dragonのアニメ語り(仮)

新作アニメを大体全部見ている人の振り返りブログです

2021夏アニメ振り返り

お久しぶりです。dragonです。

最近は名作アニメを見たいなーと思って映画版の『銀河鉄道999』を見たりしてました。話と音楽と構図と演技が素晴らしかったです。次はガンダムとか見たいですね。量が膨大だけど。

気を取り直して。それでは、2021夏アニメ振り返りやっていきたいと思います!

 

今期の振り返り

今期は作品の設定や雰囲気に被りが少なく、ぶつかり合いのないラインナップだったと思います。継続している作品はどれも盛り上がってきましたね。

今期も30作品ほど視聴していました。dアニメストアで見られる限りの数といったところです。時々Netflix限定配信みたいな作品があると大変悩みます。『極主夫道』がすごく見たいと思って葛藤してます。

前期の記事で少し触れたdアニメストアのツイートですが、いつの間にかPC版でもできるようになっていました。うれしい。

さて、今回もネタバレや核心部分、結末は避けて書きますが、ネタバレを完全に防ぐことはできないので、了承の上読んでください。

dragonのオススメには○○No.1と赤字で書き加えています。オススメ作品を押さえたい方は赤字のある項目を選んで読むとよいと思います。

 

 

東京リベンジャーズ

まずは話題作から。

ヤンキーものでありながら、かっこよさに終始していないところが人気の理由だと思った。ダサくてかっこよくて暖かいストーリーになっている。暴力描写も思っていたより過激ではなく安心した。

タイムリープものとしては、現在と過去のある2時点から時間が一方的に流れていくことが特徴的。後戻りが効かないというスリルや緊張感が生まれていると思う。(時間遡行している時点で後戻りできてるじゃないかという指摘はあるかもしれない。)

初めて聞いてからもう半年になるOP『Cry Baby』だが、リズムと転調がえぐすぎて何度聞いても驚いてしまう。これ歌える人いるんだろうか。

推しは変わらず三ツ谷君。ちょくちょくいいところで出てきてドキッとした。
あと千冬もすごくかっこいい。この2人が推しという人は多いのではなかろうか。

原作でもアニメでもいいので続きが見たい!

 

転生したらスライムだった件 第2期

今年は転スラの年!今期OPかっこよさNo.1!

2期第1クールでまかれた種がしっかりと回収されている。前半の会議と後半の戦争の静と動のバランスがよく、盛り上がりも十分だったと思う。

前半は複数話にわたって会議が続く。海外では批判もあったようだが、個人的にはとても好きなパートだった。諸勢力とのゴタゴタを調整したり、策をめぐらせたりする部分は転生ものの一つの醍醐味だと思う。特に今期は国家間・魔王間のやり取りが増え、話の規模が大きくなってきたので見ごたえがあった。

戦闘シーンでは作画、特にアングルが工夫されているように感じた。1人称・2人称・3人称が使い分けられ、躍動感のある戦闘になっていたと思う。

dragonオススメポイントはOP。とくにミリム・ランガ・シオンが歩いてくるイントロ部分が画も音楽もとてもかっこいい。ストーリーと合わせて、これまでの転スラにはなかったダーク感が際立っていた。

推しはエレンとエラルド。かわいさとかっこよさを兼ね備えていてギャップに萌える。

配信されたOVAや前期の『転スラ日記』もおすすめしたい。かわいい要素や癒し要素をもっと摂取できる。
映画も作るらしい。楽しみ。

 

小林さんちのメイドラゴンS

1期とミニドラを見てから視聴。今期作画No.1!

