dragonのアニメ語り(仮)

新作アニメを大体全部見ている人の振り返りブログです

2022冬アニメ振り返り

【本記事は、2022冬アニメを大体全部見ている人が、冬アニメを振り返る記事です。】

皆さんこんにちは。dragonです。

なんかグダグダと過ごしていたら春休みが終わっていました。
友人が遊びに来てくれたり、サークルの企画に参加したり、某活したりで気持ちがあちこち行ってしまうことが多かったですね。

まあそんなこと言いつつも、アニメは見てました。
今期は何話か貯めておいて一日に一気に見るみたいなことが多かったです。本当は毎週1話ずつ、リアタイしてるぞっていう気持ちになりながら見るのが理想なんですがね。皆さんはどうやってアニメを見ることが多いですか?ぜひコメントで教えてください。

さて、期待を超えてきた!豊作の2022冬アニメ振り返り行ってみよう!

 

今期の振り返り

今期は豊作と言っていいでしょう!

まず、前期から続きものがクライマックスを迎えました。期待通りしっかりと締めくくってくれた作品が多かったです。

また、癒されるアニメが充実していました。久しぶりのきらら枠の他、CloverWorks制作のアニメが毎週楽しみで仕方なかったです。

その他、アニオリ、漫画原作、ラノベ原作のアニメも層が厚く面白いものが多かったです。ジャンルも多岐にわたり、それぞれ別ベクトルで楽しめました。
ぜひ今期のアニメから自分の好みのものを探してみてください。

dragonのオススメには○○No.1と赤字で書き加えています。赤字のある項目を見るとオススメを押さえることができます。胸を張って勧められる作品ばかりなので、ぜひ見てみてください。

 

テレビアニメ「鬼滅の刃遊郭

アニメ版無限列車編からの続き!今期作画No.1!

映像のクオリティに圧倒された。もう映画だよこれ。札束で殴られた感覚。
血鎌とか音の呼吸とかバチバチしていて目が離せなかった。無限列車編では闇夜にゆらりとした炎が映えたけど、今期は爆発が花火のようできれいだった。あの1撃1撃が致命傷になり得るんだなぁと緊張感を持って見ていた。

いつものことだけど、今回は特に死闘って感じがした。全員ボロボロの中、フィジカル鬼強の妓夫太郎の絶望感がすごかった(鬼だけに)

原作にはない天元様の描写もあったりして嬉しかった。嫁さんたちとの幸せ描写に心が温まった。ところどころこういうの挟んでくるのが鬼滅っぽい。

今期の推しは伊之助。野生なふりして意外と考えることは考えてるというギャップがよかった。今期は顔出ししてることが多かったため、見た目でもギャップがあったと思う。顔がいいんだよこいつ。
ムキムキねずみも好き。地味にOPにも出ている。

今更感もあるが、OPめちゃくちゃかっこよかった。帯の動きあれどうなってんの。

キャストもばっちりはまっていて満足。次への期待が高まる。

刀鍛冶の里編アニメ化決定!今度は無一郎君の人気が爆発するだろうなー。
ここまできたら最後までアニメ作るでしょう。作ってくれ。

 

86―エイティシックス―

中断を経てアニメ最終2話放送。冬アニメに分類するか微妙なとこだが一応振り返り。

全体として、前半はミリーゼ、後半はシンにフォーカスした話だった。
前半は絶望的な状況との戦いといった感じでとても心が削られた。後半はシン自身との戦いと言えそう。周りに気遣われつつも最終的には独りで戦う様子が物悲しかった。

そして迎えた最終話。泣きました。こういう終わり方本当に好きなので大変満足した。先のことを考えるとまだ全然ハッピーではないのかもしれないけど、これまでが報われるエンドでよかった。

作画もやっぱりすごかった。今期は機械内部のデジタルな描写が多かった気がする。現実の機械的なシーンと空想シーンとの移り変わりとか、音声の特殊効果とかがばっちりかみ合っていた印象。

今期の推しはライデン。周りのことをよく理解している。そのうえで自分の意志も通そうとするかっこいい男。

原作を進められているので読みたい。重厚そうなので期待している。
もちろんアニメの続きを作ってくれてもいいんですよ。

 

