○No.1!と赤字で書き加えています。赤字のある項目を見るとオススメを押さえることができます。
気になったら是非見てみてください!

異世界おじさん

延期続きで3クール、やっと最終話放送。
まずは無事に放送しきってよかった。

待っただけのことはあり、後半部分の戦闘描写はしっかりしていたように思う。場面に登場しているキャラが増えたので、最終決戦感が出ていた。

キャラが増えたで言えば、エルフ・メイベル・アリシア3人がそれぞれデレたり妬いたりするのが面白かったと思う。ただし決してラブコメではない。

コメディとしては、たかふみのオタク的視点が常に光っていた。
そういえば異世界に対して現実からあれこれ言うっていう構造は今期『ツンリゼ』で珍しいと感じたけど、『異世界おじさん』も一緒だったな。

推しはエルフ。正妻こそ至高。

 

デリシャスパーティ♡プリキュア

これもここで一応振り返り。
記憶にある限り、初代以来初めて!シーズンを通して見たプリキュアになった。

ラストのまとめ方がかなりしっくり来ている。
情報を小出しにしておいて、ラスト3話でググっと締める。こんな終わり方なんだなーと素直に関心。

「ご飯は笑顔」喜びであるというメッセージが一貫しており、最後はブンドル団にも伝わるというきれいな構成だった。
ナルシストルーやセクレトルーの改心パートが結構よかった。

こうしたメッセージやごはん関連の各種設定の一貫性に終始感動させられた1年間だった。

推しはブラぺ。ピンチにさっと現れるおいしいポジションだったと思う。
あまねに「品田ァ」って言われている二次創作とかも好き。

続けてひろがるスカイも見たいと思う。

 

魔道祖師 完結編

いよいよ完結。完結編を待っていたので見られてよかった。

と言っても、言葉や設定が難しくてストーリーは体感7割くらいしかわかっていない。書籍や解説などでフォローしたいところ。

今期はちりばめられた伏線の回収編に当たる。カギとなるキャラの変貌具合が面白かった。
魏無羨と藍忘機の信頼関係がどんどん深くなっていくのは結構感動した。BL要素としては薄いかもだけど、オタクの皆さんが喜べるくらいの深みはあったと思う。

相変わらず絵への力の入り具合がものすごい。特に、暗めな雰囲気を演出する超細かい背景と、ド派手なアクション。動と静それぞれが細かくてチカチカするくらいだった。

日本語吹き替えが自然な感じになっていたのも特筆すべきポイント。
1期は中国語の口に合わせて、日本語の難しい言葉でとぎれとぎれに台詞が入っているのが気になったが、今期はかなり自然になっていて違和感をほとんど感じなかった。

推しは温寧。鬼将軍としての活躍が素晴らしかった。

 

うる星やつら (2022)

第2クールになってもどんどんキャラが増えていった。
既存のキャラを惜しみなくバンバン投入していけるのも旧作リメイクの強みだと思う。

各話単発なので気楽に見られた。
あたるや面堂が痛い目見て終わりみたいなパターン化された盛り上がりではあるが、キャラが増えてバリエーションが増したと思う。このリメイクで追加されたオリジナルストーリーとかあるのかはちょっと気になる。

今期登場キャラで登場回数が多かったのは竜之介。面堂がダメイケメンであるがゆえに、イケメンキャラとしての立ち位置を確立していた。ただし女である。
というか登場する男キャラがみんな女々しい。サクラとか弁天とかに全部男らしさを持っていかれている。

推しは竜之介。ボーイッシュで刺さりまくり。

なんと続きをやるらしい。うる星やつら(2024)も期待している。

 

不滅のあなたへ Season2

レンリル戦でたっぷりと1クール使った余裕のある構成。

今期はボンの悩みが一番の注目どころだったと思う。
戦いは限界を超えているし(だって何度も蘇生使ってるくらいだし)、それぞれの戦う理由がなんとなく切ないし、終始重苦しかった。

そしてフシの能力が判明。最後はオールスターになって豪華になった。
一方で取返していない器もあって緊迫感があった。

推しはレンリル兵のユイスとセラ。救いがあってよかった。

ずっとこのまま続いていくと思っていたが、フシが世界を手に入れた後時代を飛ばして現代編に突入するらしい。なんという原作。面白そうなので見たい!
と思っていたら3期制作決定!めでたい!

 

陰の実力者になりたくて!

全20話で終了という珍しい構成。

厨二をこじらせた主人公が知らない間に祭り上げられて組織のボスになっちゃう、みたいな話。
かといって本人も困るわけではなく、まんざらでもない様子で厨二続行。これがストーリーとして特異で面白い部分。

普通にシリアスな話ではあるが、急にギャグっぽい描写を突っ込んでくる。
ギャグの餌食になるのは大体アレクシア。シドと風呂で遭遇するとことかわけわかんなかった。シドにもベータにも振り回されている。

戦闘作画もしっかりしているし、総じて高クオリティという印象のアニメ。
EDを歌うキャラが変わるなど、ありがちだけど力入ってます感が伝わってきた。

OPは今期オーイシ枠その1。今期OPかっこよさ部門ノミネート。

推しはニュー。仕事できる感が伝わってきて良い。

この先どうなっちゃうんだと言うところで終わったけど、2期を作るらしい!

 

アイドリッシュセブン Third BEAT! 第2クール

いったん休止を挟んだ後の反転攻勢!