かわいさを前面に押し出しつつ、ゆるい日常、シリアス展開、ギャグ展開等盛りだくさんな印象。「かわいさ」もアイドル的なものではなくて、ほっこりする自然と笑顔になるようなかわいさがあると思う。

この記事はあくまで感想記事なので細かな考察は有識者に譲るが、複数の対比とそれら対比の許容があると考えた。日常に入り込んだ非日常、相手を理解しようとしつつ心のどこかで理解できないと思っている諦め、心にしみるシーンとドタバタ劇、そしてこれらを両者許容する多様性ある町、みたいな構造。「いろいろな人(やドラゴン)がいるけどまあいっか」と見ている側に思わせるような力があったと思う。「ほっこりする」を噛み砕くとこんなところだろうか。

動きのある所での作画のギアの上がり方が凄まじい。しかし、個人的に注目してほしいのは動きの少ない所の作画。細かいところまで気を遣っているのがよくわかる。例えば、商店街で裏から見えている"のぼり旗"の文字が反転していたり、体格に合わせてキャラを動かしたりと、リアリティ追求のための細かな配慮を感じた。

推しはファフニールさん。筋が一本通っているけどたまに妥協する大人なところが好き。

今週の腐ったやつだ~れだ?が毎回ウィットに富んでいて好きだった。

 

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X

はめフラ第2期。

新キャラが登場しつつも1期の続きとしての要素を失っていなかったのが好印象だった。時間が流れつつも複数話でひとまとまりになっている構成のおかげで、描写が分散せず満足感が高かった。まとまりの合間合間で各キャラ漏らさずに言及するところもすごいポイント。

乙女ゲーム設定らしく、キャラクターで魅せるということが徹底されていた。無自覚に愛想振りまきまくりだったカタリナが周囲の好意を自覚していく様子が今期のポイント。仕草や表情、笑える脳内会議から心情の変化が伝わってくる。

推しはアン。いつもキリっとしていて好き。

映画化決定!映画でやんのかい。

 

キングダム 第3シリーズ

今期アツさNo.1!

中断もはさみつつだったけど無事終わってくれてよかった。
原作知ってる人はこの3期から見始めるのも全然ありだと思うくらい出来が良かったと思う。

内容的にも函谷関編と激アツなところだったので映像として見られて満足。敵味方含めそれぞれの将軍の強さと恐ろしさが際立っていたと思う。桓騎とかは今後もっと活躍するので楽しみ。

戦闘が多いのはまあそうとして、戦闘以外の部分でかなりぐっとくる部分が多かった。函谷関直前の咸陽の文官の話し合いとか、蕞の直前とか。政の演説が感動的すぎて4回くらい泣いてしまった。

函谷関をしっかりやりきって、プラスで羌瘣のところを回収し終えたのもよい構成だったと思う。

推しは桓騎。将軍の中ではよくしゃべるので。

将軍が出そろい、羌瘣も回収したところで!春から第4期放送予定!飛信隊はここからが本番なのでとても楽しみ。

 

EDENS ZERO

バチバチの殴り合いが増えてきた。そしてシキの顔つきが決意に満ち満ちた顔になってきた。もうFAIRY TAILなのよ。

仲間集めの旅をする話は最近少なくなったかも。そういう意味では懐かしいものが見られる。仲間に対してそれぞれたっぷり話数を割いていて、余裕を感じた。

終盤に情報量を増やしてきて、さも続き作りますよーみたいな感じなので期待している。

推しはハーミット。かわいい。コスプレするとことか最高だった。もっとやれ。

 

100万の命の上に俺は立っている

2020秋の続き。

惰性で見ていたが盛り上がってきてまあよかったかなという感じ。よくわからない世界観だと思っていたが、エストが繰り返されるごとに話のパターンが出てきて、全体設定が見えてきたことで引き込まれた。

話題には困らない作品だったと思う。いまだに第1クール初回のいらすとやバージョンが忘れられない。ただ奇を衒っているだけというわけではなく、パロディも含め割と完成されていたと思う。ゲームマスターの声とかセリフとかが特にツボだった。クロちゃんだったときはひっくり返った。

推しはジフォン島編のライス。かっこよかった。

 

ひぐらしのなく頃に

業に続くひぐらしの新作。最新の絵で見るひぐらしをリアタイできて本当にうれしかった。

構成は旧ひぐらしを踏襲したような形。業の解答部分+αで構成されている。そのままの雰囲気を残しながらきれいな絵で見るひぐらしは不思議な感じがした。

業で大人が続々と発症した時の絶望感がすごかったが、その背景が分かった形。不謹慎だが沙都子のパワープレイ感が出ていて面白かった。大石のとことかずるいと思う。恐怖と面白さが入り混じってぐちゃぐちゃになった。

