dragonのアニメ語り(仮)

新作アニメを大体全部見ている人の振り返りブログです

2022夏アニメ振り返り

【本記事は、2022夏アニメを大体全部見ている人が、夏アニメを振り返る記事です】

皆さんこんにちは。dragonです。

最近は精神的に一段落ついて、10月から新たに頑張ろうと心を切り替えています。これからはリアルでもネット上でも活動的にいられるといいなと思います。

心はいっぱいいっぱいだったものの、暇ではあったので割としっかりアニメは見てました。後は麻雀とかソシャゲとかスプラトゥーンとかで時間を溶かしていました。ポケモンをやれ。

夏のハイライトとしては、映画を結構見た気がします。『ゆるキャン△』『バクテン!!』『ONE PIECE』『プリキュア』とかですね。どれも印象に残っています。実写だけど『キングダム2』も良かったです。意外といい夏だったかも。

それでは、尖りあるアニオリの揃った2022夏アニメ振り返り行ってみよう!

 

今期の振り返り

今期はこれは!と思うような独特な雰囲気の作品が多かったと思います。アニオリからクオリティの高い作品が出てくるのは嬉しい限りです。

話題にはあがらないものの面白いことにチャレンジしている作品もありました。特にアニオリは全部尖りまくっていたので注目です。
人気としては明暗分かれた、みたいに言われれる作品もありますが、個人的にはどれも面白さがあると思っています。そういう面白さが伝えられるよう頑張って振り返っていこうと思います。

漫画や小説原作で面白い作品もいくつかありました。あまり聞いたことはなかったけど面白い作品に出会えるとワクワクしますよね!

dragonのオススメには○○No.1と赤字で書き加えています。赤字のある項目を見るとオススメを押さえることができます。ぜひ見てみてください!

 

10/10『キングダム 第4シリーズ』、『Extreme Hearts』について加筆しました!

10/13『ラブライブ!スーパースター!! 2期』、『最近雇ったメイドが怪しい』について加筆しました!

10/20『シャインポスト』について加筆しました!

Dr.STONE 龍水

Dr.STONEの正統な続き。
テレビスペシャルとして1時間の放送があったのをこの場を借りて振り返り。
1時間だけでもめちゃくちゃアツい!これはかなりすごいと思う。

司帝国との戦いの後、石化現象解明のために海に出ることに。そこで御曹司で船乗りな龍水を目覚めさせるところからスタート。

個人的にはこの龍水、とてもいいキャラだと思っている。チャラさを持ち合わせながら、登場キャラの中でもトップクラスに頭がいい。肉体派と頭脳派の両面を持ち合わせていて、嫌なキャラになっていない。
千空&ゲンと悪知恵をはたらかせ合ってバトったり協力しあったりしているところが小気味よかった。急に出てきた異色のキャラながらも、違和感なくすぐに馴染んでいたと思う。
CV:鈴木崚汰さんということで応援していたりもする。

今回登場した"発明"は物語上革命的なものが多かった。石油獲得のための気球・地図作りに着手し、海ではなく先に空に進出してしまうというスピード感がありつつアツい展開。

個人的には石油を背景にした通貨の登場にうならされた。まだ存在しないものを取引するという、まさに先物取引の誕生があったわけで。
人口の増加とバカでかい価値がもたらされたことで、「科学」といっても「社会科学」の時代が来たんだなあと感動した。

全体としては、いろいろな登場キャラが活躍する姿が見られるアニメスペシャル的側面を持ち合わせながら、しっかり発明によって話を進め、3期への期待が高めるような素晴らしい構成だったと思う。

推しはゲンと龍水。どちらも声優さんが役にハマっていると思う。

2023年春には第3期!期待大です。

 

アオアシ

今期アツさNo.1!

前期からの続き。前期の時点でかなり高評価だったが、そのまま走り抜けてくれた。
スポーツものの中ではかなり評価が高い!

前半はエスペリオンに入るまでがメインといった感じだったが、後半は都リーグ戦関連でがっつりとサッカー描写があって満足した。

しっかり頭を使って問題を解決していく描写が特徴的だった。頭がよくなければスポーツは強くなれない、みたいな一貫したメッセージがあって、妙にリアリティがあったと思う。

それでいてしっかりとアツい所はアツい。日常のふわっとした緩い雰囲気と、試合の中でぐっと引き締まるキャラの表情や気迫がうまく対比されていて、緩急がついていたと思う。

個性あるキャラが多く、それぞれのキャラが覚醒していく様子がとても見ごたえがあった。

今期の推しは黒田。細目キャラが目を開く瞬間は誰しもゾクッとするだろう。
望さんも、最後に人間味のある描写があって一気に好きになった。

ぜひ続きが見たいところ。原作を読むつもりです(宣言)。
それくらい好きだし続きが気になる。

 

ラブオールプレー

小説原作のバドミントンのアニメ。前期からの続きで。

24話でキャラの心情変化をたっぷりと描写しているところが印象的だった。
ポイントを絞ってズバズバ進む構成になっていて、最終的に2年目の大会、最後にはその後も少し、という大胆な構成だった。確かにそこまでやらないと意味がないとので、必要十分な構成だったかなと思う。
原作をどれくらいカットしているのかが気になるところではある。

終わり方は個人的には大満足。やっぱりこうでなきゃな、という納得感のある終わり方だった。さらにその先までほのめかされていたのでちょっと続きも気になった。

終盤はバドミントンの動きがある描写が増えて、爽やかな青春ものらしくなったっと思う。
この爽やかさに、前半後半クールともにHey! Say! JUMPのOPがよく合っていたと思う。
歌詞に難しい言葉がたくさん出てきて文学的でもあった。

注目していた前田君は、精神的な成長がめざましかったと思う。陰の立役者は彼じゃなかろうか。欲を言えばバドで活躍しているところも見たかった。これは原作にはその後があるんだろうか?