Re:valeのバックにTRIGGERってのもなかなか豪華だったけど、やっぱりIDOLiSH7がTRIGGERの楽曲を歌うのもすごかった。

今期の明確な違いは、敵となる存在がいてグループ内が(ある程度)結束していたこと。内部でごちゃごちゃみたいなことは少なかった。

と思っていたら、今度はナギ君のターンだそうで。第4部もアニメ化してほしい所。

OPの作曲はAyaseさん。ポップで元気さもありつつも、落ち着きがある不思議な楽曲。らしいメロディラインと、これまでのOPにはなかった夜の映像がマッチしていた。

今期の推しは十 龍之介。これ好きにならない人いる?

 

ポケットモンスター めざせポケモンマスター

サトシ今まで本当にありがとう。というわけでいったんのサトシ編完結。

と言っても見てないシーズンがあったり、見飛ばしている話はあるけれども。それでも自分の人生より長い旅を続けてきたサトシを全力リスペクト。

今期に限った話で言えば、原点回帰いつものパターンを丁寧に描写していてしみじみした。特にロケット団はずっと相変わらずで、ぐっと来た人も多かったと思う。

ファンサービスも感じられた。
『タケシのパラダイス』『前向きロケット団!』などの楽曲から、ラティアス→水の都の流れとか!たまらない描写が多かった。

個人的にすごいと思ったのがエンドクレジットのポケモンの声を当てている声優さんたち。歴代登場するポケモンを振り返ってみるとすごいラインナップ。
過去の映像から引っ張ってきた音声なんだろうけど、それでもすごい。
EDも含め石塚運昇さんの声とかだとしみじみした。

最後にはサトシのポケモンマスター像が語られて終了。
でも、すでにサトシはみんなが認めるポケモンマスターだと思うよ。

冒険は新しい時代、新しい地方へ。これからもポケモン見ていくぜ。

 

ブルーロック

今期アツさNo.1!

今期は2次セレクションがメイン。

潔・凪・馬狼の3人チームに千切が加わって、という形。
個人的には千切が加入してくれてうれしかった。蟻流とのマッチアップでは、スピード対リーチの対決もさることながら、ロングヘア"オシャ"同士の争いであったことも面白かった。

潔の覚醒は思考やアイデアの世界なので青天井。これがブルーロックのアツさのカギだと思う。
その思考の外から来る他のキャラたちの覚醒もアクセントを加えている。馬狼のダーク感そのままの正統進化とかはすごかった。

画面は基本的にずっとサッカーしているだけだし、背景もブルーロックの中だけあってほとんど変わらないにもかかわらず、これだけの変化と面白さが出ているのが本当にすごいと思う。

推しは引き続き千切。さすがにかっこいい。

第2期&劇場版制作決定!
劇場版は凪の話になるらしいけど、どんなだろうか。またアツいのを期待している。

 

吸血鬼すぐ死ぬ2

今期おもしろさNo.1!

今期新しく増えたキャラと言えばミカヅキとサンズくらいで、後は吸血鬼が増えたくらいだった。
その代わり、これまで出てきたキャラが入れ代わり立ち代わり出てきて、いつもオールスター感があった。そして全力でふざける。

割とヤバい相手が多かったため、敵も味方も入り乱れて一丸となって戦うことが多かった。裏新横浜とかアンチエイジングとかノースディンは能力的には相当ヤバいと思う。なんか絶妙にみんなだめだったけど。

OP『NEW DRAMA PARADISE』は空耳が結構ある、ギミックの効いた歌詞だった。
例えば「Sing!You!Call!」は「新横ー」って絶対言ってる。

推しは相変わらずのジョン。「おしり」って言わされてたのがかわいかった。

普通に続きあっても普通に見るから作ってほしい。

 

神達に拾われた男2

2020秋の続き。
1期のままのテンションで、普通に続いた普通の作品という感じ。

今期はエリアリアと別れて、リョウマ側の話がメインだった。主に店舗経営や事業拡大の話だったので、新しい街だったり従業員だったりでキャラも増えた。

キャラ?ではないが、使役しているスライムの種類も増えた。血だったり金属だったり、空を飛んだり何でもありだな。顔とかがあるわけではないけど、プルプルしてて可愛い。

あまり物騒な話がなく、出会いと日常が大事にされているアニメだと思う。

推しはカルラ&カルム。前期に引き続いて双子キャラなので好き。
片方は2号店担当になったため、一緒に出てくることが減って残念。

 

イジらないで、長瀞さん 2nd Attack

2021春の続き。凶悪褐色黒髪ロング八重歯ギャルが返ってきた。

今期はセンパイとの仲が進展?と思いきやそんなに進んでもいない。センパイの男らしさが本当に少しずつ上昇していくので、そこが見どころではある。

1期と変わらず、キャラクターの表情を楽しむのが良いアニメ。先輩と対照的に長瀞のデレも増えた気がする。

イベントごとは結構多くて、病気・クリスマス・正月などポイントは抑えていた。
長瀞の巫女姿は結構凶悪だったので必見。

そして柔道大会。長瀞のルーツは柔道だったんだと驚き。
『もういっぽん!』と併せて柔道やってるアニメが2つあるという珍しいクールでもあった。

今期の推しはガモちゃん。二人の仲をよくわかっているキーマン。

続きはまあどっちでもだけど、ラブコメはゴールとその後が好きなオタクなので見たい気持ちもある。

 

虚構推理 Season2

期待の虚構推理第2シーズン。2020冬の続き。

1期ほどの緊張感はなかったが、各地に出向いて謎に向き合うというパターンで安定していた。

個人的に好きなのは雪女のエピソード。
怪異が人に悪いことをしているわけではなく、人に寄り添おうとするが故の事件だった。
話自体が温かいし、最終的に最も恐ろしいのは人間なのかもね、という通底するメッセージが一番伝わる話だったと思う。

虚構によって謎を解き明かしていくというコンセプトは今期もまあまあうまいこと言ってたと思う。叙述トリックとは違うんだなこれが。表現しにくいけど、唯一無二であることは間違いない。