終盤は梨花ちゃまの無理矢理ルート矯正と沙都子の無理矢理ループの異能バトルものみたいだった。他の人を巻き込んで何千年もケンカしないでほしいし、リスキルとかもやめてあげてほしい(笑)。めちゃめちゃいい話なのに面白いとかいう評価になっちゃうのよ。

いい話であることは確か。何度も言っているが見たい人は前作を見てから業・卒まで走り抜けてほしい。

今期の推しは鉄平。まるくなったなあ。

 

不滅のあなたへ

漫画原作。NHK枠。

始めはフシが成長せずもどかしさがあったが、意志を持ってからはしっくり来た。その代わり重さは増したので、相当削られた。幸せとか救いについて考えさせられる。フシは出会いと別れのサイクルをずっと繰り返して生きていくのだろうか。

フシが出会ったモノが増えるにつれて戦闘が華やかになっていく。フシもノッカーも成長していることから、ただ単に戦いが激化するだけでなく、頭を使う勝負になっていくところも見どころ。

推しだったものはハヤセ。リーンもウーパもかわいかった。

2022年秋に第2シリーズが決定している。ぜひ続きも見たいところ。

 

かげきしょうじょ!!

歌劇学校の青春もの。今期覇権!

構成がものすごく練られている。毎回に盛り上がりのポイントが用意されていて見ていて飽きない。全体の流れの中で、しっかりとキャラクターの掘り下げがあり感情移入しやすい。さらさの家の話や先輩の話まで描写していて盛沢山ながらも崩壊していなくてすごいと思った。きっと原作からカットされている部分も多いと思うが、それでもこの重厚感である。

EDは回ごとに歌っているキャラが代わる。ただしキャラだけでなく歌詞も別のものになる。それぞれのキャラに合った歌詞になっているので、各話最後まで気を抜かず見るとよい。

モデルになっている宝塚はもちろん、さらさ関連で歌舞伎に興味を持たせてくれる。あらゆるコンテンツに新規勢を取り込む試みはあってもよいと思う。ミュージカルや映画など、芸術に触れられるうちに触れといたほうがいいかもなと思った。

推しは沢田姉妹。2人で舞台に立ってる姿見たくないですか?見たいですよね?
話は山田さん関連の話が好き。

 

うらみちお兄さん

少し漫画で読んだことがあったので楽しみにしていた。今期面白さNo.1!

ダークな笑いがバンバン飛んでくる。もちろん普通の笑いも飛んでくる。声優さんのラインナップがすごくて、誰がしゃべっていても面白い。とてもずるい。

頑張る大人の虚勢と容赦のない無邪気な子供のやり取りが心に来る。これから社会に出る人にはぜひ見ていただいて、うらみちお兄さんの言葉に絶望してもらいたい。笑ってみていたけど自分もそのうち大人側として当事者になると思うと背筋が凍る。

一番好きな歌は『傘持ってないときに限って雨降るのなんで』。曲名だけでもう面白いのでずるい。本編で散々笑わせておいてクールなEDで締めくくられる。ただし歌っているのは宮野真守である。情緒おかしくなる。

推しはうたのお姉さん。やさぐれてるお姉さんをもっと見たかった。

面白要素満載なので何か一つでも引っかかったら見てほしい。

 

ぼくたちのリメイク

ラノベ原作。

自分にもありえたかもしれない姿、夢を追いかける時間を手に入れようともがく話。キラキラした(理想の)学生生活は心にぐっとくるが、夢を追いかけることの苦しさも伝えてくれる。このアニメほど高尚なことはできないけど、好きなことができるうちに好きなことをしようと思えた。

終盤にギアがぐっと上がり、見ていてどんどん面白くなっていった作品。サブタイトルにも妙がある。個人的には河瀬川に注目して見ると面白いと思う。

推しはベタだけどシノアキ。最初からかーわいいんだ。方言萌え属性はなかったけど目覚めそうになった。そりゃ古賀葵さんがやったら良いに決まってるじゃないか。シノアキが好きになった人は最後まで見てほしい。