他には、推しの水嶋姉の描写もしっかりあってうれしかった。

 

メイドインアビス 烈日の黄金郷

度し難いアニメ。ずっと見たいと思っていたので、この機に追いつけてうれしかった。

1期+ボ卿の映画+マルルクちゃんの日常を一気見して追いついた。
詳しい人に一気見したということを伝えたら「上昇負荷で死ぬぞ」って言われた。その通りだと思う。
ただ、精神的なキツさよりも続きが気になる方が勝ったのでそんなに苦ではなかった。(個人的にグロの限界点ではある。他にはひぐらしとかが結構限界)

今期は特に倫理観が終わっているエピソードだったと思う。全体としてもやるせないストーリーだったし、所々のキャラの言動とかもだいぶ狂ってきたなという印象。笛のことをプルシュカって呼ぶのとかだいぶ終わってる。

この狂気みたいなものは一貫していて、アビスや冒険に対する異常なあこがれや信仰をうまいこと表しているんだろうと思った。

この狂気の中にあって、罪の意識とか、過去のあこがれへの思いが込められたベラフの子守唄が印象的だった。ベラフに歌わせるところが何とも言えず感動的で悲しい。

OP『かたち』もとても良い。ガンジャとリコ一行の対比、カギとなる物品の数々、落ち着いていて元気がありつつも物悲しいメロディー、歌詞とタイトルもあわせて完璧なOPだったと思う。(今期OPかっこよさ部門はこれとめちゃくちゃ迷った)

ぜひ続きが見たいところ。漫画の雰囲気も気になるので読んでみたいが、どうせならアニメで見たい気持ちもある。

余談だが、なんとこのアビスというアニメ、コラボカフェをやるらしい。そのうえあのスープを出すらしい。このアニメでコラボカフェなんてやっちゃダメだろ。

 

シャドーハウス 2nd Season

2021春の第1期から待望の第2期。

今期もミステリー感満載でよかった。
ケイト&エミリコの周辺に注目した第1期に比べて、子供たちの塔全体に世界が広がり、登場人物も増えた。

掃除の班や星付き、世代などで人間関係が入り乱れており、ケイトの機転だけでは解決していかない問題も出てきたことから、個人戦からチーム戦に、面白さの質が変わったと思う。

クローズドな世界観はそのままに、外の世界に思いをはせる描写もあって、話が進んできたなという印象。ローブ様関連の事件の謎に迫りながら、同時にシャドーハウスそのものの謎についても小出しにされるところがうまいと思った。

OP『シャル・ウィ・ダンス?』は今期もホラーらしくて雰囲気ピッタリだった。前半の不安げなメロディから、一気に明るいメロディに転じる。この全力の明るさで、不気味な歌詞が際立ってゾクッとした。

今期の推しはイザベル・ミラベルと双子のベル。ベルは第2期の半分くらいの間すす菅を掃除させられていて可哀そうだった。

第1期のときも書いた気がするが、かなり続きが気になる作品。原作でも続編でもいいので何かしらの形で追い続けたいと思っている。

 

彼女、お借りします 第2期

2020夏の第1期からの続き。もう2年前だってさ。そんなに経った気がしない。

このなよなよ男子め!早く誰かとくっついてしまえ!と、もどかしい気持ちになりながら見るのが正しいアニメ。今期は他にもクズ男アニメがあるのだが、他に比べるとマイルドなクズ。

個人的には水原と進展があったのが嬉しい所。和也の男前なシーンもたまにあって、ふんわりした雰囲気とのメリハリがついていたと思う。

他には瑠夏ちゃんの本性が出てきた感じ。麻美ちゃんは陰湿に恐ろしいが、瑠夏ちゃんは行動力の化物過ぎて恐ろしい。

墨ちゃんはまだまだ描写が少なくてよくわからん。奥ゆかしいのとはちょっと違うんと思うんだけどなあ。

OPのダンスがかわいい。ハニワらしいポップで明るい印象のOPだった。

推し、というかこの4人の中で強いて好みを挙げるなら水原。正統派。
大雑把な2軸での分類だが、明るくて活動的な瑠夏ちゃん、明るくて消極的?な水原、暗くて活動的な麻美ちゃん、暗くて消極的な墨ちゃん、という風にとらえている。
結構好みがわかれそうなので、他の人の好みも聞いてみたいところ。

第3期も作るらしい。
たぶんずっと曖昧なまま続いていくんだろうなぁと思いつつ、原作を読んでないのでちょっと楽しみな自分もいる。

 

キングダム 第4シリーズ

第4期第2クール、加冠の儀編完結!

前半クールは成蟜がらみの話からスタート。これが後半クールの呂不韋との争いの振りになっていた。
そして、著蕹戦。前期の終わりに合流した羌瘣の活躍が久しぶりに見られてよかった。

後半クールは政が主役の加冠の儀。個人的には函谷関に次いでアツいポイントだと思う。政治の場面と戦闘の場面が切り替わって、同時並行でのぎりぎりの戦いを描きつつ、飽きが来ないうまいバランスになっていたと思う。

ストーリー的にはかなりの転換点で、この後は他国との血みどろの戦いが始まっていく。

今期の推しは昌平君。正式に味方になるところがあまりにアツい。今後は軍師や将軍の頭脳戦が増えてくるので、ここからの活躍も期待したいところ。

地道に続きを作ってくれるといいんじゃないでしょうか。原作はちょこちょこ読んでます。

 

ラブライブ!スーパースター!! 2期

待望の第2期!
そのままのクオリティで今期も楽しめた。

今期は新メンバーの登場回+初期メンバーの掘り下げだった。前年の負けから、新メンバーを迎えてどうにか頑張る展開。どちらかだけではダレていたと思うので、両方を挟んでいるような構成でよかったかなと思う。

初期メンバー回は1期では見せなかった一面が見え、衝撃的だった。恋ちゃん回は前期のシリアスから一転してコメディ調で、個人的好き回だった。可可&すみれ回は、やりたいことと求められていることをはっきりとやり切った、一番の盛り上がりだったと思う。

今期は、当初からSunny Passionとマルガレーテという明確な対戦相手(敵、とは言わないまでも)がいたため、話に緊張感が生まれていたと思う。学年を超えてLiella!が団結していくのに一役買っていた。

EDは回ごとに歌うキャラが変わるギミックがあった。そして何よりEDの映像がいい。髪型交換を考えた人は天才。

今期の推しは四季。見た瞬間から好き。クールでスペックが高い。それでいてじわっと来る笑いをもたらすところもいい。
すみれにも注目して見ていた。他キャラとの関わりが多かったかなと思う。実はしっかり者だし、実質的なチームのまとめ役じゃね?と思ったりもした。