それで終わっていいんかみたいな最終話だった。
さもない1エピソードで終わったのは、今後も変わらぬスタイルで続きますよ!という意志の表れだったのかもしれない。
真ん中のエピソード3つ(雪女・ピノッキオ・謎解き会議)がメインになっていて、それを楽しむ構成だったのかなと思う。

 

東京リベンジャーズ 聖夜決戦編

2021春の続き。期待通りの面白さ!
配信が少なかったので、月末にYoutubeでまとめて無料配信されるのを見てた。

今期はマイキー君のカリスマ性みたいなものがかなり控えめになって、武道と千冬がメインの話になっていたと思う。この構成事態も後々回収されるという面白い構成。
で、一丸となって黒龍"ブラックドラゴン"と戦う。

聖夜決戦編の前置きと、天竺編へのつながりもしっかりと組み込まれており、シリーズのつなぎとしても期待が高まる構成になっていたと思う。

余談だが、最近友人に「タイムリープもののアニメ見たことある?」と聞いてみた。シュタゲ、ひぐらし、最近ならサマータイムレンダとかかな?と期待していたら、「東京リベンジャーズとか?」と言われた。確かにタイムリープものだわ。そういう目で見てなかった。

今期の推しは柚葉。かっこよすぎるよ、、、

天竺編にも期待!

 

お兄ちゃんはおしまい!

今期覇権!

今期作画部門にもノミネート!
キャラも物体もヌルヌル動く。一見の価値あり。

TS日常もので、かなりフェチが詰まった作品に思う。ロリアニメでもあるし百合っぽさもある。百合についてはみよちゃんがニヤニヤしているのがメタくて面白い。
ただの日常系だからと思って、1回普通に家族の前で見て後悔した。

なんといってもキャラの動きがすごい。歩いたり、ゲームしてるだけでも、細かいところに気を遣っているのがよくわかる。
衣装・髪の毛・の動きにどうも目が行ってしまう。

OP『アイデン貞貞メルトダウン』は頭から離れない系。曲冒頭の「ウッ!」からのスピード感が好き。
ED『ひめごと*クライシスターズ』はキャラソンこれは映像がすごい。本編とは違うヌルヌル感。

原作はネットで公開されているらしいし、ぜひ読みたいところ。
普通に続き作ってくれてもいいのよ。

 

スパイ教室

ラノベ原作。

落ちこぼれたスパイの卵たちが一つのチームになって奮闘する。

情報の出し方が本当に上手なアニメ。
ストーリー的にもそうだし、公式の情報の出し方もうまかったと思う。アニメから入る人に対する配慮がしっかりなされていた。

原作を読んだことないということを免罪符にあまり言ってはいけないことを言ってしまうと、この話は叙述トリックなんだと思う。
それをアニメーションにしようという根性がまず評価できる。
パターンが分かった後は注意して見るわけだけど、それでもなるほどと思えるくらいの展開が用意されているのですごいと思った。これは原作・脚本の力だろう。

ほっこりとした日常を描きつつキャラにフォーカスするエピソードを挟む。そしてミッションの際にはシリアスに全力、というメリハリがついていた。
日常描写はそれ単体で小さなギミックがありつつ温かくもなるという、これまたすごい試みを実現している。

推しはジビア。武闘派。ボーイッシュ。はい、好き。

7月から第2シーズン!まあフォーカスしきれてないキャラがいるから作るかなとは思ってたけど、思ったより早かった。楽しみにしている。

 

お隣の天使様いつの間にか駄目人間にされていた件

ラノベ原作。今期癒され度No.1!

こういうのが見たいんだよ!というラブコメ。dragon好き度部門にもノミネートで。

動きが少なめでセリフ回しが多め。基本的に家の中でのやり取りがメインになる。
何気ない会話から少しずつ進展していく様子にニヤニヤが止まらない。

そして動きが少ないところからのカット転換、周と真昼の恥ずかしがっている顔のアップというギャップ!これの破壊力が凄まじい。
その後の真昼の照れ隠しとかももう可愛くて。

OPは今期オーイシ枠その2。
そしてEDは!真昼(CV:石見舞菜香さん)の『小さな恋のうた』。最初に聞いたときは鳥肌立った。こういうひと昔前の曲チョイスするの流行ってるよね。もっとやれ。

推し、とかあんまりないアニメだろうけど、天使様は可愛いです。好きになっちゃう男子の1人だと思う。
女子だったら周のことも普通に好きになり得ると思う。陰でもかっこいいし。

この話はこれで満足。着地したラブコメ*1だった。その後はあったら見たい。

 

とんでもスキルで異世界放浪メシ

なろう原作。異世界系。

異世界での通貨を支払えば「ネットスーパー」で買い物できるという前代未聞のスキルを持って転生する。そんでもって異世界の魔物と現実世界の調味料とかでうまいこと料理する話。

広告宣伝しまくり、食品企業の全力サポート付きなところが面白い。ネットスーパーはイオンだし、エバラの焼き肉のタレ、カゴメのソース類、サントリーの飲料、ロッテのお菓子とか、ガンガン出てくる。こういうアニメの有り方もたまにはあっていい。

料理を食べるのはフェンリルのフェルとスライムのスイ。フェルはすごい強いけど、飼いならされて結局スイと一緒に可愛いポジに収まってて面白かった。
神様も餌付けされてるし、全体的にふんわりとした世界観でまとまっている。

推しはニンリル様。お菓子大好きなダメ女神。もうちょっと威厳持ってほしい。でも可愛いからOK。
ちなみに主人公のムコーダとニンリルのCVは内田姉弟

 

トモちゃんは女の子!