王様ランキング

前期からの続きで。ハートフルファンタジー

強くなったボッジが帰還して物語が展開する。周囲の人がボッジへの認識を改めたり、隠していた期待を表に出すところがエモかった。

子供向けアニメっぽい見た目で避けていた人はぜひ見てほしい。戦闘シーンは結構がっつりしているし、ストーリーも心に来るところが多い。ゴリゴリに大人向け。

登場人物が胸に秘めているものをしっかり描写しているので感情移入がしやすい。特に王族に振り回される四天王への掘り下げがしっかりしていてうれしかった。戦いへの思いがよく表れていたと思う。

個人的には漫画版よりも話の構成が分かりやすいので、アニメから入るのもよいと思う。全体としてもまとまりがよく見やすい。

推しはベビン。むちゃくちゃいい仕事する。

 

ルパン三世 PART6

ルパンの新しいやつ。

前期はホームズとの戦いだったが、今期は小さなエピソードの集まりだった。ただし、一本筋は通っているのでそれに驚きながら見るのが面白い。
ホームズとの男同士の戦いもアツいものがあったが、今期は女性との関わりが多かったので、前期と対比して見るのもいいかもしれない。

ゴリゴリのサイエンスの話やハートフルな話がある一方で、ファンタジー的描写もあるのが面白い所。これがルパンらしさかなと思う。

ドローンを使う描写があったり、現代にうまく溶け込んでいるところも面白い。普通にハッキングとかしてるし。でも車や銃など見た目は古めかしさを感じる。古きよきものと新しいものの融合って感じ。

ルパンと言えば赤いスーツのイメージがあるが、実は赤いスーツを着ているシリーズは少ない。今回は緑だった。

今期の推しは五ェ門。前期はあんまり出てこないとか言われていたが、今期はがっつり活躍していた。ファッションショーの回は笑った。

 

プラチナエンド

こちらも前期からの続き。

メトロポリタンとの戦いから急展開で神選び最終盤面に突入。メトロポリタン編が長かったが、最後はしっかりまとまったと思う。

結末は賛否が分かれそうだが、個人的にはありだと思う。登場人物全員の納得があったので。

最初は頭脳デスゲームかと思っていたが、実際は死生観とか哲学で殴り合ってた気がする。もちろん頭を使ってどうにかする部分もある。緊迫した状況をどう乗り切るか、世界をどう理解するか、一緒に考えながら見るのも面白いと思う。

前期も言及したがOPの始まりが荘厳な感じ。

推しは星さんと弓木さん。理解ある大人たち。幸せになってほしい。

 

ヴァニタスの手記

2021夏の続き。今期作画部門ノミネート!

話がごちゃっとしたが、まとまりごとに抑えればそうでもない。後半はジェヴォーダン編+αなので、今までで好きになったキャラのジェヴォーダンでの活躍を楽しむとよい。

全体通して妖艶な感じは前期と変わらない。ジャンヌが出てくると途端に画がエロくなる。そんなに直接的ではないが、大人な雰囲気が漂っている。

背景が圧倒的にいい。細部まで描き込まれている。今まで見たアニメの中で背景は一番かもしれない。パリの街並みがきれいだったので、実物と見比べたい。
今期もOPが素晴らしかった。とにかくきれいなので一度は見てみてほしい。アニメの雰囲気がつかめると思う。

BGMにも言及したい。アコーディオンと思われる音楽が世界観によく合っていた。まあ日本人の先入観かもしれないけど、それもいいじゃない。

ジェヴォーダンの獣とか説話を知っていたり、フランスとフランス語への理解があったらさらに面白そう。フランスについての知識がある人がいたらどんな感想を持ったのか聞いてみたいところ。

今期の推しはローラン。登場時からヤバいやつであることには変わりないけど、いいやつなんだよ。河西さんの声もよかった。

 

ありふれた職業で世界最強 2nd season

2019夏から待望の2期。自分がリアタイしたアニメの続編が作られるということで感慨深い。

1期で侍らせた女性たちと一緒に旅をする様子が見られて満足。こんな感じで一緒になった「その後」が見たいんだよ。もっとやれ。

今期のアニメの中では一番バトルしてた。がっつり戦闘が見たい人にはオススメ。遠距離武器や魔法での戦いがメインなので、文字通りドンパチやってるところが見られる。

推しは香織。時々見せる行き過ぎた好意がかわいい。

いかにも続きを作りそうな感じなので期待。

 

平家物語

平家物語のアニメ化。今期dragon好き度No.1!