さて、賛否があった終わり方だが、話が二転三転してスルスルっと終わってしまった。2期でしっかり締めくくりを用意するというより、3期につなげる意図の方が大きかったのかなと思う。ここまで貯めているんだから、3期に期待しようじゃないか。

 

 

邪神ちゃんドロップキックX

1,2期を見て追いついた。追い付く価値のあるいいアニメだったと思う。

設定とかネタの盛り込み方が程よく適当で、気楽に見ることができた。
パロディも無理矢理だし適当だし、怒られればいいのに。ネーミングセンスが個人的にはツボで、遊佐&浩二で毎回笑ってしまうし、今期はアトレ&エキュートも出てきて、絶対勢いだけで決めただろと思った。

画も内容と合っていてよかったと思う。キャラの溶けた顔が好き。
というか邪神ちゃんとゆりねのせいで常に絵面が強い。

途中の4話分はふるさと納税で集めたお金で作った自治体応援アニメだった。面白さはそのままに、地域の魅力が詰まっていて個人的には結構好きだった。
知らない地域のことを知れるし、すぐ行ってみたいと思う質なので、邪神ちゃんに限らず地方密着アニメはバンバンやればいいと思う。でも、まずは神保町に行かなきゃな。

他に内容以外で話題になったところだと、二次創作に対する対応とか。アニメ外でも前代未聞のことをやっていて、新しいチャレンジって感じがしてよかった。

ニコニコ動画の邪神ちゃんMAD&動画投稿祭も楽しませてもらった。ファン、もといATMの皆さんが、コンテンツを応援できる形が多く、ネットの盛り上がりと親和性があったと思う。

推しはミノス。いつも変わらないテンションとパワーがあって元気が出る。ほどよくぶっ飛んでるところが好き。

第4期の制作はクラファン次第!ATMになろう!

 

東京ミュウミュウ にゅ~♡

プリキュアより少し前(2002年)にやってた女の子戦士のアニメのリメイク。
なんとなく名前は聞いたことある程度だったので、見られてうれしい。

キャラが登場して、日常回を数回はさんで、最後に大きな戦いという単純な構成だった。その分、短い中でそれぞれのキャラクターの成長を描き、いちごと青山君の関係までやりきるという、満足感のある内容だった。

一貫してしっかりとラブコメ色が強かったのが好印象。青山君だけでなく、白金やキッシュまで参戦か?というなかなかハラハラする展開だった。

OPとEDは女の子戦士ものらしく可愛い感じだった。
個人的にはED『トキメキ☆イチゴいちえ』が特に頭から離れない。歌詞はダジャレかよって感じだけど、それが可愛いさになっている。カラオケで歌おうとしたら配信されて無かった。悲しい。

推しはざくろお姉さま。ミュウミュウキャストの中では若い方なのに、あの溢れ出るお姉さま感はすごい。

当然1年くらい放送してリメイクしきるんだろうなーと思ったら1クールで終わってしまった!せっかくなので続きを作ってほしい気もするし、いっそのこと2002年版を見てしまってもいいとまで思っている。

 

リコリス・リコイル

アニオリ枠。迷うことなく今期覇権!

非の打ちどころのない素晴らしい作品だったと思う。1話ごとにまとまったおもしろさがあるのに、全体としても続きが気になるというのが両立されていてすごいと思った。

描くべきところと描かないべき所をしっかり分けてメリハリがついていた。
例えば、普通だったらお出掛け回で事件に首を突っ込みたくなるが「今日は非番だから」と見て見ぬふり。その分可愛いお出掛け時間や事件そのものが際立っていた。

ガンアクションを始め、作画が丁寧できれいだった。足音や銃声など、音響もかなり気を遣っていることがわかるくらいすごかった。とにかく全ての要素の点数が高い。
アニメの内容よりも映像体験としての価値が高いアニメだったかなと思う。
というわけで、見てない人はぜひ見ましょう。

ED『花の塔』は、爽やかでふさわしい曲だった。イントロが本編に重なっていて、毎回の終わりにあぁよかったなぁと思わせてくれる力があったと思う。
このEDが何にでも合う、というネタ動画をさんざん見て笑った。

音泉のラジオも楽しげで面白い。
どこまでがアドリブでどこまでがアドリブじゃないかみたいなことが話題によく挙がっていたが、ここまでの作品となるとほとんど計算された面白さなんじゃないかなと思って聞いていた。

小説も買ってしまった。本編ではどうしても少なくなってしまう日常成分をたくさん摂取でできる、リコリコ見たという人にはオススメ。

最近スカイツリーや浅草やら隅田川クルーズに行く機会があり、意図せず聖地巡礼してしまった。今度はすみだ水族館に行きたい。サカナー。チンアナゴー。

推しはクルミ。みんな大好きスーパーハッカー。でも無邪気で可愛い。クルミの活躍シーンは必ず盛り上がる場面でもあるので特に注目して見ていた。ミズキとのやり取りも面白かった。

あまり続きとかを望むタイプのアニメではない気がするが、短編やOVAでもいいので同じクオリティで作ってくれたら嬉しい。

 

Engage Kiss

アニオリ枠。今期覇権を争う一角!リコリコくらいオススメ!
どんどん評価が上がっていった素晴らしい作品。

ヤンデレ"悪魔"美少女のキサラと、クズ主人公のシュウが悪魔災害の謎を追う。キスによってキサラを覚醒させて戦う。これ以上の内容はネタバレ回避のため言えない。

今期の中ではこいつが一番のクズ。複数の女性を振り回しまくる。キサラとの契約や、シュウの目的を考えると同情の余地もあるかとも思えるが、やっぱりクズである。
CV:斉藤壮馬さんは、どクールなキャラもかっこいいが、こういうおちゃらけたキャラも合っていると思う。少し、『天才王子の赤字国家再生術』の雰囲気を感じたのは僕だけだろうか。

ブコメ中心に、キャラの人間味がよく出ている。早口で口論をしたり、ボソッと愚痴を言ったりするのがクスッと笑える。物語を通じて登場人物全員が自分のことだけを考えて行動しているところがこのアニメの面白い所。