最後に盛り上がっておいて終わってしまったので続きが気になる。

 

探偵はもう、死んでいる。

KADOKAWAが押し出してるやつ。

期待とは違ったけどまあ面白かった。ゴリゴリのミステリーかなと思っていたが、ファンタジーに近い。謎に当たる部分が異能力に一任されているところが面白さかなと思う。

ミステリアスでツンデレシエスタが好きになるという人が多いのではなかろうか。美少女を愛でることを主軸にしたアニメという見方もできる。君塚とシエスタのやり取りが老年夫婦みたいで見ていてほほえましかった。

核心に触れるのでぼかすが、「必要な描写」と「必要でない描写」の混ざり合いが見ている側に緊張感を与えたと思う。なかなか侮れない。

推しは刑事の風靡さん。君塚ではなく風靡さんこそが真の巻き込まれ体質なのではないか。

 

ピーチボーイリバーサイド

放送方法が話題になった作品。

まずは時系列シャッフル放送について言及。自分はオンエア版(時系列がシャッフルされているバージョン)で見た。時系列版を見た人の感想も聞いてみたいところ。時系列が入れ替わった構成というのは普通に存在するが、ここまでごちゃごちゃになっているとは思わなかった。盛り上がりを操作できる、この先どうなっちゃうの?という感覚を連続して持つことができるなど、面白い効果があったと思う。

何の前情報もなく見たので、タイトルの意味や話の内容に大変驚いた。昔話や古典の超解釈的作品には面白いものが多い気がする。後世まで残った話というだけあって心に残りやすいのだろうか。

推しは眼鬼。フラウ一行の中では表情が一番豊かかもしれない。感情移入もしやすそう。

こいつ何者?ていうキャラクターが多いのでぜひ続きが見たいところ。

 

迷宮ブラックカンパニー

社会に出ることを不安にさせる作品その2。結構好き。

異世界成り上がりとブラック企業を掛け合わせた作品。成り上がり方がゲスい。ギャグ要素が満載で気楽に見られるが、社会の闇について考えさせr、、、もうこの話はよそう。

展開がガタガタじゃね?と思ったが最後まで見てみるとそんなことはない。まとまりとしては完璧に近いので不安を持たずに見てほしい。

鷹の爪とのコラボがありとてもうれしかった。『迷宮ブラックカンパニー』を見ていたと思ったら『鷹の爪』を見ていた。プチパニックに陥った。

推しはランガ。男の娘はずるいじゃん。

 

月が導く異世界道中

なろう発。

監督は石平信司さん、音楽は高梨康治というログホラタッグによる作品だった。音楽はやっぱり特徴的だった。

異世界道中という名前にふさわしく、どんちゃん騒ぎの珍道中という感じが出ていてよかった。特殊エンディングが『あゝ人生に涙あり』なのは話題になったかも。旅っぽさを高めてくれる。

お勧めなのがOP『ギャンブル』。OPかっこよさ部門にノミネート。「俺は夜になんて駆けない 未来に賭ける」という歌詞にしびれた。とがってるねぇ。

推しは識。ようやく常識人枠が出てきてほっとしている。

2期をやるらしい。このまま旅を続ける感じでお願いしたい。

 

チート薬師のスローライフ異世界に作ろうドラッグストア~

なろう発のアニメとしては異色。実は結構好き。

一切の転生要素を排除していきなりスローライフが始まり、最後までずっと同じテンションで走り抜ける。転生ものとしてではなくほのぼの日常ものとして見るのがよいと思う。

薬のネーミングセンスが独特だったり、キャラクターの目がクリクリしていたり、創薬中の謎エフェクトがあったりしてかわいい。子供向けではないと思うが、どこの層に向けたアニメなんだ?世の中に疲れた人向けかな。

キャラソンのEDが頭から離れない。「用法 用量は あなたの気分次第」という歌詞が出てきてドキッとするが、しっかり聞けば「幸せというお薬の」という主語がつく。

推しはビビ。溶けるところがかわいい。

 