びわという少女が平家一門に出会い、話が展開していく。特別な目を持ち、未来が見えるびわの視点が、結末を知っているアニメの視聴者の視点と似ていて、工夫されているなと思った。

前半は平家が勢力を伸ばして驕れるものになっていく様が描かれる。ここでの幸せな日常が後半の合戦と滅びと対比される構造になっている。結末が分かっているだけになんとなく物悲しい。

有名な事件や戦いでは、びわ(CV:悠木碧さん)が琵琶法師風の語りをする。これがすごい。本物の語りも聞いてみたくなった。
平家物語において知っている話と言えば戦いの場面が多いと思うので、そこに至るまでの経緯で語りがあった点もよかったと思う。

キャラクターもそれぞれ魅力が立つように描かれている。例えば、
重盛や徳子は平家や天皇のことを思い信念を貫き通す様子が美しかった。
清盛や後白河法皇はまさに怪物といった感じ。声もハマっていた。
平家の視点から見る義経は戦の化物という感じで恐ろしい。
こうしたキャラの人間ドラマに感動した。

推しは平資盛。ふざけているようで、心の中ではいろいろ考えている。話を通じて一番成長したように感じる。最後の描写もいろいろ含みがあってよかった。岡本信彦さんのキャラは相変わらず好き。

親が「蝶のシーンから始まるとは、分かっている。」と言っていた。平家の家紋である揚羽蝶は所々で登場する。こういうのにすぐ気づけるようなインテリジェンスが欲しい。

OPの歌詞、「最終回のストーリーは初めから決まっていたとしても 今だけはここにあるよ」がこの平家物語というアニメにピッタリだった。

歴史好きな人はぜひ見てほしい作品。

 

東京24区

アニオリ枠。がっつりSF。

近未来的世界観で、主人公たちがトロッコ問題を強いられる。
序盤は物語の謎のウエイトが大きいが、後半は真実に対してどのように立ち向かっていくかという人間ドラマのウエイトが大きい。全体の流れを見るに、後半の葛藤部分がやりたかったのかなと思う。

映像には動きがあって結構見ごたえがある。問題を解決しようというシーンでは、それぞれの個性が出ていてよかった。なんか解決方法が頭脳じゃなくてパワーに寄ってた気もするが、それがシュウタの個性ということで。

色モチーフがかっこいい。髪や服の色がそれぞれのイメージカラーになっているのはもちろん、動きのある場面では眼の色も変わってかっこいい。
EDの曲名は『255,255,255』だったりする。歌詞にも工夫が見える。色推しがすごい。

推しはラン。ちょっとひねくれた感じのキャラで好き。

 

リーマンズクラブ

アニオリ枠。お仕事+スポ根もの。今期アツさ部門ノミネート!

激アツなバドミントン描写が見どころ。ちゃんと動きがあってバドがメインになっているところが好印象。戦いの中でそれぞれのキャラクターの背景や心情がしっかり掘り下げられており、それがプレーにもうまくつながっている。

それでいてお仕事描写も意外としっかりしている。こっちもかなり盛り上がるし、ネギジンジャーという筋が最後まで通っていて見ごたえがある。

画がきれい系。登場人物はみんなイケメンに描かれている。

推しは佐伯兄。吹っ切れてからが強い。佐伯兄弟の描写もかなりアツいので注目。
矢田ちゃんも正統にかわいくて好き。

続きを作っても十分耐えうる内容だと思うのでぜひ見てみたい。映画とか、OVAとかでもいいので。

アニオリのクオリティが高いと満足度が高いシーズンになる気がする。

 

TRIBE NINE(トライブナイン)

アニオリ枠。スポーツ?アニメ。

えー、設定がぶっとんでいる。ベースボールをして、殴り合いに勝った方の勝ち。ある程度武器使用可、移動手段使用可、暴力可、負けたら対戦相手の言うこと聞かなけらばならない闇のゲーム、それがXB(エクストリームベースボール)
今でもなんかよくわかってない。序盤はギリギリベースボールしてたけど、終盤は本当にただの殺し合いになって面白かった。

23区モチーフの各トライブがXBで戦う。このトライブの設定も面白い
富豪のセタガヤトライブ、テクノロジードリブンのシナガワトライブ、周りの工場の排ガスのせいでガスマスクをつけてるオオタトライブ。23区のこと馬鹿にしてるだろ。

ストーリーは割と盛り上がる。序盤の急展開からミナトトライブがどのように成長していくかが見どころ。最後はなぜかアツい展開になってなんか笑った。

推しはベタだけど有栖川。割とまともで割と可愛げがある。

メディアミックスしていくらしい。
ゲーム作るって言ってるけどこれどういうゲームにするの。ちょっと楽しみ。

 

スローループ

ひさびさのきらら枠。フライフィッシングのアニメ。今期癒され度部門ノミネート!