ブコメもこの話の重要なポイントであるとはいえ、バトルものとしての評価もすごく高い。弾丸飛び交うなかでアクロバティックに戦う戦闘描写がかっこいい。

OPは一瞬で田淵さん作曲だと分かる特徴的なメロディーライン。
EDの方もナユタン星人だと言われれば納得の雰囲気。可愛い雰囲気と、ラブコメらしい映像が本編とよく合っている。と思っていたが、シリアス展開でも構わず雰囲気ぶち壊しでEDに突入していく。まあそんなところも面白さを加速させている。

推しはアヤノさん。時々見せる弱みがぐっとくる。
推し戦争が起きそうな作品な気がする。

ゲームでアニメ後の展開が語られるようなので、少し気になるところ。

 

Extreme Hearts

アニオリ枠。後半になるにつれて評価が上がった、個人的には好きなアニメ。

スポ根×青春×アイドルアニメ。ハイパースポーツという超次元スポーツで頑張る少女たちのお話。フットサル、ハンドボール、バスケに野球とスポーツなら何でもあり。勝った後にはウイニングライブ的なもの、という何とも欲張りなアニメ。

序盤は仲間が増えて、予選を勝ち抜いてという定番な進行だが、後半に他のチームと交流し出したところで急に面白くなる。特にSnowWolfが登場してからは、これまでの流れが変わって、チーム同士での協力体制があり、そして決勝へ、という結構アツい展開になる。

『Extreme Hearts S×S×S』というノベルゲーム風のサイドストーリーが配信されている。これと本編を合わせた時の評価はかなり高い。
登場キャラが多い分本編では掘り下げが少なくなっていたキャラの一面が見えてきたり、他チームとの交流を補完したり、楽曲の裏話があったりと、本編をさらに楽しめる要素が盛り込まれていた。

推しはSnowWolfのミシェル。SnowWolfとの交流がかなり深いものになっていてうれしかった。
RISEの中だと雪乃。チームに足りない所を補っている、頼りになるキャラ。
他にはMay-Beeの千尋も好き。ボーイッシュでかわいい。周りの人にヒロ君呼びされているので、最初は認識があやふやだった。君付けで呼ばれている女キャラって結構レア?

終わり方も好みだし、結構続きが見たい作品。何らかの形で展開されないかな。

 

 

ユーレイデコ

アニオリ枠。
ちょっと不思議な雰囲気を帯びた、ファンタジー寄りのSFアニメ。

デコというデジタルデバイスが普及している世界で、人々が日々「らぶ」という他人からの評価を集めながら暮らしている。完全な評価経済が実現された世界という、ちょっと恐ろしさもある設定。

基本的には主人公のベリィとハック、そしてユーレイ探偵団が、らぶがゼロになってしまうというゼロ現象の謎を追いかけて進行していく。
このハックというキャラは無邪気な子供で、言葉遣いも幼稚。デジタル技術を操るが、リアルに見たものだけを信じるという信念を持っている。しっかり能力を備えたうえで、完全な純粋さから放たれる彼の言葉には妙な説得力がある。

物語を通じて、リアルとバーチャル、大人と子供、自由と管理という対比が見られて考えさせられる。このどちらにも属することができない半端者たちがユーレイ探偵団だったりする。

画が特殊。最近だと『平家物語』や『犬王』を制作していたサイエンスSARUが作っている。

話や絵の雰囲気が独特だったり、毎話YouTubeでコラボレーションソングを配信していたり、チャレンジングなことをしているアニメだったと思う。

推しはフィン。中性的でかっこいい。

 

ブッチギレ!

アニオリ枠。配信が限られていたのでAmazon Primeで視聴。
タイトルは基本カタカナだが、「一番光れ」と書いても「ブッチギレ」と読む。

時は幕末、罪人たちが新選組に成り代わって戦う歴史ファンタジー。雑面ノ鬼たちを倒すことが目的。鬼と言っても面をかぶった人の集団である。

歴史ものとはいえ、史実をオマージュしたフィクション。どちらかというとファンタジー要素が大きい。ただし、新選組の他に有名人が出てくるので、幕末好きは楽しめるかもしれない。

主人公の一番星の熱血ぶり、それを支える個性あふれる新選組(偽)のポイントを押さえた活躍、最後には一番星に影響を受け全員一丸となってことに当たるという、盛り上がりのあるストーリーになっている。

キャラデザがシャーマンキングの人らしく、なんとなく見たことある雰囲気のキャラになっている。初見で藤堂平助が麻倉葉に見えて驚いた。登場人物みんな顔がいいのでそこも見どころ。

OPは西川兄貴のアニソンらしいアツい歌。EDは夜の京都の映像と併せてダークでかっこいい雰囲気。本編も物語の大半は京都での話なので、地理感覚が結構役に立って、楽しみが増えたという話もあったりする。

推しは桂小五郎。登場も衝撃だったし、最後まで活躍してくれてうれしかった。

 

ちみも

アニオリ枠。ゆるゆる日常コメディ。こういう作品って結構大事なんだよ。
家族に勧められて見たが、勧めた張本人は見るのをやめてしまったらしい。結構ゆるくて好きだったので勧めてくれてありがとう。

地獄さんと魑魅魍魎の「ちみも」たちが、人間界を地獄にするためにやってきて、鬼神家に居候するという話。絶妙に気の抜けた設定で、気楽に見ることができた。何よりちみもがモチモチしていて可愛い。ぬいぐるみとかほしい。

各話2ストーリーくらいで進行する、ショートアニメの集合みたいな構成。
日常に全振りの回、バカに全力な回、かわいさに全力な回、と日常の中でもいろいろなバリエーションがあってよかったと思う。
個人的には地獄さんvsはづきの言い合いとかが好きだった。というか、はづきの酒好きダメ美大生という設定がもう面白くて駄目だった。というわけで推しははづきで。

推しのちみもはつばさ。こいつだけ飛べるし火を吹くし、能力が高い。うちにもほしい。

OP、EDはともに可愛い雰囲気。でもどっちも歌詞が適当でゆるさ全開。

 

よふかしのうた

今期作画No.1!
Creepy Nutsの歌『よふかしのうた』が原案→漫画→アニメという展開の、結構異色のアニメ。

夜の街に繰り出す中学生と吸血鬼たちのお話。夜に外に出ているという背徳感と高揚感がよく伝わってくる、雰囲気重視のアニメだったと思う。
誰しも夜に学校に入ってみたいとか思うだろうし、実際自分も夜に誰もいない大学を通ったりするとなんか嬉しくなっちゃったりするし、そういう実体験からもこのアニメに対するワクワク感を持てたと思う。