4コマ漫画原作。

男勝りな智(トモ)が女らしくなりたいと頑張る話。
まずは淳一郎との関係が素敵。恥ずかしくなると、どうしても拳が出てしまうという、ある意味ものすごく近い関係の中、地味に関係が進展していく。

このアニメの面白い所は周りの人物の見守り方。
特に親友のみすずが面白い!真にトモのことを考えているんだけど、なんか冷めているというか悟っている。余計な一言をぼそっと言ったり、淳一郎とバトったりするのが笑える。
そしてなんといってもキャロル。各場面を天然パワーで必ず”破壊”してくる。でもどこで天然なのかが本当に読めない。キャロルに注目したパートは中盤の盛り上がりポイントなので必見。

推しはみすず。普通に美形だと思う。

着地したラブコメ。ちょっと追加ストーリーがあってうれしかった。

 

ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん

ラノベ原作。通称『ツンリゼ』。

タイトル長め作品。乙女ゲー世界の住人に声を届けられる能力を手に入れちゃった遠藤くんと小林さんの話。

まず乙女ゲーの中の話をすると、リーゼロッテのツンデレがやりすぎなくらいに強調されている。そしてツンデレはツンギレへと進化するっ!ツンギレって何。
それくらいにジークへの愛が溢れていることが伝わってくるし、周りもそれは分かっていて「あーこれがツンデレね」とツンデレ概念がない世界でもその概念を理解させてしまう。

そして現実世界の話。まあこれは普通にラブコメ。こちらのウエイトはあまり高くない。

で、肝心の実況と解説はどうかというと、結構新感覚。オーディオコメンタリーを見ているみたいな感じ。現実の描写をする回もあれば、ほとんど乙女ゲー世界の描写+実況だけで終わる回もある。
乙女ゲー世界のキャラに「小林様、遠藤様」と認識されているのが面白い。

OP『イビツナコトバ』もさわやかなな感じでお話に合ってて好き。

推しはバルドゥール。不器用だけどいい人感がにじみ出ている。フィーネとの仲もちゃんと描いてて、すごいバランスの構成だと思った。

終わり方は結構好き。ラブコメとするなら着地したラブコメ
まあこれは続きとかはなさそうだなー。

 

便利屋斎藤さん、異世界に行く

漫画原作。

いくつかの小エピソードがまとまって1話になっているという形式で、サクサクと進行する良作品。
小エピソードごとは分離しているわけではなく、つながりがある。ちょっとキャラにフォーカスしたり、過去編になったりしながら、大まかな流れに沿って進んでいく。

油断しているとすぐ死ぬ世界観なので、モーロックさんの物忘れとか、サイトウのミストとかで普通にパーティが崩壊する。
そんな中にあって、ラエルザやラファの心強さが際立っている。

盛り上がりポイントが中盤に用意されている構成だった。
そこからさらに一歩踏み込んでラエルザ、モーロックの話を深ぼっていくという面白い構成だった。

推しはフランリル&ニニア。2人の関係性が好き。
登場キャラが出そろった後はそんなに増えないので、いつものメンバーを安心して見ていることができる。

クオリティの高い作品なので、普通に続きが見たい。

 

老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます

ラノベ原作。設定ゆるゆるな異世界転生もの。なんかタイトルは聞いたことある。

異世界と現実を事由に行き来可能とかいうぶっ壊れな能力を持って転生したミツハが、異世界で商売してぼろ儲けしようとする話。

なかなか設定がゆるゆる。
現実世界の物品を異世界で売りさばいて商売しようというところから、貴族に目を付けられ、王女に気に入られ、と展開していく。

一応異世界の文明を壊さないように少しずつ物品を仕入れて行っているのが面白い。そんなこと考えず儲けるだけ儲けて現実世界に引きこもればいいのにとかは言ってはいけない
でも、終盤は割とライン越えの世界間移動とかもする。ちゃんと理由あってのこととは言え、そこでの全力の出し方、はじけ方が面白いので見どころ。

コメディ寄りの描写が多い。脳内のお兄ちゃんが結構渋いネタを出してくる。
この辺のネタがわかればもっと面白いんだと思う。

これもあんまり推しとかないけど、強いて言うならサビーネ。普通に1人で店に来てるけど、普通に王女。

 

英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~

なろう原作。

英雄王(おじいさん)が美少女に転生して無双する話。
美少女って言うところがポイント。ほんとに美少女と自覚しているので、割とそのへん中のおじいさんが理解していて武器にしてたりする。

主人公のイングリスは大食い戦闘狂。いつも強い人との対戦のことか食事のことしか考えてない。けど魔法については前世の知識があるので無茶苦茶強い。

魔法といったものの、マナとかエーテルとか紋章とかあって、設定がふわっとしてる気がする。まあそう言ったもの全部ひっくるめて魔法。
ストーリーはいろんな勢力入り乱れてドンパチやってるってことだけ抑えればいいかな。

全体的にキャラの顔がいい。美少女と自称するだけのことはある。
たまに顔の描き込みが増えて表情がぐっと引き締まることがあり、メリハリもある。あまり見たことないタッチの作画だった。

 

異世界のんびり農家

なろう原作。今期dragon好き度No.1!

こういう異世界日常系が見たかったんだ!という作品。
自分の中では歴史に残ると思う。

ストーリーは異世界の森をひたすら開拓して大樹の村という村を経営していくみたいな話。どんどん移住者が増えて(ほとんど異種族かつ女性)、文明ももたらされて行くという感じ。生活がどんどん向上していく様子が心地よい。

サクサク進行でテンポもよい。次から次へと移住者が増えて行くのでキャラは渋滞するが、その分どんどん盛り上がっていくし、スローライフと言いつつもストーリーの進行自体は速い。

画もきれい!野菜とかが美味しそうで素晴らしかった。
ちびキャラで描かれる描写とかもあり、かわいらしい雰囲気も帯びていた。
アイキャッチは村の地図が更新されて表示されるようになっていて、分かりやすさも担保されていた。

音楽は高梨康治さんとヨハネス・ニルソンさん。ケルトっぽい音楽がとてもよくあっていた。ヨハネス・ニルソンさんは北欧出身らしい。
劇中歌『葡萄踏みの唄』は元気が出る曲で本当に良い!