カノジョも彼女

マガジンのやつ。

タイトルとあらすじからしておもしろい。こちらは全員が間違った方向に全力で走っていく。誰も正しくない。ツッコミを入れながら見るのを推奨。

直也が常にまっすぐで正直でとてもいいことを言っている。ような気がするだけ。なんかいい話だなと思ったそこのあなた、騙されてますよ。なんかいい話かもと思ってしまった自分が恥ずかしい。

絵が話のコミカルさにとても合っている。この話で作画が良すぎたり、ギャグに寄りすぎたりしていたら面白さ半減だと思う。バランスよし。

推しは紫乃。一番まとも。

 

出会って5秒でバトル

漫画を少し読んだことがあった。面白さはお墨付き。

主人公に与えられた能力ゆえに、バトルの中でも頭脳戦が面白い。啓と同じ立場に立って相手の能力は何なのかを考えながら見ると面白いと思う。優利に注目して見る見方もあるかもしれない。思考が一般人的なので感情移入しやすいか。

今はまだ単なるバトルものだが、ここから先ゲームの外側の構造が分かってくるとさらに頭脳戦が加速すると思う。

推しヤン。かわいい系だけど、こういうキャラは覚醒した時ヤバいって言うのが定跡なんだよなぁ。

何らかの形で続きが見たいところ。

 

精霊幻想記

なろう発。結構好き。

よくある転生ものといった印象だが、魔法体系、タイトルにもなっている精霊について謎が多いというところが特徴的。(アニメで描写が少ないだけかもしれないが。)

その分の描写は人間関係に割かれている。加えて、サクサク進んでいくのでストレスは少ない。多くの人物と出会う中で自分の立ち位置を知っていく、リオの自分探しが序盤のテーマになっている。

推しはセリア先生。ちっちゃくてかわいい。

 

死神坊ちゃんと黒メイド

漫画発。ダメかと思ったけど結局見てしまった。思ったより良かった。

設定が強烈。触ったものを全て死に至らしめる呪いを持っているなんて、話が展開しにくそうに思えるが、クローズドな世界観なので全く問題なし。

坊ちゃんとアリスの日常がメインになっている。二人の心の距離が近づいていく様子がほほえましい。ただし触れることはできないのでなんだか寂しさも感じる不思議な感じ。

アリスの距離の近づけ方はちょっと近すぎてひやひやする。「逆セクハラ」って言わせたい/言いたいだけだろと思わなくもない。好きな人にはちょっと意地悪したくなるとかいうやつか。うらやましい。けしからん。

OPはキャラソン。時々本編中で出てくる歌も結構いい歌が揃っている。

推しはロブ。染み渡るいい声。

続編が決定しているらしい。見るかー。

 

天官賜福

中国発アニメ。「てんかんしふく」と読む。

魔道祖師に続いて放送された中国での人気アニメ。天界の神官が事件を解決していくみたいな話。魔道祖師と比べてかなりクオリティーが高かった。人にお勧めできるレベル。

ポイントは2つ。1つはセリフに違和感がなくなっていたこと。独特の言い回しや語彙は残しつつ、不自然に言葉が切れることがなかった。

もう1つは世界観や話の目的が分かりやすいこと。登場人物もそれほど多くなく、今何をしているのかが明確で把握しやすい。話にもある程度区切りがあるし、冒頭に振り返りもついているので優しかった。

中国の文化や感覚をよくわかっていればもっと面白いとは思う。十分楽しめたので必須ではないが。

BLの感覚が日本とちょっと違ってあっさりしている。BL要素はほとんどないのでBLと断じて見ないのはもったいない。

推しは南風。扶揺とあわせてイケメン従者2人が主役に花を添えていた。

 

D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION

ゲームと同時展開中のアニメ。

現実と交差する夢の世界で戦う。ダークファンタジー的なやつ。全体的に暗い世界観だがそれがかっこよさになっている。

3DCGのバトルシーンが見どころ。各キャラクターごとに持っている武器が違うのでいろいろな動きが楽しめる。ほとんど近距離武器なのにジェシカだけ機関銃を乱射している。と思ったら杖を持って魔法で遠距離からチクチクやってるやつも出てきたのでなんかもう諦めた。