自分は配信で追っていたが、ノイタミナ枠で放送されていたというのがまた乙である。せっかくなのでよふかしして見るのをオススメする。

引きの画が非常に多いのが特徴的。夜の街をメインにし、その中にポツンと二人が立っているという構図が多かった。誰もいない住宅地やビル群といった夜の雰囲気が際立ついい画だったと思う。

動きの少ないアニメなだけに、キャラクターの豊かな表情や、動きの多いシーンでメリハリが生まれていたし、そういうところの作画もかなりしっかりした印象だったので作画No.1とした。

OP、EDはともにCreepy Nuts
OPは歌詞がかっこよく配置し、夜の街を飛び回るという映像美があった。
そしてEDは『よふかしのうた』。乗っけいきなりのタイトル回収という元気ある曲で、よふかしを締めくくるにふさわしかったと思う。

推しはハツカ。初見で割と可愛いと思ったが、後々もっと好きになった。そんなんずるいって。

 

それでも歩は寄せてくる

漫画原作。将棋×ラブコメ
からかい上手の高木さん』や『くノ一ツバキの胸の内』と同じ作者さん。最近のアニメ化ラッシュが凄まじい。

歩とうるしを中心に、時系列としては2年分を描く。1年目は学園祭やクリスマス、バレンタインといったイベント回収。2年目は凛が部活に加入してから。
前半部分でイベントごとの衣装や、うるしのいろんな表情が見られるので、可愛さについては十分満足できる。後半は二人の心の動きにより注目していくことになる。

うるしや周りのからかいに対して、歩がまっすぐ答えてうるしが照れる、といういつものパターンが無難に可愛い。『最近雇ったメイドが怪しい』でも、散々同じようなやり取りがあるが、こちらは歩が気持ちが表に出ないように必死に鉄仮面を装っているという点で異なる。我慢しているかと思うと結構可愛げがある。

将棋要素は盤面とかがまあまあしっかりしているので、話のテンションとマッチしていて安心した。

自分が詳しいことが描写されたりすると、冷める人と嬉しがる人がいると思うが、自分はどちらかというと後者なので、将棋関連のアニメが出てきて素直に喜んだ*1

OPは花澤香菜さんの『駆け引きはポーカーフェイス』。サビの"と金"ポーズ入りのダンスが可愛い。

推しは桜子。普段は無表情だけど、時々見せる笑顔が可愛い。タケルと桜子の関係の方もずっと見ていたい。本筋とは別のカップルが好きになってしまう癖が出ている。

 

組長娘と世話係

今期癒され度No.1!

漫画原作。落ち着いた日常で、癒されるタイプのアニメ。かなり好き。

そんなに物騒な暴力シーンはなく、むしろそれとは対極にあるようなアニメ。
八重花の世話を任される霧島が、最初はぎこちなく、そしてだんだんとお互いに理解し合っていく様子が可愛いく微笑ましい。

八重花の可愛さも、押しつけがましいものではなく、いたって自然に子供らしい可愛さにあふれていて、心が温まる。最近心がすさんでいる人や、人の愛情みたいなものに触れたい人に特におすすめ。

ほっこりで落ち着いた日常は充実しているがそれだけではなく、恵やらサラやらが出てくれば賑やかになるし、組関連の者たちが出てくればシリアスな空気にもなって展開自体も面白い。また、そういうメリハリがあるからこそ、日々の落ち着きが魅力的に映るという、素晴らしいバランスだったと思う。

個人的にはEDがベストマッチ!落ち着いた雰囲気で各話の終わりをほっこり締めていた。今期EDベストを選ぶなら候補に入ってくるかもしれない。特に11話のEDの入りは鳥肌が立った。
どこかで聞いたことのある声だと思ったら、なんと渋谷ハルが歌っているということで、とても驚いた。

推しは八重花の叔母の香菜美さん。元気があるけど、家族思いで優しい女性。CVは麻雀実況でおなじみのコバミサこと小林未沙さん。活躍の幅が広い!

 

金装のヴェルメイユ ~崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む~

漫画原作のファンタジーブコメ

ファンタジー学園ものでストーリーが進んでいくが、展開は結構早い。がっつり戦って解決するし、戦った後はさらに次の展開が待っているというサクサク進行。合間合間でちょっとくすっと笑える描写が入ったりもする。

ブコメとしてはおねショタ的なやつ。このアニメも魔力供給のためにがっつりキスする描写が入る。周りも面白味のあるキャラが多いものの、アルトとヴェルメイのやり取りが中心になっている印象。

画はひと昔前のアニメの雰囲気を感じたが、なんとなく伝わるだろうか。

OPは石原夏織さん。イントロがかっこよく、アップテンポで気持ちのいい曲。
イントロの雰囲気が『ヴァニタスの手記』の第1クールOP『空と虚』に似てるなと思った。

推しはリリア。ちゃんとした女の子キャラだが、たまに変態的一面を見せるところが好き。

終始安定していたので、このままの感じで続きがあったりすると嬉しい。

 

神クズ☆アイドル

今期dragon好き度No.1!

漫画原作。気楽に見られて面白い!クオリティもかなり高くて好きな作品。

クズと言っても脱力系クズの仁淀がアイドルとして頑張ったり頑張らなかったりする。そこに、神アイドルアサヒちゃんの幽霊が憑依すると、神対応を見せる”神淀”になる。というわけでタイトル回収、神クズアイドル。
クズ淀と神淀のギャップが面白い。その時の声優(今井文也さん)の頑張りにも注目。

楽曲やライブ演出にもかなり力が入っている。衣装や曲調もストーリーに合っているし、ダンスもモーションキャプチャでレベルの高いものに仕上がっている。かなりしっかりアイドルしてるアニメである。
最終はそれまでに登場した曲が全部出てくる集大成となるライブ。割と圧巻。

好きな歌は『絶対証明ロック』と『裏表のデュエット』。普段の仁淀からは考えられないキレキレの動きと、ちょっとダークでかっこいい曲調が好き。

一応ジャンルとしてはコメディになるのかな。仁淀のオタク集団が各々限界ぶりを発揮しているのが面白い。CV:上田瞳さんとかの叫びが聞ける。
豚貴族で飲みながら会話しているシーンが特に好き。後ろに映っている標語がツボ。

推しは吉野君。というか仁淀は推しにするのが大変困難。
そういえば吉野君は君付けしたくなるけど、仁淀は仁淀なんだよな。そういうキャラだよこいつ。

 

てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!