推しはハイエルフの皆さん。ハイエルフが成した仕事はかなり大きい。家建ててますからねこのエルフたち。

本当に続きが見たい!ここまで好きな作品は珍しいかもしれない!

 

最強陰陽師異世界転生記

なろう原作。設定が面白い。ちょっと好き。

古い日本?の陰陽師異世界に転生する話。
魔法の世界に陰陽術を持ち込んで無双する。魔法の理外にあるとんでもねぇ力を簡単に持ち込んで、普通に式神とか使役してぼこぼこにするのだめだと思うの。その無慈悲さが面白いアニメ。

とはいえ、主人公のセイカが世界に大きく干渉していくわけではない。
むしろその逆で、人から恨まれないように、失敗しないように、勇者であるアミュを立てて進行していく。
アミュを圧倒的な力で守りつつ、うまく立ち回っていく。まあそれがラストの振りになっていたりして、といった感じ。

推しはメイベル。セイカが認めるくらい強い。クールキャラ。

最後に急展開だったので、そんな話になるんだと驚いたところ。少し続きが気になる。

 

解雇された暗黒兵士 (30代) のスローなセカンドライフ

なろう原作。

魔族として育てられてしまったハイスペック人間のダリエルが追放されてスローライフを営む話。日常系という言うよりは追放系か。

ダリエルがいろんな頼まれごとをこなしながら進行していく。はじめは真にスローだけど、魔族の元仲間が出てきたり、人間側の勇者が出てきたりで結構不穏な空気に。
ラストは家族とは何かみたいなメッセージ性ある良い話になるという、かなりまとまった素晴らしい構成。

ダリエルがお世話になっているマリーカさんがヒロインポジ。もちろん可愛さもあるが、とんでもない圧力と、時に芯の強さをあわせ持つ、強い女性。マリーカがいてのスローライフ

推しはミスリル工房のサカイ。ネガティブになるところが本当に面白い。チャラい感じだけど師匠のスミスの凄技を受け継いでいる。そんなところも好き。

良いまとまり方だったので続きとかは望まない。あったら見るけど。

 

氷属性男子とクールな同僚女子

漫画原作。dragon好き度部門ノミネート!

お互いに控えめな冬月さんと氷室君が控えめに距離を近づけていく様子が尊い
冬月さんの照れはあまり見えないけど、氷室君の照れは前面に出ているので、それを楽しむとよい。テンパると雪を降らせたり、関西弁になったりするので分かりやすい。

顔のアップの描写で、目がちらちらと動くのが珍しい。視線の一定しなさが、人間らしさを演出しており、ちょっと照れてるんだなとか、目線合わせるの気まずいんだなとか、細かい雰囲気が醸し出されたいる。

各回の終わり方が大げさなくらいに次の振りになっているので、続きどうなるんだろうと単純に気になる構成になっている。
ブコメや日常系はパンチに欠けるだけに、これくらいやってもいいと思う。

推しは狐森さん。冴島君といい感じになってほしい。
後はチビ氷室くんも激可愛くて好き。

 

もののがたり

漫画原作。

ものに憑いた霊である付喪神と戦ったり共存したりする話。

王道のバトルものでありつつ、少しのハートフル描写を混ぜ込んだ話。
主人公の兵馬もヒロインのぼたんも、それぞれ付喪神に対するあれこれを抱えて対峙している。付喪神に対する考え方は違えど、互いを理解しようとする様子が温かい。

バトルはそれぞれが憑いている「もの」に合った戦いになっていて幅がある。
簪の結とか、なんでも結い上げる能力だったりして、単に肉弾戦っぽくならないのがちょっとだけ考えられてるなと思う。

京都が舞台だったのも個人的には嬉しかったポイント。明確にここだっていうスポットは少なかったけど、京都らしい町並みや雰囲気がいい味出してた。やっぱ呪術的なものと言えば京都よ。

EDはぼたんの嫁入りがテーマ。婚礼調度たちの本来の用途が描写されている。
結構不穏なことを言うと、人身御供の描写なんじゃ?と思ったけど、最後に兵馬が出てくるあたりそうじゃないっぽい。このへん含め続きは気になる。

推しは硯と鏡。常識人枠。二人ともこじんまりしていて可愛いキャラ。

7月から第2期放送決定!これは兵馬とぼたんのその後をしっかり描き切ることを意図していると思うので、やりきってほしい作品。

 

人間不信の冒険者たちが世界を救うようです

ラノベ原作。

人間不信に陥った冒険者たちが、サバイバーズというパーティを組んで戦う話。今期だけでは「世界を救う」までは行ってない。

このアニメはストーリー重視。人間不信に陥った経緯、そこからまた人を多少なりとも信用できるようになるためのあれこれ、他人との会話での気づき、こうしたことが大切にされている。

最初は、「お互い信用できるものが何もない」ということを担保に互いを信用しあうわけだが、そのうち情も生まれてきて、古代兵器を使った合わせ技とかにつながっていくという流れがエモい。

トンデモ設定が多いので、それも面白いポイント。
冒険者同士の決闘は「算数ベアナックル」というチェスボクシング的なわけわからん競技で決着をつけるし、古代兵器が結構ご都合主義だったりする。まあそのへんは面白いと思って気楽に流すのが良い。