釣りを通じて打ち解けていく、ひよりと小春の日常が描かれる。ゆるくて本当に癒された。やっぱりこういう癒し枠は必要。

いきなり重い設定で始まるので不安だったが、それも含めてキャラの成長や考え方の変化がしっかり描かれていて安心した。設定重めな一方で、それ以外の不安を感じる描写がなるべく排除されているように感じた。釣りって魚の描写とか難しいと思うけど、カジュアルな感じでクリアされていた。

また、デフォルメ多めでかわいい描写が多い。キャラの目とかコロコロ形が変わってかわいかった。馴染みのないフライフィッシングの解説描写も単純化されて分かりやすくまとまっていた。

OPにも出てくる通り、いろいろな釣り場、イベントでの様々な衣装が楽しい。海釣り、川釣り、生け簀釣り、テンポよくいろんなイベントが見られてうれしかった。

推しは楓さん。釣りも猟も料理もできちゃう大人の女性かっこいいよー。
恋ちゃんも好き。悟ってる系。こちらも大人を感じた。
あとシーにゃんもかわいかった。
グッズ欲しい。キーホルダーとかクッションとか。
ところで、シーにゃんって何?

定期的なきらら系がないと生きていけない体になってしまった。

 

明日ちゃんのセーラー服

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今期覇権!

第一印象は画が半端じゃない、ということだった。アニメーションと言うよりきれいな写真の連続って感じ。

想像とか、エフェクトとか、非現実の描写が少なかったように思う。リアルな風景が徹底されているように感じた。

全員をしっかり登場させて掘り下げていた。木崎さんや兎原さんなど主要なキャラはバンバン出しつつ、他のキャラは明日ちゃんとの関りで変化していくところまでしっかり描き切る。これすごいことですよ。

最終話はずっと涙が止まらなかった。それまでの優しい日常が思い出されてあふれてしまった。とてもよかった、、、

推しは決められないくらいみんな好き!強いて挙げるなら根子ちゃん。登場してるとき大体寝てるけど。
いや、でも龍守さんも共感できるし、兎原さんも当然好きだし、鷲尾さん&苗代さんもかっこよくてかわいいし。ダメだ。やっぱり決められん。基本みんな刺さってるんだよな。

続きが見た過ぎる。ずーっとこのまま続いてほしい。原作読みます。

 

その着せ替え人形は恋をする

今期癒され度No.1!

オタクギャルに振り回されるひな人形オタクの陰キャ男子がコスプレ衣装をつくる。

テンポはゆったりしているものの、話に引き込まれてどんどん次が見たくなることに驚いた。出会う、生地を買う、採寸する、衣装を作る、コスプレイベントに行く、と話の進みだけで言えばゆっくりだが、その中で喜多川さんと五条君の関係が良くなっていったりと、恋愛・青春ものとしての描写がしっかりしていたからだと思う。

これも画がすごい。デフォルメ描写もありつつ本当にきれいなアニメーション。完成したコスプレ衣装とか、喜んでいる喜多川さんの顔とかがきれいすぎて息をのんだ。

コスプレの根幹となるアニメ内アニメのクオリティが高くてよく作られてるなと思った。スタッフロールに専用の枠があったり、本気を感じた。

原作リスペクトしつつ、少し原作とは違う描写があるらしい。世間ではかなり高評価だったよう。原作も読まなきゃな。

EDはリアルレイヤーのあかせあかりさんが歌っている。アニメ中で登場したキャラのリアルコスプレとかもしているらしく、本物だーとなった。コスプレだし何が本物なのかはややこしいが。

推しはジュジュ様。かっこよくて小さくてかわいい。もう全部が刺さってる。登場回の衝撃たるや。ぜひ見てほしい。

 

終末のハーレム

漫画原作。よくアニメ化できたなシリーズ。

男性の大半が死滅した終末世界で世界の謎に立ち向かっていく。破滅ものとしては結構ありだと思う。それぞれの組織の思惑が交錯して混沌を極めている感じが面白い。

ただし名前の通り肌色成分が多め。というか大体全部。高ぶった時に見るのも下半身によくないけど、高ぶってないときに見ても冷めるのでちょうどいい時に見るのがオススメ。

登場する男性がそれぞれ対照的だった。どの登場人物の反応も割と正常だと思う。この世界では女性の方がやばい。個人的には翔太がクズ化していくのが面白かった。

このアニメにおける推しってすなわち自分の嗜好の開示だからあんまり言いたくないけど、推しは翔太の周りの、柊さんと東堂さん。水泳回とかやばかったって。でも、でかけりゃいいってもんじゃねぇんだ。

取り消し線が暴走してるのでこの辺でやめておこう。

続きが気になるとこで終わってしまったので残念。原作読むかー。

 

錆喰いビスコ

今期アツさNo.1!