漫画原作。謎漫才アニメ。結構笑わせてもらった。好きなアニメ。

てっぺんグランプリという漫才レースの予選として共同生活する5チームのトリオの話。それぞれのトリオが強烈な設定を持っており、キャラ渋滞を起こしている。キャラクター性そのもので笑わせて来るのがこのアニメの特徴の一つ。

毎話漫才風のあいさつで始まり、共同生活でのドタバタを紹介、最後はもういいわっ!と言って締めるという構成。ネタというより内容面でのドタバタとか勢いで笑わせてくるタイプなので、何も考えず見るのがよし。

社会情勢的に第2話の放送が見送られたりもしたが、無事後から放送されたのでよかった。2話は主人公チームであるヤングワイワイを中心に、ほかのチームも登場が増えてくるという今後の展開の準備として大事な話だと思うので、見られなくて飛ばしたという人はぜひ戻って見てほしい。

好きなトリオはセレブリ茶(読みはセレブリティー)。お嬢様口調でしゃべってるだけで面白いのはずるい。
推しはヤングワイワイのよもぎ猫口がかわいい。あとはあくだれ王国のみさお。ボーイッシュでかわいい。ツッコミが好きな傾向がある。

 

最近雇ったメイドが怪しい

漫画原作。甘々日常ラブコメ
『ジャヒー様はくじけない!』と同じ作者。なんか見たことあるキャラが出てきたな?と思ったらジャヒー様に出てきた魔王だったりした。

設定としてはおねショタ的。リリスのからかいに対して、ゆうりが無自覚に恥ずかしいことを言い放ち、リリスが逆に照れてしまう、というやり取りが最初から最後まで徹底的に繰り返される。
それを見聞きしたつかさが限界化して、さらにそれを藤崎がたしなめる、というところまでがワンセット。

ゆうりとリリスがお互いを少しずつ理解しようとする、ゆったりとした日常・同じパターンの繰り返しがこのアニメのいい所。主観もゆうりとリリスの二者が入れ替わって進んでいく。

死神坊ちゃんと黒メイド』味を感じた。内容的にはちょっと違うけど、見た目の設定は似てる。

推しは五条院つかさ。妄想を暴走させて、1人で壊れてるところが面白い。

 

異世界おじさん

今期OPかっこよさNo.1!

漫画原作。コメディ。原作を少し読んだことがあって期待していた作品。貴台通りの面白さだった。

元ネタがセガのハードなので、古いゲームに詳しい人にはめちゃくちゃ笑えるだろうなと思った。知らなくても雰囲気とテンポだけで十分に面白い。時々画が漫画っぽく素朴なタッチになるところとかが好き。

OPはゲームのオマージュがちりばめられているらしい。ほとんど分からないけど。映像としてかっこよく仕上がっており、曲もいいと来た。というわけで迷ったけど今期OPかっこよさNo.1!。

コロナの影響で制作・放送が遅れたが、10月かり放送をリスタートし、新エピソードは11月から放送するとのこと。この後も面白いのを期待している。
(最終話を見てから振り返り予定!)

 

異世界薬局

異世界もの。異世界ものの中でも特殊な立ち位置。結構高クオリティ。

神がかり薬師として病気と闘う。
アクションや経営のあれこれ、政治描写はほどほどに、このアニメの題材である病気との戦いがしっかりとメインに据えられていて好印象。

ストーリーは先が気になるハラハラする展開で面白い。関節痛や風邪といった小さな疾患をズバズバ治していく様子は爽快。一方で、インフルエンザでも恐ろしいような中世的世界で、結核やペストまで出てきて戦慄した。
余談だが、このコロナの時期に放送されて少し感慨深かった。

推しは父上。知識が足りないことを自覚し、息子であっても教えを乞う薬師の鏡。息子に薬師としての矜持を伝える威厳もあってかっこいい。

 

異世界迷宮でハーレムを

タイトル通りの異世界ハーレムもの。まあ面白くて好き。

異世界ものというだけあって、迷宮・RPG要素はしっかりしていて安心。頭を使ってしっかりと迷宮攻略を進めていく。展開はかなりゆっくり。
迷宮攻略をする中で人数の不足が問題になり、人員確保→ハーレムを!ということになっていく。合理的なハーレムである。合理的なハーレムってなんだ。

しかしこのアニメ、体感半分くらいはエッチなシーンである。それくらい肌色描写に全力なアニメとも言える。展開がゆっくりである故に、ハーレムと言いつつほとんどロクサーヌとの情事。なんかずっとイチャイチャしてる。可愛いからいいけど。
セリーが出てきてからは、ちゃんとハーレムっぽくなる。

音泉のラジオでも言っていたが、声優さんは『異種族レビュアーズ』とかを参考にして臨んだらしい。やっぱそういうノウハウ的なのあるんだな。

OPはロクサーヌが歌う『Oath』。ちゃんとしたアニソンかつキャラソン
EDはネタ曲。ミチオとアランが歌う、『紳士の取引60万ナール』。セリフパートのリズムハメが気持ちよくて頭から離れない。

推しはアラン。イケおじ。
女性の中だとセリー。今期は2択になってしまうわけで。毎度のことながら、でかけりゃいいというわけではないんだよ。だからこそのセリー。

最後はダイジェスト的に今後のキャラが出てきて終わってしまったので、ちゃんと続きが知りたいところ。できれば今期と同じくらい丁寧な描写でハーレムになっていく様が見たい!