推しはティアーナ。あの見た目でギャンブル好き。サバイバーズの不干渉の掟に一番適合してるのはティアーナな気がする。

 

ノケモノたちの夜

漫画原作。結構好き。

世間から見放された者たちが、悪魔と契約してなんやかんやという話。
悪魔と契約した経緯とか、物悲しいものが多くて全体的にダークな雰囲気を帯びている。

マルバスとウィスが旅に出会って、最初に出会ったハリエットという少女の回が、この話の根本・本質であり短いながらも一番良い回だったと思う。
本来あってはいけないはずの悪魔との関係だけど、それはノケモノたちの唯一のつながりでもあるんだよ、、、

そんな中にあって、主人公のウィステリアの外の世界への渇望、マルバスや兄へのブレない信頼が際立っていた。純粋でまっすぐな心に、悪魔であってもほだされたというわけで。

舞台は近代イギリス。終盤はロンドンへ。シャーロックホームズとかが出てきてちょっと嬉しい。CV:古川慎さんなので『憂国のモリアーティ』にちょっと引っ張られる。

推しはダイアナ。ウィステリアとは違った方面で筋が通っている、強い女性。

 

もういっぽん!

漫画原作。

dragon好き度部門ノミネート!普通のスポコン青春もの。オススメ。
こういう普通の部活もの、安定したアツさとエモさがあって軽く見られる作品は貴重なので、どんどん作ってほしい所。

こっちは本気の柔道アニメ。
むさくるしさや熱血感はほどほどで、爽やかにそれでいて展開はアツくなっているという結構すごい作品。
日常描写は女子高生っぽさが出ていて元気が出る。

姫野先輩のCV:永瀬アンナさんについても語っておく必要あるかな。
サマータイムレンダ』の潮、『ユーレイデコ』のハックなど、最近来ている声優さん。2022年度声優アワード新人賞だし。今回のような落ち着いた声も少年的なはっちゃけた声もある、幅の広い声優さんだなと思う。『呪術廻戦』の天内理子役らしいので、今後も注目。

OPが結構すごい。音楽もテンポが速くていい感じだし、何より音ハメが気持ち良い。話が進むにつれてマイナーチェンジしていたりもするし、細かいところに気を配っているなと思う。

キャラがなかなか活躍しないところで終わってしまったので、普通に続きが見たい!

 

大雪海のカイナ

アニオリ枠。アマプラで見た。

雪で埋め尽くされた世界に、大樹の上からカイナが下りてくると言うところからスタート。雪海で細々と人が暮らしている、終末的世界観。

今期はバルギアという国がアトランドという国に攻めてくるからどうにかしようと、カイナとリリハが頑張る話がメインだった。

このアニメでやりたいことは3Dファンタジーなのかなと思う。人物に限らずオブジェクトが3DCG駆使されているとは思う。

古代文明の遺産や日本語っぽい文字、看板が登場する。これは世界観のほのめかしだが、まだまだ先は分からない。

世界観と話にどう決着をつけるのかなと思ったら、なんと映画を作るらしい。バルギアと協力することになったりするのかな。風呂敷を大きく広げた作品なので、いかにまとまるか期待したいところ。

 

TRIGUN STAMPEDE

トライガン』という漫画の古いアニメのリメイク。だが、話としては独立していて完全なオリジナル。今期作画No.1!

3D作画の質が圧倒的。
ガンアクションに動きが伴っていて、見ごたえのある映像になっている。

話としてはSF。スターウォーズ』の最初に近い世界観。
ヴァッシュの出自が知れていくにつれて、世界観が少しずつ分かってきて、決着に向かう。

主人公はヴァッシュなんだけど、ヴァッシュのことがよく分からないままスタートするので視聴者の視点はメリルの方が近い。メリルには感情移入しやすいと思う。

最後の方はファンタジーっぽさ全開だったけど、納得感のある終結全体通して素晴らしかった。

推しはメリルで。ロベルトとの関係性がとても良い。

旧アニメとの違いというか、話としてどこまで同じなのかは知りたいところ。

 

Buddy Daddies

クオリティが高い!アニオリ枠。

ある日女の子を育てることになってしまった殺し屋バディの話。

話は子育ての大変さにフォーカスしているところが多い。日常だけど、そんな日常自体が本来はおかしい非日常であるという倒錯がテーマになっている気はする。

殺し屋という素性を隠して家族を演じるのは『SPY×FAMILY』的だけど、バディものとしての要素があるので結構別物で新感覚。

メッセージ性強め。そもそも2人お父さんという構成だったり、娘を放棄したりみたいな社会への裏テーマもはらんでいる気がする。
裏社会のあれこれとか暗い話も多いけど、家庭に戻れば偽物だけど娘がいるという安心感があって、全体としては明るい印象でまとまっている。
画のカラーリングがはっきりしていて発色がいいってのもあると思う。

それもこれも、ミリちゃんの底抜けの純粋さ可愛さがあってこそ。露骨すぎて自分にはちょっときつい面もあったが、振り回される親のフラストレーションや時に守ってあげなきゃと思う心を表現するのにはちょうどいいくらいだったと思う。

推しは久ちゃん。なんだかんだ言って2人をサポートしてくれるのが優しい。

 

アルスの巨獣

アニオリ枠。

ナギモリがカンナギの力を借りて各地に現れる巨獣を倒して世界を守っているという世界観。
クウミが研究所から抜け出してジイロと出会うところからスタート。

各地へ冒険しながら情報収集しつつ、巨獣と戦いつつで話が進行していく。
目的や世界観が分からないまま進行する。最終的にはクウミが同胞と世界を救うためというお題目が提示されて最終決戦みたいな流れ。

見どころはー、、、各種族独自の巨獣との戦い方かな。
すぐに異種族を許容して、共闘していくところが気持ち良い。

推しはミャア。可愛げがあるけど、最後まで謎に満ちたキャラだった。
ヤマビトたちも好き。ババンの奥さんとか可愛い。

打ち切りエンド的になってしまったのが残念。
これからが本当の闘いと言うところだったので、もう少し続きがあると嬉しいな。

 

REVENGER

アニオリ枠。今期ストーリーNo.1!