日本全体が錆に覆われた終末世界でビスコとミロが大切な人の錆びつきを治すため旅に出る。

常に何かと戦いながら旅が進んでいく。弓を持って飛び回る戦闘なのでアクロバティックで面白い。現代兵器が出てきたりするところを見ると、ゴジラとか進撃の巨人とか意識してたのかな?と思ったりする。

ミロの成長からの、最終局面が激アツ。ぜひ見ていただきたい。

OPは、歌も映像もかっこいい。砂漠に生きる水生生物の異物感、動きのダイナミックさが印象的だった。
EDはビスコとミロのデュエット。ビスコのがなり声がかっこいい。
OPからEDまで全編通して完成度が高かったと思う。

ビスコの声は鈴木崚汰さん。普段はさわやかなできれいな声のイメージだったので、ビスコのガラガラな大声に驚いた。こんな声もいけるんだな。今後とも応援します。

推しはパウー。かっこよくて少しかわいい。錆びつきながらも無茶苦茶な膂力を発揮するバケモン。ビスコとの最後のやり取りもめちゃくちゃよかった。

 

ハコヅメ~交番女子の逆襲~

今期おもしろさNo.1!

交番勤務の警察官のブラックな日常を面白さを交えて描写するコメディ。大笑いするというよりは、にやりとする笑い。過酷な労働環境への苦笑いかもしれない。

ギャグ全振りの笑わせて来る回と、お仕事に全力な真剣な回があってギャップが面白い。ただし真剣な回にも不意打ちで笑いが来るのでずるい。CM前後の1枚画カットが毎回面白いので注目して見てほしい。

推しは牧高さん。後半で活躍して良かった。

半年くらい前に実写ドラマもあったらしい。結構面白かったと評判。ちょっと見てみようかな。
原作も一回読んでみたい。

 

殺し愛

今期OPかっこよさNo.1!

シャトーとリャンハの出会いから、シャトー本人の謎をめぐって事件が起こっていく。

殺し愛の名前の通り、殺し合うほど仲がいい、とはいかない。結構本気で命のやり取りをする羽目になる。時に協力関係になり、そしてまた距離置き、を繰り返して恋人というより戦友のような関係になっていくという印象。

結構えげつない敵相手にボロボロになりながら戦う。戦闘は結構多め。銃撃戦も肉弾戦も見られる。クールなキャラが戦っているところがかっこいい。

推しはジム。あのしゃべり方は一体なんなのか最後まで分からなかった。でもかわいげがあって有能。癖になるキャラだった。

OPはイントロとメロディがかっこよくてNo.1にランクイン。ダークでおしゃれな世界観に合っていたと思う。

 

佐々木と宮野

漫画原作。ガチBLアニメ。

ちょっと不良な佐々木と腐男子の宮野との関係を描く。このほかに腐女子の彼女持ちのやつが出てきたり、キャラがちょっと渋滞を起こしている気がする。でもそんなに数は多くないし、サブキャラはサブに徹しているのでそんなに気にならない。

全体はゆるい日常で進行する。佐々木と宮野が偶然会うにしても頻度が高くないかとも思うが、互いに意識していたということでここはひとつ。

結末はまあ大体わかってたけど個人的には好み。

キャストは白井悠介さんと斉藤壮馬さん。女性人気高めの声優さんたち。声優さん好きな人にはお勧めできる。

推しは平野先輩。見た目はチャラいが一番ちゃんとしてる。

 

怪人開発部の黒井津さん

漫画原作。ギャグアニメ。面白さ部門ノミネート!