ゲーム版のストーリー噛み合いがありつつ(ゲームは見てないけどたぶんそうっぽい)、アニメだけで十分完結しているところも好印象。世界観が好きな人はゲームもやったら楽しめそう。

推しは愛莉。ナックルナイフ(武器の名前は調べた)と装飾の羽と黒髪が戦闘中にふわりと舞ってる様がかっこいい。
あとはトリスの存在に終始突っ込みながら見てた。こいつ役に立ったか?まあ、うん。役に立ってるかも。

 

RE-MAIN(リメイン)

アニオリ枠。水球のアニメ。

主人公の記憶喪失から話がスタートする。これだけ見ればありきたりだが、その後も記憶をうまいこと使って話を構成している。

ただの青春ものというわけでもない。戦いに向け一致団結して、、、みたいなのは青春感満載だが、途中からがらっと性質が変わる。詳しく言えないのが悔しい所。

最後にタイトルを含め振り返ってみると、このタイトルの必然性、水球である必要性があったなと思う。伏線というほど簡単なものではなくて、ストーリーがよくできている。

推しは牛窓君。磨けば美形。

 

Sonny Boy

アニオリ。気になったので一気見した。評価高い。

とても不思議なアニメ。そして難解。話としてはもとの世界に戻るという筋が通っているが、世界観がまーじでわからん。自分もなんとなくこんな感じ?という理解度だった。一気見しないと忘れそうなので、リアタイじゃなくてよかったかなと思った。

(世界観については置いておくとして)不確かな世界に対して試行錯誤する若者の姿が見られる。世界や周りの人に対する心持ちの変化を楽しむのがいいと思う。話の収束点は、この心情の変化がポイントになっていると思う。

推しはラジダニ。ずっといいやつだったし、こいつだけは全てを理解している(と思う)。

 

ラブライブ!スーパースター!!

ラブライブの新しいやつ!

友人曰くラブライブの中ではスタンダードな感じだったらしい。虹と比較して人数が少ない分それぞれをしっかりと描写していてよかった。(虹はあれはあれで結構好き。)特にすみれ関連の話が好きだった。共感できて一番感動した。終始グソクムシ呼ばわりされててそれでいいんかって感じだったけど。

初見の印象ではかのんの歌が上手い設定でその設定重くないか?と思ったけど普通に上手かった。終盤ゾクッと来た。

あとは、絵が全体時にやわらかいというか、もちっとしているというか、かわいらしい感じでまとまっていてよかった。

推しは千砂都。かのんへの信頼感(圧力)がちょっと面白かった。ダンス練習してる時の衣装がかわいい!絵がもちっとしてるという表現は謎の真ん丸押しに引っ張られたところもある。

まあ2期やりそうなので期待している。

 

 

来期以降続くアニメ

来期以降続くアニメを軽めに振り返ります。長い作品は盛り上がってきましたね。

 

ヴァニタスの手記

吸血鬼の話。

おしゃれな感じでまとめられている。妖艶で大人な雰囲気。

背景がとにかく素晴らしい。パリの街並みや建物の内部が細密に描かれている。特に感動したのはOP。個人的にはOPに出てくる『ナポレオンの戴冠』がすごいと思った。

話はまだまだ謎な部分が多い。これからに期待。

推しはジャンヌ。エロい。

 

SCARLET NEXUS

バンナムが押し出している作品。ゲームと同時展開。

バンナムはダークヒーローみたいなものを作りたいらしい。確かにきな臭い展開の中で、気持ち悪い怪異と戦うフードを被ったキャラたちがかっこいい。顔を隠して戦うのは割と革命的かも。仮面ライダー的な?

推しはルカ・トラヴァース。ちっちゃくてかっこいい。

 

アイドリッシュセブン Third BEAT!

今期ストーリーNo.1!

友人に勧められて1期から見た。正直舐めていたがものすごく面白かった。今期に限らず時間がある人には常にお勧めしたいくらい。もっと早く見ればよかった!