歴史ロマンあふれる良作!こういう作品を本気でやるのも珍しくてうれしい!
個人的にはめちゃくちゃ好きな作品。オススメ!

時は幕末長崎。長崎で「利便事」を生業とする者たちが、長崎に持ち込まれたアヘンの謎を追う。

アヘンというんだから登場勢力は、日本のお武家に長崎の商会、花街、スラム、清国、イギリス、教会まで盛沢山。こういう歴史ロマンあふれる作品が好きな方には本当にオススメ。

リベンジを請け負っての戦闘描写のクオリティが高い!
雷蔵一刀流の他、花札、金箔、大弓、タコ糸などが武器として出てきて、戦闘バリエーションが豊富で見ごたえがある。

OPはレトベア。映像も合わせてダークでかっこいい。OPかっこよさ部門にもノミネート!。

推しは鳰。けだるげな世界観を体現したかのようなキャラクターだった。

 

齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定

ショートアニメ枠。なろう原作。
中国主導でアニメ化されたのかな?ちょい珍しい作品。

設定もそうだが、全体的に可愛くまとまっている。
時々レーコが本気を出すシーンは迫力あるので、メリハリがある。やっぱり中国が絡むとクオリティが高くなるなとは思う。

 

 

にじよん あにめーしょん

虹ヶ咲のショートアニメ。

キャラがまるっとしていて可愛い。目が大きくて表情の変化も楽しかった作品。
本編ではキャラが増えた分キャラ同士の絡みがユニット中心になっていたが、今回のにじよんでは意外な組み合わせがあってうれしかった。

個人的に好きなのは瑠奈ちゃん制作ゲーム回。ラブライブって絶対ゲーマーがいるのかな。

 

うまゆる

前期に引き続いてのウマ娘ショート。

ネタも適当だし、まとめ方も適当だし、笑わせてもらった。
絶妙な緩さがたまらない。

好きな回は柵ぶち壊し回。柵をもっとよこせって、そうじゃないだろ。

 

クールドジ男子

dragon好き度部門ノミネート!まとまりがあって、かなり見やすい。オススメ。

前期までの各キャラフォーカスやカップリングとは違い、今期はみんなで何かする、みたいな話が多かった。
その中で誰かが(もしくはみんなが)ドジ役になりつつ、互いにドジを許容しながら、そんなこともあるよねと流していく、優しい世界が広がっていた。

推しは変わらず蒼真君。話の着地点に蒼真君を持ってきたのには感動した。

 

犬になったら好きな人に拾われた。

馬鹿エロアニメ。犬の視点からエッチなことになっちゃう。なんだこれ。

気付いたら犬になってしまっていた、みたいなところからスタート。
人間だったときの主人公が行方不明になっている事実が普通に受け止められている世界観に心の中で突っ込んだ。

が、そんなのお構いないしに、事故的にエロに突入する。
最初は事故感があるものの、次第に犬であることを受け入れ始めて、自らの意志でエロに向かって行くのが、訳が分からなくて面白い。

推しは猫谷。犬が苦手なのに、散々やられてる。

 

痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2

貫禄すらある期待の続編。

1期でもそうだったが、どんどん絵面がおかしくなっていく様子が面白い。
カメ、メカ、怪物、幽霊、触手、天使、ほんとに何でもあり。

テンポが良いのもこの作品の良い所。音楽とともに流されるダイジェスト描写を挟みつつ、ポイントを押さえているのがいい。

今期は他ギルドとの絡みが多かった。日常回でなんとなく一緒になったりしてたのが伏線になっていて、終盤のイベントに向かって行く。
最後は個人的に大好きな全員集合展開で、結構アツかった。

今期の推しはカスミ。ちっこくなるところが可愛い!

最後には新キャラも登場させて、いかにも続き作りそうな感じ。
3期もまったく変わらない抜群の安定感で作ってくれることを期待している。

 

 

転生王女と天才令嬢の魔法革命

最後まで楽しみにとっておいた作品。通称『転天』。
今期覇権争いはこの作品!

全体的にきれいな映像で整っているなという印象。
明るい魔法ファンタジー世界にまとまっていたと思う。話は結構重いけど。

話の山場となるアルガルドとのやり取りは、結構切なく感じた。最終的に悪い人は誰だったんだと考えさせられた。
個人的にはアルガルドの怒りと改心の演技が素晴らしかったと思う。心に刺さる名演だった。

そして外せないのが百合描写。もうガッツリとしたやつ。
それまでのあれこれは盛大な振りだったということだと理解している。

EDについても一言。
画面が半々で切り替わる描写があって、正直チカチカして見にくいな、と思っていたら途中から映像が変更になった。
変更前も後も、どっちも表現としては素敵だとは思う。皆さんはどっちが好みでしたか?

推しはグランツ。かっこいいお父さん。

 

BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS

サスケ烈伝から、再度殻の残党編に突入。
サスケ烈伝は繋ぎの役割としてはいい話だったと思う。

最近はクオリティが戻ってきたので期待。

と思っていたら、第1部完。半年後に第2部スタートということで休みを挟むらしい。

話が本編に戻って、結構緊張感のある話になってきた。
ナルト世代の戦力が急に失われたところで、割ととんでもない敵が出てきた。

コードのやってることはミナトの避雷針とオビトの異空間忍術のハイブリッドみたいなことだし、デルタのやってることは範囲のめっちゃ広い白眼みたいなことだし、結構ダメ寄りだと思う。

ナルト世代の戦力も落ちてきているし、この先心配になる。
ボルトとカワキ以外のボルト世代の活躍が待たれるところ。

 

UniteUp!