悪の結社の怪人製造開発を描く。予算不足、各所との調整、上からの圧力などに耐えながらなんとか怪人を開発する黒井津さんの苦悩が面白い。
迷走してどんどん変な怪人を世に送り出していく様子がブラック環境を表している感じがしてじわじわくる。

怪人と戦うのは実在するご当地ヒーローたち。EDで「このヒーローたちは実在します!」とテロップが出るので第1話でとても驚いた。ご当地ヒーローってこんなにいるんだな。

OPは正統派かっこいい系だが内容は社会と戦う人々に向けた応援ソングみたいな。Special force…が頭から離れない。

次回予告はちゃんと読もう。

推しはウルフちゃん。あの見た目で中身男って良すぎるだろ。怪人としても結構強いし。氷を扱う幹部のフルーレティ様も好き。

 

異世界美少女受肉おじさんと

漫画原作。通称ファ美肉。転生系?ギャグ?アニメ。こちらも面白さ部門ノミネート!

中身おっさんの超絶美女っていう字面がもう面白い。その美貌で世界を破壊していく様子も面白い。突っ込みながらゲラゲラ笑ってみられるアニメだった。神宮寺のチートパワーにより真っ先に殺された森の守り神が不憫でならない。

絶妙にダサい登場キャラや絶妙に気持ち悪いボス生物も注目ポイント。
シュバ君は最初はボケキャラとして登場し、後々ツッコミに回ったりと、場面を盛り上げる良キャラになっていた。

OPの『暁のサラリーマン』はアツい感じの良曲。そこからはじまるギャグ展開のギャップよ。
ED『“FA“NTASY と!』は頭から離れない曲。キモボス生物がかわいい感じで出てくるが、別にかわいくはないぞ。

推しはエルフの頭目。調べたら名前はティロリロ・リリリ・ルーというらしい。そんな名前だったっけ。喋らなければ美人なんだけどなぁ。

 

賢者の弟子を名乗る賢者

なろう系。賢者その1。

ゲーム内に取り残されたのに加えて、おじいちゃんキャラ(ダンブルフ)だったのが美少女キャラになっていて賢者の弟子ミラを名乗るという話。外面は美少女だが、話し方が「~なのじゃ」というおじいちゃんのギャップが面白い。

ダンブルフもといミラは召喚術師。騎士や魔物を使役して戦うので、いろいろな戦い方を楽しめる。

全然しゃべらない1話が話題になったが、2話からは普通に進行するので1話切りした人は2話をとりあえず見るべし。

推しはルミナリア。高火力魔法をぶっ放す美女。召喚体だとヴァルキリーシリーズが好き。

 

失格紋の最強賢者

なろう系。賢者その2。

賢者が更なる強さを求めて未来に転生する。転生後は知識の蓄積で無双する。過去の常識が失われている設定なのでチートみたいになってる。

マティアスは最初から最後までずっと強い。魔法が万能すぎてそんなこともできんのかいと突っ込みながら見てた。特に、モノへのエンチャントが万能すぎる。この万能付与魔法はこの話の特徴かもしれない。

もとは一般人だったルリイやアルマに注目して見るのも面白い。よくまあそんなにすぐ力をつけられるなとも思うが、自分のスタイルを貫いて戦って成長する様子が応援できる。終盤は魔族を討伐できるというこの世界では異常な強さになったわけだが。

OPはfripSide。アップテンポだが割と落ち着いた印象を受けた。

個人的にはとあるのスマホゲーとコラボしてくれたので嬉しかった。ゲームでもマティアスは強い。

推しはアルマ。ボクっ子っていいよね。陽気で楽しげで元気が出る。イリスとじゃれ合ってるところも好き。

 

リアデイルの大地にて

なろう系。無双+日常系?

ゲームに取り残されるという類のやつ。ただしプレイしていた当時から200年という結構とんでもない時間がたっているのが特徴。主人公無双とぶっ飛び設定を楽しむとよい。ゲーム内に3人子供がいて戻ってきたら孫ができてるとかもうよくわからん。

戦闘の描写はほどほど。賑やかな日常がこのアニメの魅力。キャラの濃い子供たちにツッコミを入れるといういつものパターンが出てくると、あぁ事件を終えて日常に戻ってきたんだなーと感じることができる。

推しはカータツ。一番まとも。結構仕事もできる。

 

天才王子の赤字国家再生術

ライトノベル発。かなり好き。dragon好き部門ノミネート!