 

転生賢者の異世界ライフ~第二の職業を得て、世界最強になりました~

ベッタベタな転生もの。

テイマーのユウジがたくさんのスライムを従えて旅をする話。方々を訪れて問題を解決していく、冒険譚みたいな感じ進んでいく。そして最後は大ボスとの戦い。

昔ながらの典型的最強無自覚主人公。「おかしいって威力が低いって意味だよな」という、あまりに典型的な台詞を恥ずかしげもなく言うので、こちらが逆に恥ずかしくなった。

戦闘描写が特徴的で、魔法を乱発して戦う。魔法をスライムに転送して射出したりする。魔法を同時発動するときにコマンドを多重展開するのがお決まりのパターンであり、一番の見せ場になっている。

他に特徴としてはスライムたちが賑やかに話すこと。素朴でおとなしい主人公であるため、代わりにこのスライムたちが場面を元気にしてくれる。
EDと次回予告はスライムたちが騒がしく担当する。

推しはドライアド。一番ちゃんとしてる。可愛い。

 

黒の召喚士

異世界もの。思っていたより好き。

強い魔物や人物を仲間にして戦う。
主人公のケルヴィンはバトルジャンキーという設定であり、結構ぶっ飛んだ展開を呼ぶ。敵と正面から戦ってしっかり勝つところが心地いい。戦闘は3Dモデルのぬるぬるしたやつ。

ケルヴィンのそれ以外の側面はわりと真人間なので、キャラとして好きだった。CV:内山昂輝さんのキャラがかっこよくないわけないんだよな。

女性キャラも推しが強い性格ではなく、ひかえめで良かった。これは多分エフィルの落ち着いた印象が強いからだと思う。それでもみんなそれぞれちゃんと戦うし、各々個性が出ていてよかった。

推しはクロト。かわいいスライム。良い働きをするし、結構強い。
あとはセラも好き。活発で、ケルヴィンやほかのキャラと張り合っていたりする何気ない所が良い。

続きがあるなら見たいところ。

 

RWBY 氷雪帝国

アメリカ発3D大作アニメが原作。今回は日本でリメイクされた新作アニメーション。
恥ずかしながらRWBYシリーズを知らなかったので、今回触れられてよかった。

ストーリーとしては独立しているので、これだけで見ても十分楽しめる。原作がアメリカというだけで、今回はがっつり日本のアニメという認識を持つとよい。

氷雪帝国の名の通り、ワイスに注目した話が展開される。
今期の中では一番戦っているアニメであり、アクションが一番の見どころ。構図とかがあまり見たことない感じだったりして、アクロバティックな戦闘が楽しめる。

キャラ固有の得物に厨二心がくすぐられる。ワイスはレイピア、ブレイクは変形する刀、ヤンはグローブ、そしてルビーは変形する大鎌×銃!武器の変形がとてもかっこいい!

推しはヤン。妹想いのいいお姉さん。ルビーと姉妹の中がいいのも癒される。終盤の戦闘では、ヤンのシーンが一番のお気に入り。

RWBYの原作は現在Chapter8まで公開されているらしい。原作を知っていたら、設定とかがもう少しわかりやすかったのかなと思ったりもするが、さすがに全部見るのは腰が重い。誰か原作全部見たうえで、氷雪帝国の感想を教えてくれる人は居ないだろうか。

 

シャインポスト

メディアミックスのやつ。ラノベからアニメ、ライブへ展開中。アイドルアニメ。
かなりすごい!アニメだと思う。オススメ!

まずアニメーションがしっかりしている。キャラが表情豊かだし、何より可愛い。ダンスもかなり力が入っているという印象。
キャストは人気どころ抑えているし、アイドルを起用したりして頑張っている。

キャラクターの設定が結構深くて、それぞれの掘り下げでストーリーが展開される。全員が主人公級の構成になっている。

そこに、噓をついている人が光って見えるというマネージャーという設定が加わり、面白さが増している。これらの材料を存分に使った感動の連続に注目。

衝撃を受けた曲を2つ紹介。
一つ目は『Yellow Rose』。ストーリー展開と併せて第一声から鳥肌が立った。
そしてHY:RAINの『GYB!!』。TINGSの曲ではないけど、かっこよくてすぐ好きになった。歌詞をしっかりと聞きなおして、2回衝撃を受けた。

推しは理央様。ポンコツ枠だと思っていたが、そんなことはない、圧倒的な歌唱力。

イベント、ゲームなどこれからの展開にも期待できる。コナミの本気を感じる。

 

咲う アルスノトリア すんっ!

ゲームアプリ原作。

真の淑女を目指す少女たちの日常を描く。

世界観はファンタジー全開で、魔法や精霊が出てくる。どれもかわいいを増大させている要素である。

Warning!という表示とともに不穏な描写もあるが、少女たちの生活には直接影響してこない。OPも映像はいかにも戦うような感じだが、このアニメでは戦闘描写はない。徹底して、可愛い少女たちが日常を享受している。

設定が英国風で、お茶会のシーンやお菓子についての雑学が盛り込まれている。紅茶やスコーンが好きな自分にとっては嬉しいアニメだった。出てくるお菓子が全部おいしそう。ちなみに僕はミルクティーは先にミルク派、スコーンは先にクロテッドクリーム派。

推しはアブラメリン。お姉さん的立ち位置で、かっこいい。でもスコーンは先にジャム派らしいのでわかり合えない。CV:松井恵理子さんは、こういう落ち着いた声のキャラのイメージが強い。
そういえば久野美咲さんは今期無双してたな。アルスノトリア、リコリコのクルミ、アビスのファプタ、プリマドールの千代など、メインの重要どころを担っていた。

ゲームをやると、このアニメのその後がわかったりするのだろうか。ゲームではもちろんしっかり戦うと思うので、その辺どうなるか気になる。

 

プリマドール

Keyのやつ。

かつて兵器として使われた自律人形(オートマタ)たちが、戦後に黒猫亭で働きながら自らの役割を問うていく話。

全体を通して歌が重要な役割を担う。オートマタの新たな役割として、歌で人々を元気づけていく。物悲しい展開も多いが、それを払拭してくれるのもまた歌であり、結構ジーンと来る。

戦闘描写も少しあるが、その辺のアクションもしっかりしていて驚いた。小さいボディで一回り大きいオートマタとドンパチやるところとか、引き込まれる。

キャストは売れっ子を集めているので、まあ面白くないわけはない。

推しはレーツェル。自分を見せないキャラかなと思っていたが、どんどん感情を表に出すようになって共感できることが多かった。

良くも悪くもKeyらしい終わり方。見た人はどう思ったかぜひ聞いてみたい。

 