クオリティ高目のアイドルアニメ。メディアミックス。
話としても各キャラの掘り下げが丁度よかったり、バランスの良い作品。

着地点をどう持ってくるのか次第だと思うので、ラストスパートに期待。

と期待していたら、かなり良いまとめ方だった。
なんとなくほんわかとPROTOSTARの3人がライブして終わり!かと思っていたら、そうでもない。ちゃんと溜めがあってのラストだった。

メインとなる3人はしっかりと掘り下げつつ、他チームの掘り下げも話を展開させながら盛り込んでいて、練られた構成だなと感心した。

推しは五十鈴川。常識人枠でありながら、芸能の血を引き継いだすごい家の子でもある。

爽やか男性アイドルアニメって、1クールに1本くらいあってもいいと思う。
女の子アイドルだと、どうしてもあざとくなる部分があって、こう爽やかに行かない面もあるし、こういうアニメからしか摂取できない何かがあると思う。

 

来期以降続くアニメ

終わらなそうなので、来期以降続くアニメは本当に一言だけ!
延期になったのも多いけど、楽しそうなのが多く残っていてちょっと嬉しいです。

 

ひろがるスカイ!プリキュア

プリキュア20周年作品。

最初に「ヒーローガール」なんだと気づいた時の驚きたるや。こういうところがすごいよねプリキュアは。

普通にキュアスカイが推し。

 

 

HIGH CARD

メディアミックス。今期OPかっこよさNo.1!

エクスプレイングカードというトランプを手にした人たちが特殊能力を手に入れるという異能バトルもの。

トランプの枚数分や、その組み合わせ(ポーカーの役?)分だけ異能力を容易できるのでまだまだ拡張性がある。2クール分できるだけのキャラの十分な掘り下げもあって結構骨太。

OPの映像がかっこよくて素敵。
EDもハイカードのメンバーが社内に楽し気にしている様子、各キャラの描写、曲の紹介までおしゃれに、テンポよく描かれているので必見。映像に落ちもあるしまとまりがすごい。

 

シュガーアップル・フェアリーテイル

ラノベ原作。

なんか見たことあるキャラデザだなと思ったら、『ホリミヤ』と同じ方だった。
とにかく映像美が素晴らしい作品。
割と見やすい話だと思うのでオススメ。

 

あやかしトライアングル

漫画原作。

破廉恥アニメ。一応バトルものではあると思うが、破廉恥がメインでもある。TSものだし。といってもそこまではじけてるわけでもなく。今後はもっと盛り上がるのかな。

この作品はバックミュージックがすごいと思う。ぐっと盛り上がるところでの和風音楽のキレが良い。

 

久保さんは僕を許さない

漫画原作。dragonが好きなこういうラブコメ見たいんだよシリーズ。

できれば最後まで行ってくれたらそれほど嬉しいことはない。
キャストも河西健吾さんとか好きなので注目してる作品。

あまり出てこないが渚咲の親友キャラ2人が好きだったりする。白石君のことをご利益のある神かなんかだと思ってる。

 

NieR:Automata Ver1.1a

言わずとしたゲーム原作。

ゲームやってない勢としては、ゲームに対してどのような位置づけなのかが気になるところ。
作画が圧倒的。メカメカ描写も含めて力が入っている。

 

 

魔王学院の不適合者Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ part1

タイトル長い続編。

キャスト変更もあったがそんなに違和感なく受け入れている。
よくわからん展開?になってきたが、そこは暴虐の魔王の力で何もかも吹き飛ばすんだろう。

 

僕とロボコ

今期面白さ部門ノミネート!

面白さの勢いが半端じゃない。勢いだけのアニメ。

 

おわりに:今期のまとめと来期の話

今期はさすがに数が多かったですね。
新生活準備で忙しかったのもあって、振り返りも遅れてしまいました。

と言ってもこれでもいくつか切ってるんですよね、、、
『冰剣の魔術師が世界を統べる』『真・進化の実』『テクノロイド オーバーマインド』とかは優先度下げてそのままずるずる見なくなってしまいました。本当は見たかった。
『文スト』も追い付きたいですね。こっちはいつか見るだろうけど。

でも数があるとその分良作も多い!
『ブルーロック』『おにまい』『転天』あたりはクオリティ高かったです。
個人的に刺さっていた『天使様』『不滅のあなたへ』『異世界のんびり農家』『RVENGER』あたりに出会えたのは嬉しかったです。

 

さて、春アニメですが(と言ってももう4月も半ばですが)、『推しの子』『私の百合はお仕事です!』『スキップとローファー』『青のオーケストラ』『僕の心のヤバいやつ』『地獄楽』など、原作が有名で自分でも聞いたことある作品が多いので期待しています。

他に続編だと『Dr.STONE』『トニカクカワイイ』『EDENS ZERO』『東京ミュウミュウ』『BIRDIE WING』あたり自分が好きな作品なので、楽しみです。

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皆さんのアニメライフがより良いものになりますように。
それでは、また。

 

*1:ブコメは、着地しないラブコメ・着地するラブコメ・着地してからのラブコメの3つに分けられると思う。付き合うまでのもどかしさとか苦難とかがメインになっているものと、付き合うに至るまでの接近を描いて結ばれることをゴールとするラブコメと、結ばれてからも描いてくれるラブコメの3つ。個人的には結ばれてからのイチャイチャを見て幸せになりたいので、着地してその後までやってくれると嬉しかったりする。