王子が赤字国家を売り払って国外逃亡するために赤字国家を再生する話。そもそも国同士の策のめぐらし合いみたいな話が好きなので、好みにばっちりあっていた。

このアニメの魅力は何といってもテンポ感。1話で戦いが終わり、10分で人が死に、1分で国が亡ぶ。国を取り巻く環境がコロコロ変わっていくので、それに翻弄されるウェインを見ているのが面白い。ひょうきんなキャラでありながらめちゃくちゃ頭がいい設定。策がばっちりはまる様子は痛快。

(ウェインのCVは斉藤壮馬さん。愉快で特徴的なキャラなので前後に『佐々木と宮野』を見たりするとキャラが引っ張られる。時間を空けてみるように気をつけた。)

割とアニメっぽいきれい系の画。登場人物みんな顔がいい。
戦闘の描写はドンパチやっているところというより、地図上で駒が動いているみたいな描写が多い。戦略や戦術をしっかり描写してくれるので個人的にはうれしかった。

推しはフラーニャの護衛のナナキ。褐色白髪少年。ほとんどしゃべらないけどめちゃくちゃかっこいい。

 

中国発のアニメの日本語版。結構オススメ。ファンタジーミステリー。

写真に入ることができるトキと写真の前後の世界について知ることができるヒカルが事件を解決していく。写真の中に入るということは過去に戻るということなので、条件が特殊なタイムリープものとも言えるかもしれない。

日常の些細な願い事から、結構重大な事件までいろいろ扱う。数話ごとにまとまっているのではじめはよくわからなくても見ていると次第にわかってくる。
現代の話なのでスマホで撮影した写真とかも出て来るし、実際に起こった事件とリンクしているものもあったりして、結構感情移入できる。知っている事件だったときは鳥肌が立った。かなりよくできてる。

画もセリフもそれほど違和感がない。キャラは眼がきりっとしていて手足がスラっとしている、中国アニメらしい感じ。全体的にクールな印象。

推しはリン。元気な女の子キャラ。

衝撃のラスト。これ続きあるのかな。

 

ドールズフロントライン

ゲームのアニメ化。OPかっこよさ部門ノミネート!

戦術人形が戦う。人形なだけあって同じ顔の人形が複数体出てきて戦ったりする。それぞれのキャラ名が銃の名前なので、ミリオタに刺さるかもしれない。

戦闘はバチバチの銃撃戦。いろんな火器が出てくるので戦闘にもバリエーションが生まれて見ていて飽きない。

OPの映像がとてもきれい。キャラ紹介も兼ねている。キャラが登場するときのカットインがかっこいいので見る際はそこに注目。

推しはM16A1。かっこいい。単独行動で活躍したりする、頼りになるお姉さんキャラ。

 

イロドリミドリ

ショートアニメ枠。

単位をとるためにバンドを組んでライブでの発表を目指す、日常音楽アニメ。
賑やかな日常が心地よい。

推しはなるちゃん。元気っ子。

 

来期以降続くアニメ

来期以降続くアニメを軽く振り返ります。
と言っても、今期は区切りがついた作品が多かったため、長編ものばかりが残ってます。

舞妓さんちのまかないさん

前期からの続き。ショートアニメ枠。続くと思ってなかった。

舞妓さんという普段は知ることができない世界についてちょっと知れる。
京都にいるうちに見られてよかったと思う。あー、これはきっとあそこだなーとか、祇園では日々こんなことが行われているんだなーとか、一般人には知ることのできない世界を覗けた気分になる。

なんといっても飯テロアニメ。毎回気取ることのないおうちご飯が出てくる。

漫画も読んでみたい。

推しはつる駒さん。出てくると空気が和む。

 

CUE!

新人声優のアニメ。キャストも新人声優さんという二重構造になっているためちょっとややこしい。

16人のキャラがデビューを目指して奮闘する。4人チームでそれぞれデビューしていくのかな。

描写や各キャラの掘り下げが全然足りてない!と思ってたら2クールやるらしいので安心。

推しはラジオ組の絢ちゃん。年少だけどしっかり者で好き。

 

薔薇王の葬列

バラ戦争の話。

当時の様子も相まって非常にごちゃごちゃしている。

ファンタジー的描写もありつつ戦争は当然終わらせつつ、恋愛描写もやるつもりかな?結構盛沢山。

ダークな空気間を楽しむとよい。

(実はまだ追いつけてないので後日加筆予定。)

 

デリシャスパーティ♡プリキュア

dアニメストアで配信され始め、せっかくなので見てみた。結構好きかもしれない。

食べ物という一本筋の通った世界観やメッセージ性に驚いた。プリキュアって結構学びあるアニメだったんだと認識を改めた。

一方で、楽しげな様子が印象に残っている。日常のちょっと抜けた雰囲気と、戦闘とのメリハリが心地いい。帳を下ろし始めたり、カロリーで殴り始めたりしたので戦闘シーンではだいぶ笑った。