むさしの!
ショートアニメ枠。浦和と大宮のご当地アニメ。
鉄道部の面々が、鉄道甲子園に出て、ご当地の名物を紹介したりしなかったりする。鉄道部と言いつつ、鉄道関連のことは何にもしていない。

可愛いキャラの顔がグニャるのが面白い。これも勢いで笑わせてくるタイプのアニメ。

第1期に当たる『浦和の調ちゃん』というショートアニメがあるらしい。見終わってから知った。すぐ見れるので後々見ます。

 

来期以降続くアニメ

見ていた中で続くアニメは結構少ないですね。それぞれ少しずつ振り返ります。

惑星のさみだれ

設定が不思議なファンタジーバトルもの。

日常描写も交えながら結構ズバズバ進んでいく。結構な急展開続きなので毎回驚きながら見ている。画がぺらっとしているが、なんとなく間の抜けた設定と合っていると思うので、全体としての評価は悪くない。

今後は掌握領域の強化とか、登場人物の心の成長とかが見どころになりそう。

推しは蛇の騎士の白道さんとシア=ムーン。こんなん綺麗でかわいいに決まってますからね。

原作がめちゃくちゃ面白いと聞いたことがあるので、一回は読んで見たいところ。

 

BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS

水の国編が終わって日常回を挟みつつ、カワキ&ヒマワリのアカデミー編に突入。
たぶんこの先もだいぶアニオリが続いていくと思われる。

個人的に好きな日常回はうずまき家の温泉旅行回。過去に出てきた温泉だったりするところも嬉しかった。こういうナルト世代とボルト世代両方が出てくる日常回はバンバンやってほしい所。
この回でボルト&カワキ vs ナルト&ヒナタで卓球をすることになるのだが、ナルト&ヒナタに勝てるわけがないだろとめちゃくちゃ突っ込んでしまった。仮にも忍界の英雄だぞ。

新章となるアカデミー編は、これまであまりメイン出てこなかったヒマワリが活躍していたり、他の一族の子供たちが出てきたりと、結構面白くなりそうな予感。

推しはカエ。登場キャラが一新されてしまったので安定感があるか心配だったが、カワキとヒマワリとカエだけでも十分持っていて安心。

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

最終決戦がなかなか終わらない。死闘の連続。

結構衝撃の展開が多い。
デスバーンの衣の下があまりにかっこよかった。
そしてバーンの真の姿の絶望感がまた半端ない。声は子安さんが担当している。老バーンの土師さんの声もよかったけど、声は肉体優先と考えればまあ妥当。

そしてポップの覚醒がかっこよすぎる。今期一番勇者らしかったのはお前だよ。

 

デリシャスパーティ♡プリキュア

今期はコメコメの成長がハイライト。

2話連続のエピソードもあり、戦い的にもかなり盛り上がった。新衣装も出てきたり結構アツい。
パーティキャンドルタクトを使った後、火を吹き消してごちそうさまという流れを考えた人はやっぱり天才だと思う。

このコメコメの成長を経ての映画もとても面白かった。プリキュアの映画は初めてだったけどとても見やすい内容だった。
コメコメとゆいに関するエピソードが出てきて本編の補完みたいになっていたところも良かったと思う。

今期の推しはナルシストルー。悪にも理由があるということで、やっとブンドル団の中身が見えてきたという印象。

 

おわりに:今期のまとめと来期の話

今期は、『リコリス・リコイル』、『Engage Kiss』を筆頭に、アニオリ枠が充実していたと思います。『ユーレイデコ』、『ブッチギレ!』など、独特の雰囲気の作品も印象的でした。

アオアシ』、『キングダム』、『彼女、お借りします』、『メイドインアビス』、『邪神ちゃんドロップキック』といった、続きものの作品はどれも安定して面白かったと思います。特に後者二つは今期追いつけてうれしかったです。

他には『よふかしのうた』、『組長娘と世話係』、『神クズ☆アイドル』、『ちみも』あたりが個人的には好きでした。くすっと笑えたり、癒されたり、そういうアニメは大事だと思います。

 

 

さて、来期はかなり期待できるラインナップです!3つの柱で注目作品をさらってみます。

①ジャンプ関連作品の大攻勢
SPY×FAMILY』、『チェンソーマン』、『 ゴールデンカムイ』、『僕のヒーローアカデミア 』、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』、『BLEACH 千年血戦篇』がこの2022秋に一気に来ます。アニメ市場を滅ぼしに来ている。

大作は触れられるか分かりませんが、原作をいつか読みたい作品ばかりです。

 

異世界ものの新作ラッシュ

異世界ものは個人的に好きなので、嬉しい所。

『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う』、『新米錬金術師の店舗経営』、『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』、『農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。』、『転生したら剣でした』、『不徳のギルド』、『陰の実力者になりたくて!』あたりを挙げておきます。タイトル長いな、おい。

 

③面白い作品の続きがたくさん

不滅のあなたへ Season2』、『アイドリッシュセブン Third BEAT! 』、『ヤマノススメ Next Summit』、『宇崎ちゃんは遊びたい!ω』、『ポプテピピック 第二シリーズ』、『PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL』、、、あー。後半不安になってきた。でも面白いことは間違いない。

特に前2つはすごく期待しています!
ヤマノススメ』は多分好きだと思うので、1期から見たいと思います。

 

他には個別に『ぼっち・ざ・ろっく!』、『後宮の烏』、『アキバ冥途戦争』、『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』あたりが面白そうだなと思っています。

他にも皆さんのオススメがあったら是非教えてください!

 

 

振り返りは以上です!

この記事を読んで、このアニメ見たよ!とか、このアニメについて語りたい!とかコメントなりツイートへの反応を頂けるととても喜びます!皆さんのオススメアニメを教えてもらえるともっと喜びます!
ぜひ記事へのコメントやツイートへの反応をお願いします。

 

皆さんのアニメライフが楽しいものになりますように。
では、また。

*1:いつか触れたい内容だったのでこの場を借りて。専門的なことになると、それは現実とは異なる!と指摘する人もいると思うが、そもそもアニメはいろいろそぎ落とした末の産物なので、致命的な設定ミス以外は目をつぶるのがいいと思う。今期だと『それでも歩は寄せてくる』とか『異世界薬局』とかが結構難しい題材にチャレンジしていた部類だと思う。『リコリス・リコイル』も火器関連の設定とかもすごそう。