設定とストーリーが本当によくできている。計算しつくされているという印象。各キャラクターらしさみたいなものを出しつつ、衣装に音楽記号がついているなどの小ネタも潜んでいる。原作となっているゲームのストーリーからの小ネタもあるそうで。

推しは三月君。かわいくてかっこいい。元気なムードメーカーてやっぱり必要。
後は年長組が飲酒してるところが好き。

ゲームのストーリーは現在第5期分くらいまであるそうなのでまだまだ息の長いアニメになりそう。豆腐メンタルなアイドルをあなたも一緒に見守りませんか?

 

白い砂のアクアトープ

今期癒され度No.1!

絵がきれーーーい!海とかキラキラしている。夏に放送することに意味があると思うので、タイミングばっちり。沖縄行きてーーーーー!!!

話も尊さ、美しさを感じる。若者の葛藤や決意とかがまぶしい。個人的には夏凛と空也が年長者で見守る立場でありながら、心の中にアツいものを持っていて感動した。

沖縄に対する敬意も忘れていない。方言だったりキジムナーだったり、細かいところで心が温まる。

推しはうどんちゃん。元気っ子。かわいい。

 

 

SHAMAN KING

こちらは力がインフレを起こしてきた。まだ2クールだけどここから先大丈夫かね。

世界各国の霊的世界の雰囲気を体感できる作品でもある。よくそんなところ出してくるな、良く調べられてるなって印象。

大御所声優さんの力もあってか安定感を感じる。有名な作品なのでこれからも見続けたい。

推しはリゼルグ。ペンデュラムで戦うのがかっこいい。

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

見始めてもう1年になるらしい。最近1周年記念特番みたいなのやってた。

今期はパーティそろい踏みでの戦いが始まった。ヒュンケルとクロコダインと共闘するのかっこよすぎる。

今期の推しはノヴァ。無条件で岡本信彦さんのキャラを好きになってしまう。

 

BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS

いよいよ佳境を迎えた。

所々でNARUTOの伝統が生きているのがうれしいポイント。ボルトの額当てとか、果心居士の話とか。(ところで果心居士について調べたら、室町時代にいたと言われる仙人から名前をとったらしい。知らなかった。)

ナルトとサスケが勝てなかったらもう誰も勝てないじゃん。やべえよ。

今期の推しはサイ。ちょくちょく活躍してる。

 

おわりに:今期の総括と来期の話

今期はお勧めがつけにくかったです。好みが分かれるんじゃないでしょうか。
最初にも述べた通り様々な系統のアニメが乱立していたので、1つくらいは好みに合うのがあると思います。

 

さて、来期ですが『86』と『無職転生』の第2クールは外すことができないと思います!

『86』はものすごい重厚感と作画で続きが気になるところでした。なかなか削られる話だったので今から覚悟を決めたいと思います。

無職転生』は原作通りの完璧な映像化でした。アニメの歴史に残るくらいすごいと思ってます!これからが面白い所なのでぜひ追いついて見てほしいです。

他に気になるところは『月とライカと吸血姫』、『takt op.Destiny』、『先輩がうざい後輩の話』、『SELECTION PROJECT』、『キミとフィットボクシング』あたりですかね。『キミとフィットボクシング』って何事ですか?

大きなところを忘れていました。鬼滅の刃』は見ます。過熱気味ですが絶対面白いですよね。沢城みゆきさんの堕姫が楽しみです。

dアニメストアでは見られなさそうですが『海賊王女』は面白そうだと思ってます。『ブルーピリオド』は原作を少し読みましたがどう映像化するのか楽しみです。こちらも見られるか微妙ですが、、、『王様ランキング』も原作知ってるので映像化されてうれしいです。

結城友奈は勇者である -大満開の章-』は追いついて見ると宣言しておきます。ポケモンもサボってたので追いつけたらいいな。

 

来期への期待があふれてしまいました。ものすごく楽しみです。
他にもおすすめがあったら教えてください!

 

記事の内容は以上です!
この記事を読んで、このアニメ見たよ!とかこのアニメについて語りたい!とかがあったら是非教えてください!アニメを語れる人は希少なのでめちゃめちゃ喜びます。皆さんのアニメライフが楽しいものになりますように。

それでは。また。