結構テンポよく進むことにも驚いた。プリキュアってこんなに早く数が増えるんだなーと思ったり。毎年のパターンを知らないので新鮮に楽しめそう。

OP、EDも楽しい感じ。EDは個人的にとても好き。口ずさみたくなる。サビ前の「ハラペコ 全員 あつまれ」のとこからが特に好き。

推しはキュアスパイシー。クールでかわいい。王道の寒色系プリキュアなんじゃなかろうか。

日常生活でハラペコった~とか言わないように注意したい。

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

いよいよ最終決戦?突入。といってもここからがまだ長そうだが。

戦闘の合間の心温まるシーンが印象に残っている。メルルとか、マァムとか。それが見たいんだよと言いながらいつも見ている。

とはいえ戦闘も死闘感が出てきて面白味が増してきた。新装備がそれぞれビシッと決まっててよかった。

ポップが覚醒してとてもかっこよくなった。ポップのかっこよさが理解できる男になりたい。というわけで今期の推しはポップ。

プリキュアとともに放送が止まっていて残念。早く再開してほしいところ。

 

BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS

霧隠れの里編?突入。

過去出てきたキャラが出てくるのが嬉しい所。特に新・忍刀七人衆が出てきて、ちょっとワクワクした。刀とかちょっと男の子心をくすぐられるところだと思う。忘れられてなくてちょっとほっとした。

そろそろ全面対決のがっつりした戦闘シーンが見たい。

今期の推しはかぐら。こういう純粋イケメンキャラは普通に好き。

 

SHAMAN KING

シャーマンファイトがなんか途中で止まって、再開したと思ったらすぐ終わったけど、、、これどうなるんでしょうね。

設定がガンガン増えて、パワーが上がっていく。毎回言っている気がするがインフレが止まらない。そういう意味で見ていて飽きない。

あと、敵味方が入り乱れがち。昨日敵だった奴がなんか仲間になっている。ラスボスであるはずのハオすらなんか共闘し始めたのでなんだこれー?ってなってた。
気持ちの移り変わり、心の持ち様、信念みたいなものがテーマだと思うので、共闘は全然ありだとは思う。

推しはいつものごとくリゼルグ。パワー足りてない感じ出しながらしれっとついてきてるところがいい。

 

おわりに:今期のまとめと来期の話

振り返ってみても、とにかく面白いアニメが多い豊作なシーズンだったと思います。中でも、『平家物語』『明日ちゃんのセーラー服』『その着せ替え人形は恋をする』の3つは圧倒的でした。覇権は最後までこの3つで悩みました。

これはアニメの構成についての一般論なのですが、「出会って別れてまた出会う」という定番構成が光る作品が多かったなと思います。86、ヴァニタス、明日ちゃん、ビスコ、殺し愛、佐々木と宮野、ファ美肉あたりでしょうか。
こういう構成に名前とかあるのかな。知識がないので正しく表現できてるかは微妙です。映像、映画、アニメのシナリオ構成みたいなものを勉強したらもっと面白いのかなと思う今日この頃です。

今期の残りでは、『フットサルボーイズ!!!!!』は途中で見るのをやめてしまったので見た人がいたら感想を教えてほしいです。『オリエント』は時間を見つけて見たいと思っています。こちらも感想を求めています。

 

さて、来期は話題の作品や人気作の続編がたくさん来ますね!

注目は『SPY×FAMILY』。くるぞくるぞと言われていてついに来ました!
キャストもばっちりはまってそうだし期待大です。

続編もめちゃくちゃでかいタイトルばかりです!

かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』『盾の勇者の成り上がり Season2』『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 (第2期)』『キングダム 第4シリーズ』あたりですね。

特に『ラブライブ!』は前期結構好きだったので今期も期待しています。

きらら系は2作品!『まちカドまぞく 2丁目』と『RPG不動産』です。『まちカドまぞく』は1期から見て楽しみたいと思います。きらら系の波が来てるぜ。

その他に気になっているのは『パリピ孔明』『勇者、辞めます』『であいもん』『群青のファンファーレ』とかです。原作なんとなく見たことある作品とかもあるので楽しみです。

他にも皆さんのオススメがあったら是非教えてください!

 

 

振り返りは以上です!

この記事を読んでこのアニメ見てみたよ!とか、このアニメについてもっと教えて!とかがあったらぜひコメントください!とても喜びます。皆さんのオススメを教えてもらえるともっと喜びます。

皆さんのアニメライフが楽しいものになりますように。
では、また。